02/24 水曜日 メルコスール8日目(ブラジル)
滞在地:フォスドイグアス(ブラジル)
縮尺の小さい詳細地図がこちらです。南側に川がヘアピンカーブを描いているところが、あのイグアスの滝です。
ホテルで朝ご飯を食べて近距離バスターミナルからイグアスの滝へ向かいます。普通の路線バスの行き先が滝なだけなので、途中無数にある停留所で地元っ子が乗って降りてを繰り返すため、距離が短い割に時間がかかります。
イグアス国立公園着。バスに乗っている間に雨が降ってきました。
バスから降りるや否やカッパ売りが怒濤の勢いで接近してきます。濡れるの覚悟で来たものの、もしものためにカッパを購入しておきます。BRL 5(=250円)。
チケット売り場でチケットを買う際、ヤケにフレンドリーに「どこから来たの?」と聞かれるので、さすが世界的観光地は違うなと思ったら、実は来場者の国籍によって入場券の価格が違うため、フィルタリングをしているだけなのでした。
ブラジル人:BRL 22
メルコスールのいずれか:BRL 31
その他外国人:BRL 37(=1,850円)
もちろん日本人はその他外国人に該当します、高っ!
園内の敷地は広大なためこのような2階建ての大型バスに乗って移動します。2階はオープンエアになっているので見晴らしがよく人気です。しかし今日はあいにくの雨…
2階はこんな感じです。フロントガラスのモヤモヤ具合で雨の強さを感じてください。
3つ目の駅でバスを降りれば滝の全景を見ながらのトレッキングコースのスタート地点です。降りてすぐにハナグマが迎えてくれます。このハナグマ、パッと見はかわいいのですが、ゴミは漁るわエサの取り合いで必死だわで、ほのぼの感は皆無です。そのツラを正面から見据えれば、その名の通り鼻がミョーっと前に伸びていて、見ようによっては笑福亭笑瓶にも見えてきます。
下流の方の滝。
ちょっと前に進んでもう1枚。
ブラジル側イグアスの滝の一番の見どころ、滝の奥に続くブリッジです。
ブリッジ入り口付近から。
ブリッジの奥の奥から撮るとこんな感じです。滝の方から絶えず飛び散ってくる細かい水滴が横方向に吹き付けるので、レンズに水滴が付着して写真がモヤモヤになってしまいました。
ブリッジの奥の奥はこんな風になっています。20人ぐらいしか入れない狭さですが、そのあまりの水飛沫の強烈さにみんなすぐ退散するので込み合うといったことはありません。ボクはここで5分以上粘ったところ、頭から足の先まですっかりビチョビチョになってしまい、もはやカッパは用をなしていませんでした。
滝の真下から撮るとこんな感じです。
それをやや引き気味で撮ったのがこれです。展望台の人間の大きさを基準にすると滝の大きさが感じられるでしょうか。
展望台の上から滝を見るとこんな感じです。
高解像度でもう1枚。
滝自体は十分に堪能したので、今度はボートツアーに参加しようと公園から一旦出てツアーデスクに行くと「予約せずに飛び込みで参加できますよ」とのこと。入場券を持って再入場しようとすると係員に止められました。再入場にはチケット購入時のレシートが必要だそうです。提示して入場。
バスを2つ目の駅で降りてMacuco Safariツアーに申し込みをします、BRL 140(=7,000円)高っ!!ブラジルって観光客の足下見過ぎでっせ…
Macuco Safariとはこのような車に乗ってジャングル内を移動した後、10分程度のトレッキングがてらボート乗り場に向かい、ボートに乗って滝の下に突入する一連のツアーのことです。チリの団体ツアーに混じって参加することになりました。
これが滝の下に突入するゴムボートです。30人乗りぐらいの比較的大型のものです。
結構なスピードでゴムボートは進みます。
電池の残量がわずかしかなかったのでコマ切れ動画になってしまいました。見にくくてすいません。落ちてくる水の量が半端じゃなく目を開けてられなかったので、何がなんやら分からんまま終わってしまいました。滝の凄まじさは伝わってるでしょうか。
ボートツアー終了後、バギーに乗ってバス停留所まで戻る老夫婦が話しかけてきました。ウルグアイのモンテビデオから来たとのこと。来週モンテビデオに行くことを伝えると「3月1日は新大統領の就任祭りがあるよ」と言っていました。大統領の就任祭りというのが謎です。
フォスドイグアス市街に戻ってきて晩ご飯にレストランでミックスピザ(ホール)を食べました。レストランのテレビでは明日の天気予報をやっていて、明日もどうやら雨のようでした。予定ではアルゼンチン側の滝を訪れることにしていましたが、またまた天気が悪い中行っても仕方ないので、明日は直でパラグアイに出国することにします。