社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

有機農法と虫

2007年05月12日 | 日常生活




水菜が安かったのでシーザーサラダにして食べようと買ってきました。食べやすい大きさに切り分け盛りつけて、ドレッシングをかけようと思ったら何かが動いています。(写真は駆除済み)

体長5cmぐらいのナメクジでした。ギャー!あらゆる生き物の中でもボクが最も苦手とするのがこのナメクジです。毛虫やゴキブリなら叩き潰すのは雑作もないことですが、ナメクジは何かが違う。ゴキブリのような敏捷性はないし、ハチのような攻撃性もないくせに、奴らはのっけから戦闘意欲をなくさせる何かを持っています。

三すくみの中になぜナメクジが入っているのか疑問に思われる方もいらっしゃるでしょうが、ボクにとっちゃヘビよりもカエルよりも寒気を覚える恐怖の生物なのでそれもむべなるかな。

ナメクジは分類的には軟体動物門の腹足綱なのでアワビやサザエと同じ仲間です。どうです、もうアワビ食べられませんか?たとえエスカルゴが食用カタツムリであって、どんなに清潔な環境で飼育されていてもボクはアレを食べることはできません。

習慣って恐ろしいもので、シャコだって陸上をカサカサ歩いていればただの虫扱いの下手物だったろうし、カタツムリだって海に生息していれば日本ではサザエ扱いされていたでしょう。

さて、問題の水菜withナメクジです。これは袋を見てはじめて分かったのですが、堺の泉州地方においてエコ農法で栽培されていた作物ということでした。「大阪府認定、化学肥料や農薬を通常の半分に抑えてます」と書かれてあって、そりゃ有機栽培に近けりゃナメクジもよってくるわなと納得しました。

農家の人も消費者にとって善かれと思ってわざわざ手間ひまのかかる農法で作ってくれてるのだから、ナメクジの件はスーパーには報告しないでおこうと思います。農家の人がナーバスになって、ナメクジがつかないように農薬漬けの農法に切り替えられたら、結局消費者が困りますもんね。





とは言うものの、カタツムリやらナメクジには広東住血線虫という恐ろしい寄生虫が寄生しているので、生食のサラダはやめてチゲにしていただきました。

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