同じスペイン語クラスの子たちの何人かは今頃スペインを旅していることと思われます、いいなぁ旅行。こちらは日々会社と家との往復です。仕事があるのはとても良いことなんだけどたまには現実逃避したいなぁ、ということで今日はゲームをして現実から逃れていました。
ボードゲームの名作、桃太郎電鉄のUSAバージョンです。普通の桃鉄では日本を舞台にしていますが、このゲームはその名の通りアメリカ合衆国を舞台とした桃鉄になっています。
まず目的地をこのようにルーレットで決めます。当たり前のことですが選択候補はアメリカの地名ばかりです。そのどれもが聞いたことはあってもどこにあるのか分からないものばかりです。まずはサイコロをふってひたすら矢印の方を目指して走っていくと…
目的地カンザスシティに到着です。このゲームの素晴らしいところは「カンザスシティは名前からカンザス州の都市と思われがちですが、実際のところ市のほとんどは隣のミズーリ州側に位置しています」なんていう知識を遊びながら学ぶことができるところです。
それぞれの駅ではこのようなアイテム(物件という)を買うことができます。物件にはその地方の特産品を冠したものが多く扱われ、この例ではカンザスシティのソーセージ工場ということでソーセージが有名ということが分かるんですね。
その他の目的地例:サンディエゴ→トップガンの舞台になった基地の街なので海兵隊のイラスト
アンカレッジ→言わずと知れたアラスカの都市、見るからに寒そう
シアトル→日本人としてはマリナーズのイメージが強いが、スターバックス・シアトルズベスト・タリーズなどメジャーコーヒーチェーン本拠の街
そして我らがメキシコシティ!なぜこのゲームを当ブログで紹介したかと言いますと、タイトルでUSAと名乗ってはいるけどもカナダ+中米諸国も地図に入っているのです。
メキシコシティ・グァダラハラ・アカプルコ・チワワ・ティファナ・カンクン・グァテマラシティ・サンサルバドル・テグシガルパ・パナマ・キューバ・ハイチ・ドミニカ・プエルトリコなどが目的地や物件駅として登場します。桃鉄で中米を旅行した気になるために遊んでいるんです。
メキシコシティの物件まん中辺りにある「プロレス団体」というのは、言わずもがなルチャリブレのことでしょう。この物件を購入すると不定期に最強ルチャドール決定戦が開催され、自分の団体のルチャドールが優勝するといろいろオイシイことがあるというわけです。
最強ルチャドール決定戦のようす。しかし「ザ・グレート・フヌケ」って…
優勝するとこんな感じです。
3時間ほど遊んだだけでニューオーリンズとデンバーとシカゴの位置ぐらいは覚えてしまいました。恐るべし桃鉄USA。ゆとり教育に桃鉄を導入したらどうですかねぇ?教育委員会の皆さん。