社会人学生の遅れてきた学習意欲

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二胡練習してみた

2007年04月21日 | 日常生活




二胡の練習をしました。大学に行くために通っていたレッスンを辞めはしたものの、二胡に対する執着はまだ残っているようで、いじっているとあっという間に時間が経ちます。

ここでちょいとばかし二胡の解説を。二胡の「胡」の訓読を「えびす」と読むことから分かるように、その起源はペルシャと言われています。ペルシャ発祥の弦楽器が東に渡って中国の二胡・モンゴルの馬頭琴になり、西へ渡ってバイオリンになったと現代二胡の名手ウェイウェイウーが言ってました。





弦は2本しかなく、内弦をDに外弦をAに調弦します。二胡の楽譜は「C=ド」の固定ド式ではなく移動ド式で読むので、最も基本的なD調ではDの音(内弦解放弦)をドとみなします。この点、変にピアノなどの経験のある人よりも楽器ド素人の方が有利なおもしろい楽器です。

二胡はギターのようなフレットが無く、弦と棹が離れているので宙ぶらりんの状態で弾き続けます。また弦の本数がバイオリンの半分しかないので、高音を出すために左手のポジションを頻繁に変える必要があります。

なので余程音階に注意しないとどんどん音が狂って、微分音まみれになってしまう危険性と常に隣り合わせのスリリングな楽器です。逆説的に言えば、だからこそ微妙な表現が可能な楽器とも言えるわけで、造り自体は非常に単純ですが無限の可能性を秘めているとボクは思います。

森山直太朗のさくら(独唱)などを練習。最近になってやっとまともな音が出始めたかな?という感じです。

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