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金正恩、習近平をまったく気にせず

2016年01月12日 15時05分14秒 | 日記
今年最初は、北朝鮮の核実験に関する「BBC中文」の記事からです。敬称が無いのは原文にに従いました。

『英国メディア:"腕白小僧"金正恩 まったく“習近平”を気にせず(英媒:"顽童"金正恩根本不在乎“习大大”)』

2016年1月7日



「木曜日(1月7日)英国の新聞各社は挙って社説を発表し、朝鮮が今回、水素爆弾の実験に“成功”と発表した後の中国の反応に注目した。

・《The Times》は、“荒れる金角(狂野金)”と題する社説で、国際社会に対して丁寧に朝鮮の核問題に対処するよう促した。“朝鮮は現在、一段と核爆弾の開発に努めており、あらゆる人々を脅かしている。”、と。

社説には、水曜日“中国とロシアが、共に朝鮮の核実験に対して激怒し非難したが、しかし、平襄当局の今回の動機がまったく分からないために、国際社会の反応はますます複雑なものとなっている。”、と。

当該社説は、朝鮮の対外貿易のほとんど全ては中国と韓国を通過しており、“それゆえ、北京は率先して平襄に対して経済的な圧力を施すべきだ。”、と考えている。

・“先は幾ばくもあるまい”

“中国は一貫して、進んで金正恩を苦境に追い込むような事はしない。中国は、朝鮮が突然崩壊し数百万の難民が国境になだれ込むようになる事を恐れ、更に、韓国が統一を推進する過程で、米国の周辺国家への影響力が上昇する事を恐れているからだ。”、と。

文章の最後に、朝鮮の政権は既に非常に脆弱で、あらゆる人々にもたらす危険は次第に大きくなっている、と主張している。“金正恩に、彼が既に先が幾ばくもない事を、知らせなければならない。”、と。

・《Financial Times》の社説の主張:中国と米国は協力して平襄の核の脅威を解決すべきだ

社説は、現在、世界最大の脅威に言及すれば、朝鮮はその一つに数えられる、と考えている。“この脅威はつとに知られているので、この政権が再び核実験をして論証とする必要は無い。“、と。


中国外交部報道官 華春瑩は6日、北京は事前に朝鮮が水爆実験を行う事を知らなかった、中国側は決然として朝鮮の行動に反対し、並びに、国際社会と共に、朝鮮半島の非核化を推し進める、と発表した。

“過去20数年、米国と国際社会はアメとムチの方法を試み、平襄が自己の核の野心を押さえるよう説得してきた。”

“現在、ワシントンと北京は、朝鮮問題上の共同の利益を考えると共に、互いに協力すべきである事を認識すべきだ。アジア太平洋地域で、この二つの大国には多くの相違があるが、しかし、平襄からの脅威によって、中米は共に危険にさらされている。”、と。

・《The Guardian》の分析記事は、中国の今回の核実験に対する態度は、最も重要であると考えている。“もし、中国が何もしなければ、誰が行動を取るのかまったく分からなくなる。”、と。

分析では、中国の平襄に対する影響力は、実質上けっして一般的に想像されているように大きくはない、と述べている。“ひよっとすると、最高指導者と自認しながら小さな子供のような金正恩は、まったく習近平の指図を気にしていないのかも知れない。”、と。

分析は、朝鮮の崩壊がもたらす難民問題と、米韓に取って代わられる事を恐れているために、中国は朝鮮と断交はできない、と考えている。“しかし、真に問題を解決する必要があるのなら、方法はやはり多い。オプションリストには、中国の朝鮮に対する一層厳しい制裁・援助停止・投資と協力の項目等が含まれる。”、と。

《The Guardian》の社説の文章“金正恩と水素爆弾:中国の難題”では、“中国が金正恩を制御する能力は、恐らく彼の今回の核実験の企てと同様、明確にはできない。”と考えている。

“中国の朝鮮に対する影響力がどれ程大きくとも、あらゆる実行すべき方法の中で唯一はっきりしている事がある。中国は大急ぎで、強力で・責任のある決断を引き出し、聯合国の枠組みのもと、経済の力を通して、危険性が継続して拡大するのを阻止すべきだ、という事だ。”

・米国の国際秩序

《Financial Times》は木曜日に、中国前駐英大使・中国全国人大外事委員会主任委員 傅瑩(ふえい)の署名入りの文章“米国の国際秩序はもう適用しない”を掲載した。

“米国主導の西方を中心とする戦後の国際秩序は、人類の進歩と経済の成長に対して、偉大な貢献を果たした。しかし、これらの貢献は全て過ぎ去り、最近の国際秩序は、大人になってもまだ子供服を着ているようなもので、変化に適してはいない。”

“我々は巨大な国内の挑戦を解決しなければならず、中国は世界の覇権を目指すつもりはない。中国は、未来の世界のなすべき仕事は、必ず各国と共に対応すべきであると堅く信じている。中国は米国と安定した・建設性に富んだ関係を維持し続けるべきであり、同時に、国力と地位に応じた、更に大きな国際的責任を引き受けなければならない。”

“国際的責任は、既に我々が予想する前に、中国人の肩に突き落とされており、我々は更に具体的に:如何に他の国家の懸念を取り除き、ウィンウィンを実現させるか、を考えなければならない。”、と。(「BBC中文」『英国メディア:"腕白小僧"金正恩 まったく“習近平”を気にせず(英媒:"顽童"金正恩根本不在乎“习大大”)』2016年1月7日)

ひょっとして、中国の経済状態が悪い事も考慮して、今回の実験に及んだのでしょうか?北朝鮮が、中国の足下を見ながら実験をしているとすると、ミサイルができるまで、或いは、米国の武力に追いつくまで、実験を止めるこ事はありませんし、国際社会も止めさせることは出来ないでしょう。

日本での報道では、金正恩氏と並んでいることで、中国序列五位の劉雲山氏に注目が集まっています。劉雲山氏は、江沢民派の李長春氏の後を継いで中央政治局常務委員に選出された人物で、周永康の後を継いで北朝鮮との交渉に当たっているようです。劉雲山は江沢民派の人物と言えます。すると、現在は習近平とは対立する立場に置かれている人物が、北との交渉に当たっている事になります。中国外交部の華春瑩(かしゅんえい)副報道局長が、いくら北を非難したところで、制裁は甘い物となる可能性が高いですし、実は国際社会もそう考えているのではないでしょうか。そうであるならば、日本は憲法を改正して、半島の核武装に備えるべきだと思います。

それにしても、上記の記事を読むと、英国が中国に接近している理由が、なんとなく分かります。新春早々、サーキットブレーカーとか核実験とか、今年一年どうなりますことやら。

次回は、地滑り事件に戻ります。