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wiwiw(ウィウィ)旬便り :休業者能力アップ支援~ワーク・ライフ・バランス ダイバーシティ 女性活躍~

経営パフォーマンスに資するワーク・ライフ・バランス、ダイバーシティ、女性活躍に関する情報を提供します。

★「第6回ワーク・ライフ・バランス大賞」の募集を開始★/日本生産性本部

2012年07月09日 | 参考記事

おはようございます。wiwiwの寺西です。
7月に入り、暑くむしむしとした日が続いていますがいかがおすごしでしょうか?
本日・明日は、東京浅草寺で「ほおずき市」が開催されます。
参拝すると、功徳が得られるとか? 夏の風物詩のひとつですので、お時間があればお仕事帰りに寄られてみてはいかがでしょうか!?

さて、日本生産性本部が、第6回 「ワーク・ライフ・バランス大賞」の募集を開始しました。
今年も、企業・自治体・労働組合など各界の先進的・独創的な取り組みを表彰します。同時にWLB推進のための「標語」も募集します。
(詳細は、http://www.jisedai.net/wlbtaishou/bosyu/index.php

応募の締め切りは9月18日、表彰式は11月15日の「ワーク・ライフ・バランス・コンファレス」にて行います。
(ワーク・ライフ・バランス・コンファレンス) http://www.jisedai.net/wlbtaishou/wlbconference/wlbc2012.php

 ご参考として、第5回の大賞は
 ◎ 日本アイ・ビー・エム株式会社 様 ・・・ グローバル化に対応した自律的で柔軟な働き方とボランティア活動を積極支援
(詳細はhttp://www.jisedai.net/wlbtaishou/2011/soshiki.php

が選ばれております。
今年も、たくさんの企業様の取り組みを見ることが出来るので非常に楽しみです。

 


ダイバーシティに向けた経営者の行動宣言 ~経済同友会~

2012年06月13日 | 参考記事

おはようございます。wiwiwの小林です。

国の女性活躍推進の取り組みと同様に、
経済同友会でも、女性の活躍推進への取り組みが本格化してまいりました!

経済同友会のの人材育成・活用委員会では
5月下旬に【「意思決定ボード」のダイバーシティに向けた経営者の行動宣言】を発表。
日本が、継続的にイノベーションを起こし、グローバル競争に向かっていくために欠かせない取り組みの1つとして
「女性の管理職・役員への登用・活用」にフォーカスし、具体的施策を宣言しています。

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◆意思決定ボードのダイバーシティに向けた経営者の行動宣言
 ~競争力としての女性管理職・役員の登用・活用~
 http://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2012/pdf/120528a.pdf
========================================

上記宣言の中の「ステークホルダー別の施策(P13-P18)」は、特に必見です。
人事担当者、女性活躍・ダイバーシティ推進担当者の方も
今後の取り組みを計画したり、制度を構築する上で、外せない考え方となるに違いありません。
以下、施策の概要をご紹介します。

◆経営者が行うこと◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[短期]
1.「意思決定ボード」への女性登用・活用を宣言し、数値目標を掲げ、
   数値目標を含めた現状をIR やCSR レポートなどで公開する.
2.経営トップ主導で、推進時期を明示した女性登用・活用推進組織を組み
   数値目標に対する成果を測定し、PDCA サイクルを回していく.

[短期~中期]
3.軌道に乗るまでの一定期間は、数値目標と達成時期を掲げ推進する
  (ゴール&タイムテーブル方式)にてポジティブアクション19を行う.

◆企業が行うこと◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[短期]
1.“仕事の免除”から“仕事の継続”を支援する両立支援施策へ移行する.
2.女性登用・活用を中間管理職の評価基準に加え、意識改革を行う.
3.キャリア段階に応じ、最適なキャリアアップ支援策を実施し、
  選抜型のリーダーシップ育成機会にも積極的に女性を送り出す.

[短期~長期]
4.徹底的な実力主義を貫き、一定の能力が認められれば、女性に対しても重要な職務・職責を与える.
5.業務、評価の“見える化”を進め、ワーク・ライフ・マネジメント20を可能にする働き方を推進する.

[中期~長期]
6.男性社員の育児休暇取得率を向上させる.

◆個人が行うこと◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[短期~長期]
1.女性はキャリアを積む決意を持ち、自律的にキャリア形成を行う.
2.男性は自ら家事・育児に参画する.

◆行政が行うこと◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[中期]
1.政府は、引き続き、「2020 年までに指導的地位に占める女性の割合を30%とする」を目標として掲げ、推進する.
2.女性の職業選択に中立的な税・社会保障制度への改革を行う.
3.学校教育の場を、真の意味で、個性を尊重し、性別役割意識から脱皮する場へ転換する.

◆社会が行うこと◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[中期]
1.ダイバーシティ進行度を企業評価の基準に加える.
2.顧客や消費者として、非合理的な権利意識を改める.

◆同友会が行うこと◆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[短期~中期]
1.会員企業における女性管理職・役員の登用・活用状況を、定点的にモニタリングし
  各社のノウハウ共有を行う.

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経済同友会の人材育成・活用委員会のメンバーには、株式会社wiwiwが所属する
ネットラーニンググループの代表 岸田も参加してしています。 


女性取締役を有する企業のリターンは好調

2012年03月26日 | 参考記事

こんにちはwiwiwの中尾です。
今日はまだ寒い朝でしたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

明日からは少しづつ暖かくなるようで、ようやく暖かい春がやってきてくれるようですね
東京の桜の満開予想日は4月7日あたりとのことで、今からお花見が待ち遠しいです

本日は、株式会社大和総研が公表されているデータのご紹介です。

女性取締役を有する企業のリターンは好調
http://www.dir.co.jp/souken/research/report/esg/esg-news/12031601esg-news.html#TOP

日本企業の取締役数と女性取締役比率のデータを取得し、
女性取締役を有する企業の株式リターンの動向を分析したものです。

このデータ分析によりますと、女性役員のいる会社、つまり女性活用が進んでいる企業
の方が、そうでない企業よりも株価パフォーマンスが安定的という結果がでています。

7年間の累積リターンは、配当込みTOPIXが-28.8%であったのに対し、
 女性取締役ポートフォリオは+5.4%で、市場全体を大きく上回った

女性取締役ポートフォリオのリターンの方が、各年のリターンのブレが小さく、
 市場全体よりも安定的にリターンが得られている

日本企業の女性活用は他国に比べても非常に遅れていると言われています。
これからますます加速する少子高齢化による労働力不足が深刻化する前に、
女性活用を積極的に展開していくことは今後の企業戦略として重要なポイント
となることがよくわかる結果です。

大変興味深い内容ですので、ぜひこちらをご覧ください

 


日経新聞記事「子育て期間中もキャリア磨き」のご紹介☆

2011年12月08日 | 参考記事

こんにちは
wiwiwの中尾です。
今日は夕方から雨の予報でしたね
寒い上に雨、さらに風邪が流行っていますので、皆様暖かくしてお過ごし下さい。

本日は、一昨日の6日に日本経済新聞の夕刊に掲載された記事についての
ご紹介をさせていただきます

以下、記事からの抜粋です。

「浦島太郎はイヤ」「復帰後、即戦力に」
子育て期間中もキャリア磨き

育児休業や短時間勤務制度を利用する女性が、大学などに通って積極的に
キャリアを磨こうとする姿が目立ってきた。
人材不足に悩む企業にとっても、出産後、職場復帰した女性に「そこそこの動き」
を求めるだけでは物足りない。個人と企業の意識が変わり始めている。

関西学院大学ビジネススクールの大内章子准教授は「子育て期間中はキャリア
磨きのチャンス」と話す。計画的に専門スキルを磨いておけば、「復帰後に
仕事の効率が上がり、育児と仕事の両立がしやすくなる」と指摘する。

4割が短時間勤務

厚生労働省の「雇用均等基本調査」によると10年度の女性の育児休業取得率は
83.7%、育休後の復職者の約36%が「短時間勤務制度」を利用する。
育児・介護休業法改正で10年から、3歳未満の子どもを育てる労働者に短時間
勤務制度を設けることが企業に義務付けられたため、利用者はさらに広がる見通しだ。

仕事と育児の両立支援制度が充実する一方で、職場では問題も生じている。
第一生命経済研究所の的場康子主任研究員の調査によると、短時間勤務制度
を導入する企業では「周りの従業員の負担が増え、調整が難しい」「人事評価が
難しい」などの問題を抱えていた。
ある大手企業の人事担当者は「育児で長時間、仕事を調整するうちに、キャリアを
真剣に考えなくなる人が増えている」と明かす。
「制度を使って“なんとなく”働き続けるだけで、モチベーションが上がらない
社員もいる」と話す社員もいる。

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弊社の育児休業中能力アップ支援wiwiwは、育児休業中にスキルアップし、
モチベーションを高くして復帰いただける内容のプログラムとなっています。

休業中に復帰に向けての準備をするのとしないのとでは、復帰した後の
働き方にも大きく影響しますので、休業中の支援は非常に重要と弊社では
考えています。

弊社プログラムにご質問などございましたら、お気軽にこちらまで
ご連絡をお待ちいたしております


もうすぐクリスマスですね
私が小さい頃は、クリスマスというとサンタさんからのプレゼントが楽しみで
仕方がなかったですが、3歳になった娘に「サンタさんに何お願いする?」
と聞いたところ、何もいらない!とのこと
よくよく聞いてみると、お母さんからなら子供用掃除機が欲しいと教えてくれました
サンタさんが夜家に入ってくるのが相当怖いらしいんです。。
そんな発想されると思ってなかったのでびっくりでした


産経新聞に記事掲載、wiwiw賞受賞企業が紹介されています! 

2011年10月28日 | 参考記事

おはようございます。wiwwの小林です。

10月14日(金)に大阪で開催の「第2回ワーク・ライフ・バランス推進フォーラム」内で
実施しました、「ハッピーキャリア企業表彰」について産経新聞様に取り上げていただきました!

※第2回ワーク・ライフ・バランス推進フォーラムの詳細はこちら
  https://www.wiwiw.com/img/news/wlbforum2.pdf

記事の中では、「wiwiw賞」を受賞した、「クリロン化成」様と「奥進システム」様の取組みをクローズアップして
紹介されているほか、弊社社長の山極のコメントも掲載されています。

以下、記事より抜粋
ーーーーーーーーーーーーーー
 ◆スムーズに職場復帰

 食品パッケージなど多層フィルムの製造・販売を手がける「クリロン化成」(大阪市東淀川区、従業員132人)は、実務の中核である係長クラスに女性を積極的に登用、係長級以上の管理職53人のうち約23%が女性だ。厚生労働省によると、全国の管理職全体に占める女性の割合は8%(平成21年度)で、同社はその約3倍に上る。栗原清一社長は「優秀な女性を積極的に活用していくことが企業の利益につながる」と、その意図を説明する。

 ただ、女性を積極的に登用するとなると、出産や育児への支援も欠かせない。そこで、同社は育児休業制度を整備したうえ、産休・育休取得の際には、職場で「職務分担表」を作成。専門業務は同じ部署の従業員に振り分け、単純作業はパートや他部署でカバーし合い、仕事の引き継ぎ漏れがないようにした。実際、社員5人の福岡市の事業所では、事務職2人のうち1人の女性社員が産休・育休を取得したため、「分担表」に従って、入社1年目の事務職と営業職の社員2人が職務を引き継いだ。1年後、女性社員はスムーズに職場復帰。職務を分担した若い社員のスキルアップにもつながったという。

 ◆効率良い働き方

 社会的弱者が働きやすい環境を追求する会社もある。システム開発の有限会社「奥進システム」(大阪市中央区)は、社員6人のうち5人はシングルマザーや障害者。月曜日は全社員が出勤して会議を行うが、火・木曜日を在宅勤務日とし、時間や場所の制約を受けず効率良い働き方が選択できる。

 奥脇学社長は「女性や障害者が働きやすい会社を目指している。過酷労働のイメージがあるIT業界だが、工夫次第で社員の幸せを築いていきたい。社員数が少なく特殊な状況にあるからこそ、フレキシブルに対応できる。日本の労務環境を変えていきたい」。

 この2社はいずれも、働きがいのある大阪の中小企業を表彰する「ハッピーキャリア企業表彰」の今年度の受賞企業だ。主催は、NPO法人「女性と仕事研究所」と育児休業者のための職場復帰を支援する企業「wiwiw」。社長で、立教大学大学院特任教授の山極清子さんは「組織が小さな分、トップの意向が制度改革に反映されやすく、少ない人材を無駄にはできない中小企業こそ、女性の働きやすさやワークライフバランスを図りやすい。日本企業の多くを占める中小企業から職場環境を整え、世の中を変えていってほしい」と話している。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Yahooニュースで紹介してもらっています。
詳細はこちらを御確認ください。

◆女性の職場環境・・・中小企業にみる仕事と家庭の両立支援
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111027-00000115-san-soci


要介護ケア「家族で」20%  ~日本経済新聞・夕刊記事より~

2011年06月14日 | 参考記事

こんにちは。wiwiwの小林です。

みなさん、ご覧になられましたか?昨日の日本経済新聞 夕刊に掲載された記事。

民間の調べで、要介護ケア「家族で」20%もいるとのことが発表されています。

以下、記事抜粋
ーーーーーーーーー

5世帯のうち1世帯の割合で、介護が必要だったり、病気や障害を抱えたりする親や子どものケアを家族がしており、
健康面などで負担を感じていることが9日、家族介護者を支援する全国ネットワークの「ケアラー連盟」の調査で分かった。

ケアの負担について「かなり」「非常に大きい」とする人は計23%。
心身の不調や、仕事を辞めるなどして経済的な不安を訴える声が目立った。

調査は昨年8月から12月にかけ、北海道と東京、新潟、静岡、京都の5都道府県で実施。
回答した1万663人のうち、家族らの介護や看病、世話に無償で当たっている人は20%の2075人で、女性が67%を占めた。
ケアする相手の人数については、「1人」が最も多い73%だったが、「2人」が18%、「3人以上」が3%と、
1人で複数の人をケアしているケースが20%超あった。

ケアしている期間では、「5~10年未満」が22%で最も多く、次いで「1~3年未満」(20%)、
「3~5年未満」(15%)の順。10年以上と答えた人も、計23%いた。

ーーーーーーー
5世帯のうち1世帯の割合で介護やケアを必要としているというのは、本当に衝撃的な数字です。
つまり、私たちが普段、接している人の中にも、家族の介護やケアで不安を抱えている人がいるのです。

今後、ますます、仕事と介護を両立するための支援は、企業にとって必要不可欠な取組みなっていくことは確実です。


株式会社wiwiwでは、「仕事と介護の両立支援」をテーマとしたシンポジウムを開催します。
介護者支援の現場で、実際の介護者の生の声を聞いている専門家をお迎えし、介護者の実態について明らかにしていきます。
ぜひ、自社の支援策の企画、運営の一助になれれば幸いです。

◆「仕事と介護の両立支援シンポジウム」のご案内はこちら


10人に1人がなる「産後うつ」の実態

2011年02月25日 | 参考記事

こんにちは。wiwiwの伊東です

人生で最も精神的に不安定になる時期は「産後」だそうです。皆さんご存知でしたか?

出産を終えて新しい家族が増える産後は、とても幸せな時期と思いがちですが、
その半面、実は人生の中で最も精神的に不安定な時期なんだそうです。

良く耳にする「マタニティーブルーズ」は、
短期間で症状があらわれて、通常10日以内に消えてゆく一過性ものなので、
無理して「前向きにならなくちゃ」と思う必要はありません。

一方、産後うつ病は産後から数週間~数ヶ月間、気分が沈むようになり、
不安、不眠、必要以上に罪悪感を抱いて自分を責めるなど、
2週間たっても改善しない場合や悪化傾向がみられる場合は産後うつ病が疑われます。

産後うつはマタニティブルーズと違ってれっきとした病気です

でも、産後うつ病の多くが軽度なものから中等度のもののため、
精神科など医師の治療は必ずしも必要ではなく、
ママの気持ちをパパや家族に打ち明けられたり、
家事や育児を手伝ってもらえたりしたら、自然に改善していくことも多いそうです

ただ、産後うつは病気なので症状が改善しない場合は、
決して無理をせず、頑張らず、早めに医師に相談しましょう。

軽度から重症までを含めると、10人に1人のママが産後うつ病になると考えられています。

wiwiwでは総合掲示板で育児や復帰についての悩みや想いを多くの育児休業者たちと共有できます。
また24時間電話相談では専門家によるアドバイスを受けることができますので、
ぜひ活用してください


働きがいのある会社30ランキング! ~日経ビジネス GPTW調査より~

2011年02月08日 | 参考記事

こんにちは。wiwiwの小林です。

少し暖かくなったと思ったら、寒さがまた厳しくなるようですね。
まだ、インフルエンザも流行しているようでマスクをしている方も多いですね。どうぞ、みなさま、お気をつけください。

さて、今日は、雑誌記事の紹介です。
今週号の日経ビジネスで2011年版「働きがいのある会社30」が紹介されています。
この調査は、米フォーチュン誌に掲載されるGPTWの「働きがい」調査。

GPTWジャパンでは、「働きがい」を実現する要素として、「信用」「尊敬」「公正」「誇り」「連帯感」の5つに分類しています。
今回、圧倒的な強さで1位に輝いたのはグーグル、全項目で1位を獲得し、完全制覇を成し遂げたようです。

働きがいを感じる社員が革新を生み、業績を引き上げる。
持続的な成長と働きがいはリンクすることが実証された結果のようです。

また、上位企業に共通するキーワードは、「誇り」と「緻密な採用」。
その理由、各社の取組みついても紹介されています。

働きがいのある会社ランキング

1位  グーグル
2位  ワークスアプリケーションズ
3位  日本マイクロソフト
4位  アサヒビール
5位  Plan・Do・See
6位  サイバーエージェント
7位  モルガンスタンレー
8位  三幸グループ
9位  日本イーライリリー
10位 アメリカン・エキス・プレス・インターナショナル




この特集の中で、すごい「制度」には、なるほどなぁと思ったものがいくつかありましたので、一部ご紹介します。

産休明けの職場復帰にボーナス支給
ワークスアプリケーションズには、「職場復帰ボーナス制度」がある。
育児休暇から復帰時に、休職前の年収の15%が支給されるというもの。
その背景には、「退職した社員以上に優秀な社員を中途採用できる可能性は低い」というトップの哲学があるようです。

社員の満足度を上げる「プチ異動」
インテルでは、イントラネット上で育児休業や長期休暇などで数カ月にわたって空席になる世界中のポストが一覧でき、
社員は上司と面談を通じてどんな職種を希望するかを決め、各ポストに申込むことができる制度。
ポストを新設することなく、社員の適性を見極め、部門間の交流につながられる効果があるようです。

講座数は30近く、社員が教える社内大学
ネクストでは、社内大学がある。
プログラミングや財務会計など講座数は30近く。各講座の講師は社員が拝命。
社員も講師も成長する一石二鳥の取組みをしているとのこと。


その他にもいくつか紹介あり。

各社の取組みを知り、私自身とても勉強になりました。


第4回「にっけい子育て支援大賞」が発表されました!

2009年12月03日 | 参考記事

皆さま、こんにちわ wiwiwの久保田です。

先日、日本経済新聞社が主催する「にっけい子育て支援大賞」の第4回受賞者が発表されましたのでご紹介いたします

今年は179件の応募があり、9つの企業、地方自治体、民間団体・住民グループが選ばれました
審査のポイントは、女性がどのくらい活躍しているか、男性の育児休業の実績はどうか、などといった点になります。

●シャープ
妊娠期から使える短時間勤務制度や、出産・育児を理由に辞めた社員の再雇用を保証する制度など幅広い子育て支援策を備える。

●旭化成グループ
年間236人(対象となる男性社員の約4割)の男性社員が育児休業を取得。組織を挙げて意識改革に取り組んでいる。

●ベネッセコーポレーション
育休の1ヶ月目に基本給の全額、2・3ヶ月目に半額を支給し、男性社員の育休取得を促進している。また、フレックス制度で柔軟な勤務も可能。

●大和証券グループ本社
トップダウンで19時前退社を励行したり、子どもが急に病気になった時のために、24時間対応の電話相談窓口を用意したりと、仕事と生活の調和に取り組んでいる。

●宮地電機
満1歳までの子どもがいる育児休業中の社員に月額5万円を支給。

●東京都千代田区
歳入の1%を子育て支援に充てると条例で明記。その結果、大都市部には珍しく保育園の待機児童がゼロ。

●岐阜県高山市
子育て支援金給付のほか、中学生以下の医療費無料。

●NPO法人わははネット
企業と連携し、チャイルドシートを常備し、専門の育児研修を受けたドライバーが運転する「子育てタクシー」を全国に広め、現在20都道府県で約700台が運行する。

●吉志新町(きししんまち)シンプルライフ町内会グループ
約230世帯が参加する住民グループ。町内会加入率100%という強い結束を子育て支援に活かし、父親による夜間パトロールや託児施設があるカフェの運営などを行っている。

   (2009年11月29日(日) 日経新聞 31面より)

それぞれ工夫を凝らした様々な取り組みを実施されていますよね
皆さんの職場でもぜひ参考になさってみてください


先日、一眼レフのカメラを購入しました
実は妊娠8ヶ月の私、もうすぐ産まれてくる我が子の写真はこれでもか!というくらいたくさん撮りたくて、機械音痴なのにも関わらず、迷わず購入してしまいました
お店の方曰く、最近は女性でカメラを趣味にされる方が増えているとのこと。
いろいろな機能があるのにまだ全く使いこなせていないので、産休に入ったら私もカメラが趣味と言えるくらい研究して、我が子を撮りまくろうと思います
職場復帰の際には、上達しているであろう腕前を皆様にも披露できることを願いつつ…


男女共同参画シンボルマーク募集! ~内閣府~

2008年11月04日 | 参考記事

みなさんこんにちは。(株)wiwiwの山岸です。

内閣府男女共同参画局が、今回新たに「男女共同参画」のシンボルマークを募集することが発表されました。

来年の平成21年が、男女共同参画社会基本法制定10周年を迎えるためです。
一次選考を通過した作品の中で、さらに平成21年2月に開催される公開選考会において
最終選考が行われ、入賞作品(最優秀賞1作品、優秀賞2作品)が決定されます。
募集期間は、平成20年10月17日~12月26日(金)までとのこと。

どなたでも応募できますので、自分の考えたシンボルマークを応募されてみてはいかがでしょうか!

くわしくはこちら>


ダイバーシティとは?

2008年10月21日 | 参考記事

みなさんこんにちは。(株)wiwiwの山岸です。

日経産業新聞で、「部長のための経営学講座」という連載が始まりました。
昨日は連載第1回目。ずばりテーマは「ダイバーシティ」です。

多様性、を意味するということは、よく聞く言葉としてなじみの深いものとなりましたが、
実践というと、まだ十分ではないと言えるではないでしょうか。
本日は、その内容について書かれた記事を簡単にご紹介致します。

企業経営におけるダイバーシティとは、無限にある軸で分類される「個」の多様性です。

-<ダイバーシティの軸>-------------------------------------------------
①外形的な属性に関するもの
    (国籍、性別、年齢、教育など)
②人事・組織面の仕組みに基づくもの
    (肩書・職位・雇用形態・勤続年数など)
③生活全体の様式・生き方に関するもの
    (ライフスタイル、夫婦の役割分担など)
④個人に内在する全容が見えにくいもの
    (価値観、宗教、性格、志向性など)
--------------------------------------------------------------------


ここで大切なのは分類の軸ではなく、無数の切り口で個の多様性に着目する点です。

また、企業が成長する為には、コスト削減はもとよりイノベーションによる売り上げが必須となります。
その際に、同質性や序列意識が先立つ集団からはイノベーションは生まれにくく、
多様な個による相乗効果が前提となる、と記事には掲載されています。

さらにM&A・グローバル化等で企業はより直接的に多様性を迫られてくるでしょう。
自社のあるべき将来像を具体的に描き、個の多様性を目指すダイバーシティ実現への課題は
企業により異なりますが、積極的に取り組む必要があるように強く感じます。

さて、皆さんの企業ではいかがでしょうか?


参考記事:日経産業新聞 2008年10月21日発行 
        19面 『部長のための経営学講座』 ~多様な人材が革新導く~


管理職でも短時間勤務

2008年09月29日 | 参考記事

おはようございます。(株)wiwiwの山岸です。

先週末から東京は一気に秋の肌寒さに包まれ、街のファッションも秋モードへとシフトしています。
蒸し暑い日にはとても直視できなかったファーを使った小物が、
今では暖かそうで、思わず触れたくなってしまいます。

さて、本日はワーク・ライフ・バランスに関連した新聞記事をご紹介します。

現在、短時間勤務制度の導入が企業で進んできていますが、その中で、女性管理職が
育児との両立のために選択する例も多くでてきました。
記事中に、wiwiw導入企業であるオリックス様の例が掲載されていました。

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夕方5時。オリックス海外事業統括本部マネージャーの麻生悦子さんは部下3人を
残して東京都港区のオフィスをさっと飛び出す。
管理職の立場だが、就業時刻より20分早く帰る時短勤務をしているのだ。
麻生さんは、2004年に第二子を出産。産前産後休暇だけで復帰し、1時間の時短
勤務をしていた時に昇進の辞令を受け驚いた。

「時間を費やすことが貢献とみなされると思っていたので、昇進は考えてもいなかった」。

当初は「時短」をする上司に部下がついてきてくれるのか」と不安もあったが、
部下の成長度合をみながら仕事を任せ、自分は判断業務に専念するように。
時短勤務とはいえ、柔軟に対応し、仕事をこなす工夫もこらす。
フレックスタイムを併用して、夜8時過ぎまで仕事をしたり、自宅から米国の顧客に
電話をかけトラブル解決にあたったりしている。
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時短勤務を活用し、柔軟に仕事を進めている、とても良い例だと言えるでしょう。
また、時短勤務制度について、厚生労働省が調査したアンケートによると、

育児のための短時間勤務制度を利用したいか
という問いに対し、「利用したい」と答えた比率は以下の通り。
  男性:34.6%  女性:62.3%

また、「利用したい理由」(複数回答)によると、上位1~2位は次の通り。
  第1位:71.8% ・・・ 子供と一緒にいられる時間が増えるから
  第2位:62.5% ・・・ 保育園、学童クラブ、両親等に預けられる時間が限られているから

(注)厚生労働省「今後の仕事と家庭の両立支援に関する調査」より、2007年

しかしながら現状では、管理職の短時間勤務について、賛否二派に分かれています。
いざという緊急時に管理職が職場にいないと困る、部下管理ができない、
というのが反対の理由のようです。
ですが国際市場に対応する企業では、24時間を管理職がカバーするのは不可能と言えます。
労働人口が減り、フルに働ける人だけでは成り立たない時代を迎えようとする現在、
幅広い世代の男女に配慮したワーク・ライフ・バランス支援策が必要となってきたと
言えるでしょう。

アンケート結果第1位の「子供と一緒にいる時間が増える」ためにも、
フレキシブルなワークスタイルの可能性をさらに広げていく必要があるように思います。

参考記事: 日本経済新聞 2008年9月25日(木)発行 夕刊17面「管理職でも短時間勤務」
 


待遇にパート差別なし ~モロゾフの例~

2008年08月01日 | 参考記事

みなさんこんにちは。株式会社wiwiwの山岸です。
本日は、先日新聞記事に掲載されました内容を少しだけご紹介させて頂きます。

題名でもわかるとおり、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を進める上で、
パートなどの非正社員の取り扱いが課題の1つと言われています。

その中で、洋菓子のモロゾフは、正社員同様に、育児休業などを取得できる数少ない企業です。
同社のワーク・ライフ・バランスに関する制度は国の定めるものよりも、かなり以前から導入されており、
かつ手厚いのが特徴です。

ここでは支援制度の一部をご紹介。

 1967年・・・育児休業制度開始(子供が2歳3ケ月になるまで)
 1988年・・・看護休暇(連続1ケ月まで可能)開始
 1990年・・・フレックスタイムと積み立て有給休暇開始
 1991年・・・産前短時間勤務と育児短時間勤務開始

これら支援制度が積極的に取り組まれてきた背景として、「人を大事にする社風がある」と
人事労務専任部長の岩本政則様はおっしゃっています。

現在の従業員2000人に対して、うち1200名がパートであり、その9割が女性とのこと。
工場で働く人は以前から女性が圧倒的に多かったため、自然と女性に関する制度が先行した、
という背景もあるようです。
そして70年代から、パート社員も正社員と同じように育児休業が取得できるようになりました。

さらに同社は、優秀なパート社員の確保のため、今年4月から、ショートタイム社員制度を導入。
また、2002年から通常のパートであるレギュラーパートの他に、勤続3年以上で専門的な仕事をする
「エキスパート」という従業員区分も設置。
より高い賃金を支給したり、社員への道を開いたりと、さらなる制度改革に乗り出しています。

パート、ショートタイム、フルタイムとそれぞれのワーク・ライフ・バランスに沿って働きやすい環境づくりが
成されていれば、その時々の状態に合わせて無理なく働くことが出来、ワーク・ライフ・バランスの
充実にも繋がります。
企業の社員への環境づくりの大切さを、改めて感じた企業の取り組み事例でした。

記事:2008年7月29日(火)発行 日本経済新聞 夕刊22面 「待遇にパート差別なし」


育児の充実に向けて ~日本HPの取り組み~

2008年04月16日 | 参考記事

こんにちは。wiwiwの山岸です。

制度倒れではない育児支援制度の充実。
これは、育児支援制度を整備した会社が、次に直面する問題です。

本日は、上記問題に取り組んでいる日本ヒューレットバッカード(HP)の例をご紹介致します。


同社で昨年9月に人事部門と労働組合が共同で開いた第1回産休・育休説明会。
人事部門担当者は、参加した約70人の管理職を前に、
出産許可を申請してきた社員の接し方をこのように説明しました。

「部下に産休を申請されると代替要因の確保策を真っ先に考えようとする気持ちはわかる。
でもまずは『おめでとう』と言おう。」


日本HPは、出産一時金は子供1人につき40万円と、法定給付の30万円を上回ることや、
法律では定められておりませんが、
20日以内なら給与を全額支給する育児短期休暇制度を設けるなど、非常に手厚い制度で知られています。

ですが、依然として休業者と上司との間の理解度の差や、
心理的に仕事とプライベートを両立しづらいといった女性の心理傾向もあり、
実質的な休業取得に向けては課題もあります。

その打開策として、就職活動中の学生を対象に、会社説明会で職種別の講演に加え、
「女性のためのキャリア講座」を用意したり、
現場の女性社員向けに、社外との意見交換会を開催されたりしています。

その名も「ウーマンズ・サミット・トウキョウ2007」(日本HP主催)

日立製作所や松下電器産業、三井住友銀行、日産自動車など、
国内大手企業約20社の、管理職を中心とした延べ250人以上の女性社員が意見交換会に参加しました。

交換会では、互いの会社の長所・短所を語り合われました。

「他社の管理職女性社員の話を聞くと、完ぺきを目指さなくてもいいとわかり、気が楽になった」
参加した日本HPの女性社員はそのように述べています。


さらに同社では、女性社員比率の上昇や女性役員を育てるべく、
09年度を最終とする女性活躍推進3ヵ年計画を策定。
本部長以上の幹部は後任候補を数人選出し、各候補の育成計画の立案の提出を求め、
うち1人は女性にすることを義務付けています。

「出産すること以外、女性社員が女性と意識しない職場が最終的な目標だ」

同社川合担当部長はそのように語ります。


そのように感じるまでには正直ある程度の時間が必要となると思います。
ですが、実際に申請を許可する担当者や、管理する管理職、
ひいては会社全体の『空気としての制度理解』に向けて、確実に歩んでいる企業のひとつと言えるでしょう。

これからは、企業の枠を超えた、管理職や育児支援制度関係者レベルでの意見交換会も、増えていくように思います。


本日は少々長文になりました。


「生活と仕事の両立」 学生が求める就職観のトップに

2008年02月15日 | 参考記事

こんにちは。株式会社wiwiwの山岸です。

日経新聞2月8日(金)発行の第二部に、学生の就職希望企業調査の結果が掲載されました。
調査は日本経済新聞社広告局が2007年10月から12月にかけて、
09年春卒業予定の全国の大学3年生を対象に行われました。

その中で、就職観のトップが「生活と仕事の両立」という結果に!

まさに、来月開催されるセミナーのテーマでもある「ワーク・ライフ・バランス」の考え方です。

昨今、企業では「ワーク・ライフ・バランス」と耳にする機会が格段に増えたように感じます。その中で、ついに学生の就職に対する考え方にも、同じような傾向が現れるようになったと言うことが出来るでしょう。

「就職観」のTOP3は以下のようになります

◆就職観◆
  1位:自分の生活と仕事を両立させたい
  2位:社会に貢献できる仕事がしたい
  3位:一生、同じ会社で安定的に働きたい

その他の項目として・・・
  ・プロとして仕事のスキルを磨きたい
  ・出世したい
  ・キャリアのためには転職も積極的に考えたい
  ・出世したい
  ・収入があればよい

この調査で興味深いのが、「生活と仕事の両立」を選択した男女の比率。
男子60.0%に対し、女子77.1%と17ポイントもの差がありました。
これにより、女子学生の方が、企業選択の際によりワーク・ライフ・バランスを重視しているということが判明致しました。

私が予想外だったのは、男子の「生活と仕事の両立」の支持率。
現在の学生の半数以上がワーク・ライフ・バランスを企業選択の筆頭にあげています。

このような学生の要望により、企業も制度の充実を求められることとなり、
結果、就業中の社員にとっても働きやすい環境が整れれば、まさに嬉しい限りですね。