おはようございます。wiwiw介護アドバイザーの角田です。
私は引っ越すたびに、病気になったときに安心して掛かれるお医者さんを探してきました。
子どもが小さい頃は、まずは小児科に関する情報を集めました。
これまでの経験上、地元で古くから営業しているクリーニング屋さんを何度か利用して
顔馴染みになってから、
「この辺で評判のよいお医者さんはどこですか」と聞くのが一番有効でした。
また、子どもの保護者会の後などに、「皆さんはどちらのお医者さんに掛かっているのでしょうか」と、その人の個人的な情報を聞くというより、ご近所の一般的な情報として質問すると教えてもらいやすかったです。
介護の相談を受ける中で、信頼できる医師と出会えた人は、
介護の難問を一つクリアしているように感じます。
イギリスでは、ここに住んでいる人はこの医者(医院)に掛かることと決まっていて、
その医者の許可がないと次の病院には掛かれない制度になっているそうです。
日本では自由に病院を選べますが、初期の診療は小規模の医院・診療所で、
高度・専門医療は病院で行うように機能による分担を進めています。
平成8年からは、特定機能病院や200床以上の病院を受診する場合、
事前にかかりつけ医の診断を受けて紹介状を書いてもらう仕組みが強化されました。
紹介状がないと初診時特定療養費(千円~五千円)を支払わなければなりませんし、場合によっては診てもらえないこともあります。
となると、かかりつけ医をもつ意味がさらに大きくなってきます。
高齢者介護において、かかりつけ医の存在は介護の質を左右します。
「介護保険の主治医意見書を親身になって書いてくれる」
「本人だけでなく家族の状況も理解してくれる」
「いざというときに往診してくれる」かかりつけ医がいればどんなに安心でしょう。
あなたの家族にはかかりつけ医がいますか。
もしいないようでしたら、介護の準備として、
かかりつけ医になってもらえそうな医師を探しておくことをお勧めします。