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丹羽大使更迭は不可避(尖閣篇)

2012年06月14日 00時29分42秒 | 日記
七日、丹羽宇一郎中国大使が

英紙「フィナンシャル・タイムズ」の取材に対して、

都が尖閣諸島を購入すれば

「日中関係は極めて重大な危機に陥る」と語り、

「一九七二年の国交正常化以降達成してきた進展を

危険にさらしかねない」

と述べました。


この発言を聞いて、

私は、一つ、謎が解けたような気がしました。


丹羽宇一郎氏が駐中国大使に就任したのは、

平成二十二年(2010年)六月十七日です。


就任後間もない九月七日に、

尖閣諸島付近で違法操業中の中国漁船と、

日本の海上保安庁との間で衝突事件が発生し、

日本は船長及び船員を逮捕しました。


これに対して中国側は、

最初は事務次官が、

次は外交部副部長が、

次は外交部部長が、

次は外務大臣が、

五回目は真夜中に

戴秉国(たいへいこく、外相級)氏が丹羽大使を呼びつけました。


そもそも、日本側は法に従って違法操業中の漁船を逮捕しただけですし、

中国側も、納得しているかどうかは分かりませんが、

その様な日本側の主張は知っているはずです。


いきなり戴秉国氏が丹羽氏と会見して、

丹羽氏が戴秉国氏の要求をぴしゃりと退ければ、

戴秉国氏に傷がつきます。

逆に、丹羽氏がぞんざいに扱われても従順であれば、

日本を手懐けたと言う事で戴秉国氏の手柄になります。


中国側の、

事務官、外交部、外務大臣、

或いは、真夜中に呼びつける、

というような順を追った呼び出し方は、

日本側の様子を窺っていた可能性が濃厚です。


毅然とした態度で臨まなければならない時に、

特命全権大使でありながら、

呼び出されれば、ほいほい出て行く。

それだけで、侮りを招く恐れがあります。

万が一(と言っても今回の事で、その可能性は濃厚になったわけですが)

中国側におもねって、

「日中関係は極めて重大な危機に陥る」とか、

「一九七二年の国交正常化以降達成してきた進展を危険にさらしかねない」

などと言っていたとすれば、

その後の、

レアアースの輸出禁止や、

フジタの社員の拉致、

中国での日本人学校への嫌がらせ等々、

中国側の常軌を逸した傲岸不遜な態度の原因は、

丹羽大使が作った事になります。


まあ、それが杞憂に過ぎなくとも、

少なくとも、

尖閣事件という、日中間での外交が問われる場で、

丹羽大使は、大使として機能していないように見えました。


海上保安庁の正当な行動に対して、

那覇地方検察庁が船長を処分保留で釈放し、

夜中に中国のチャーター機で送還されるという誤った幕引きの責任は、

当然、中国大使にもあるはずですから、

事件後、

仙谷官房長官と馬淵国交相が辞任しましたが、

丹羽宇一郎氏も、この時、中国大使を辞めるべきではなかったかと思っています。


『日米同盟VS中国・北朝鮮』の「丹羽中国大使に込めたメッセージ」の中でも、

「アーミテージ そういえば、日本はビジネスマンである丹羽宇一郎氏を新しい駐中国大使として

        北京に派遣しましたね。この人事を私流に解釈させてもらえれば、

        日本は中国に対して

       「経済問題だけに関心があります」というメッセージを送っているように思えます。 

        
        もちろん、そうしたメッセージは正しいものではありません。

 春原     丹羽大使人事は岡田克也前外相の肝いり人事だった、

        と日本では解釈されています。

        「脱官僚」人事の一環として、民間の大物財界人を起用するという意味です。

 アーミテージ 知っています。

        私が言わんとしているのは、中国がこの人事をどのように解釈するかということです。

        「日本は政治にも安保にも関心はなく、ただ、経済だけを気にかけている」

        という風に読み取るということです。

        まあ、日米両国が中国の国内経済成長に依存している

        ということは事実ではあるのですが…」

と書かれています。

私は、アーミテージの意見は当然と思います。


因みに、米国の人事ですが、

駐中国大使は、Gary Faye Locke 中国名 駱家輝という、

一九九七年から二○○五年まで、

中国系米国人として史上初めてワシントン州知事を務めた人物です。


政治・経済・軍略等々、

米国にとっても中国は重要ですので、

中国通であり、外交にも長けた人選をしたのでしょう。

これに比べて、

日本側は、

思慮に欠ける人事であると言わざるを得ません。

国益を考えれば

丹羽大使は、即刻更迭すべきです。


今日の「産経新聞」電子版の報道です。

『「丹羽大使、堂々更迭すべき」 たちあがれ・平沼代表』

2012/06/13 17:41

「たちあがれ日本の平沼赳夫代表は13日の記者会見で、

東京都による尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入を批判した丹羽宇一郎駐中国大使に対し

「国益を損なうような発言だ。堂々と更迭すべきだ」と述べた。

玄葉光一郎外相が丹羽大使を口頭注意としたことにも

気にくわない。

大使の発言を『個人的見解』という形で逃げを打つ政府のやり方は疑問だ」と批判した。」

記事はここまでです。


明日は、外交篇です。

戦前の日本 昭和初期のカラー映像 2/5.avi