社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

中国江南紀行4日目―アトラクションとしての高速鉄道

2011年04月10日 | 2010中国江南紀行




11/07 日曜日 中国4日目
滞在地:上海→大阪





朝の上海老街です。ゴミ収集のリヤカーが走り回っています。





8:30
地下鉄2号線で南京西路站降りてすぐのところにある王家沙に来ました。王家沙は上海でも名の知れた点心レストランで、イートインでも食べられますし、持ち帰り用のものも売っています。食券売り場で食べたいものを注文し、半券を給仕係に渡して供されるのを待つ、という段取りです。店員さんは非常に感じが良い人でした。





蟹粉小籠を2蒸籠、20元(=250円)。カニのほぐした身の入った小籠包です。カニ入りということで、普通の小籠包よりかはお高めの価格設定です。一つ一つが大きめですので見た目よりはボリューム感があります。日曜日でも朝っぱらから点心がいただけるのは很好!





腹ごなしを済ませてまたまた地下鉄2号線に乗り、今度は龍陽路站にやってきました。ここ龍陽路站から上海リニア(上海磁浮)が浦東国際空港までを直通で結んでおり、駅間30kmの距離をわずか7分で走り抜けます。2010年の春からは地下鉄2号線でも浦東国際空港まで直通で行けるので、今となっては上海リニアに乗ることは、わずかな時短と想い出作り以上の意味はないと思います。





チケットは50元(=600円)。遊園地のアトラクションと思えばそんなに高いとは思えません。





站台はこんな感じでやや薄暗いです。余計なものがごちゃごちゃ置かれていなくてスッキリしています。





車内の座席配置は3列シートが向かい合わせになった6人掛けのボックスが左右に配置されています。座席の背もたれは固定式なので、満席の場合は乗客の半数は進行方向と逆向きに座ることを余儀なくされます。





最高速度430km/hの瞬間です。300km/hを超えたあたりから横方向の振動の周期が短く、振幅が大きくなり、ガタガタガタガタと不気味な音を立て始めるので不安になってきます。





430km/hの車窓の風景はこんな感じです。これだけ乗り心地が悪いと10分以上の乗車は精神衛生上よろしくないです。乗車時間7分はギリギリOK。





あっと言う間に浦東国際空港站に着きました。





車両先頭の赤い血糊はバードストライクによるものと思われます。





浦東国際空港2号航站楼です。こんなに立派な空港を作るだけの円借款を行う余裕があったんなら、国内の空港の統廃合に力を入れてほしかったもんですわ。

預け荷物の中にコロンの瓶を入れていたのがスキャニングされて別室送りになってしまいました。開封検査で可燃物でないことを確認の後、再度梱包して放免となりました。





スターアライアンス系の共用ラウンジは芋洗い状態でした。朝から霧が立ちこめているせいで、午前の出発便が昼過ぎにずれ込んできているからということでした。よって写真無し。





NH156便。定刻では12:30発でしたが、霧が発生したみたいで搭乗してから1時間ぐらい待ちぼうけを喰らいました。





CAが気を利かせて手元モニターを出してくれました。コレのおかげでいつとも知れぬ離陸の待機が苦にはなりませんでした。





帰りの便は日本酒にしてみました。秋田のお酒、純米大吟醸「天巧」。精米歩合40%だそうです。ぷわぁ~っと立ち上る香りがたまりません。





まつたけご飯と魚の炊き合わせ、お刺身と手まり寿司。日系エアラインお決まりの「そば」がないのがGoodです。





九州上空あたりと思われます。





ただいま~。
これにて中国江南紀行2010は終わりです。