wiwiw(ウィウィ)旬便り :休業者能力アップ支援~ワーク・ライフ・バランス ダイバーシティ 女性活躍~

経営パフォーマンスに資するワーク・ライフ・バランス、ダイバーシティ、女性活躍に関する情報を提供します。

ブログ移転のお知らせ

2018年07月04日 | Weblog

wiwiwのブログは以下に移転しました。

https://www.wiwiw.com/blog/

 

引き続きよろしくお願いいたします。

 

 


セミナーレポート◆ 2/19(金)「仕事と介護を両立させる秘訣」開催◆

2016年03月01日 | 介護事業

皆さまこんにちは! wiwiw 目黒です。

2/19(金)「仕事と介護を両立させる秘訣セミナー」を開催しましたので、その内容をお伝えします。

急な開催となりましたが、26社から32名の方にご参加いただき、アンケート結果からも、ご満足度の
高いものとなったことが分かり、 wiwiw一同、大変嬉しく感じております!ご参加いただいたみなさま、
どうもありがとうございました。

今回のセミナー対象は、企業の人事労務担当者さま、経営層の方で、こんなお悩みを解消するためのセミナーでした↓

・「これから仕事と介護の両立支援の取組を始めたい」
・「仕事と介護の両立支援の取組として何をすればよいのか分からない」

そこで、wiwiwでご提供している社員向けセミナーを実際に体験いただき、その後、両立支援の進め方のポイントについてご紹介しました。ぜひ、これらを今後の自社の取組に活かしていただきたいと思っております!


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【Part1】 仕事と介護を両立させる秘訣 / 講師:角田とよこ先生

(内容)
 1. 無理のない介護をするために
 2. 介護保険サービスの利用法
 3. 別居介護・遠距離介護を成功させる秘訣
 4. 緊急時に備えて
 5. 認知症の基礎知識
 
どうでしょうか。言葉はよく聞くけれど、よく分からない、、というテーマばかりではないでしょうか?
角田先生は、社会福祉法人浴風会 介護支え合い電話相談室長として、これまでなんと、のべ4万5千人以上の介護家族に寄り添った実績をお持ちです。介護と聞くと、あまり明るいイメージを持たれない方は多いと思います。ですが角田先生は、ユーモアを交えながら楽しくお話を進めてくださる、大変人気の高い講師で、ご参加された方々は、時おり大きくうなづき、夢中で聞いてらっしゃる姿が印象的でした。

そして、お話の中で、ぜったい覚えて帰ってほしい!とおっしゃっていたキーワードは、こちら!

 

 『地域包括支援センター』

 

介護保険を利用するときに、まず最初に相談する場所です。名称は様々ですが、全国にありますので、介護保険者のお住まいの近くにある『地域包括支援センター』に、相談をしましょう。社会福祉士・保健師・ケアマネジャーの方がいらっしゃいますので、力になってくれます。

介護をされていない方でも、事前の備えとして、『地域包括支援センター』に足を運んでみるのもよいそう。そして、親御さんのことや日々の暮らしをよく知っておき、いざというときのために、家族でよく話し合っておくことがとても大切とおっしゃっていました。


また、個人的に心に響いた言葉は、こちら↓

 

 『皆さんは、ご両親のことをどれだけ知っていますか?』


元気なうちから親御さんのことを知っておくことがとても大切です。(好きな音楽・映画・本・食べ物、多いほどよいそう)特に、認知症の際には非常に有効とのこと。

ある時、介護施設で頻繁に暴れていた認知症のおじいさん。たまたまビートルズの曲をかけたら、ピタッとおさまり、ご機嫌になったそう。実はビートルズが好きなことをずっと誰も知らなかったなんて、こんなもったいないことはありませんよね。お互いのことを知り、きちんとコミュニケーションを取ることができれば、みんなハッピーなんだ、と強く感じたエピソードでした。


わたしは、母親の好きな食べ物もパッと浮かばず、頭をかかえてしまいました。。
週末、久しぶりに実家に電話をしてみよう!と心に決めた日でした。


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【Part2】 仕事と介護の両立支援の取組ポイント /  講師:wiwiw 寺西

ここでは、仕事と介護の両立支援を進める際の基本形として、第1フェーズ、第2フェーズに分けてご説明をしました。

 


●第1フェーズ:「実態把握・分析」「制度の見直し」

自社の介護実態の把握・分析をすることからスタートし、必要に応じて自社に合った制度の見直しをする、それと同時に、情報提供と相談体制を整えること、これらがとても大切という話でした。

また、2017年施行予定の介護休業法改正の内容など、最新の情報もあり今後の取り組みに有益となったのではないでしょうか。

「自社内で実態調査をするにはマンパワーが足りない」「より詳細なデータがほしい」という人事の方々、ここで朗報です!wiwiwがお手伝いさせていただきます!お気軽にお問い合わせください。
最近では、仕事と介護の両立ハンドブックについても、多くの企業さまからお問合せいただいております。

 


●第2フェーズ  「働き方の見直し」「上司・管理職への支援」

男性社員が、介護に直面し、最初に相談するのは、ほとんどが職場の上司。
その時の上司の対応が、仕事と介護の両立に前向きに取り組めるか、はたまた、最悪の場合離職を決意してしまうか、大きく影響します。だからこそ、管理職向けの研修を含めた支援が非常に重要といえます。

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ぜひ、皆さんも、今の内から必要な知識を得て、親御さんや家族ととたくさん話をし、いつの日か訪れる(近い内かもしれない)介護に向けて前向きに準備をしてほしいと思います。

そして、人事部の方々には、より多くの社員の方が、介護と両立しながらいきいきと仕事を続け活躍されるよう、背中を押し、サポートし続けていただきたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!!次回の開催をお楽しみに☆


【介護アドバイザーコラム】よかった探しの効果

2016年02月29日 | 介護アドバイザー コラム

こんにちは。wiwiw介護アドバイザーの角田です。

『愛少女ポリアンナ物語』というテレビアニメが1986年にフジテレビで放映されました。
私は子どもと一緒に観ていました。
原作は『少女パレアナ』『パレアナの青春』です。

ポリアンナは不幸な境遇にありながら、どんなことが起きても
その中からよかったと思えることを探し出して明るく振る舞い、周りの人々に希望を与えました。
「よかった探し」は牧師だった父親の遺言であり、母親の形見の手鏡に向かって話しかける姿が
心に残っています。

このアニメを観てから、私もよかった探しを心掛けるようになりました。

最近、NHKの「心と脳の白熱教室(オックスフォード大学エレーヌ・フォックス教授)」を観ました。

その中で、認知バイアス(自分の思い込みや願望、恐怖心などのために、
論理的な判断を下せなくなる心理パターン)を取り上げていました。
認知バイアスには、以下の四つがあります。
 ・帰属の誤り ・・・・・ ものごとの原因を自分にどう説明するか(自分の中か自分以外に求めるか)
 ・注意のバイアス・・・何に注意を振り向けるか
 ・解釈のバイアス・・・同じ出来事をどう解釈するか、曖昧なものをどう解釈するか
 ・記憶のバイアス・・・何を記憶にとどめるか

無意識の心理によって偏りや誤り(バイアス)が生まれるので、それを修正する方法として、
日記をつける方法が紹介されました。
悲観的な傾向が強く、日記にネガティブなことばかり書く人がいました。
友人と偶然会ってお茶を飲んだというようなことは忘れてしまうのか、日記に書かないのだそうです。
そこで、日記には一日に起こったことをなるべく多く書いてみるよう勧めたところ、
よくないこともよいことも意識的に記憶するようになり、記憶のバイアスを転換させる
きっかけになったという話でした。

ポリアンナのよかった探しは、よいことに注意を向け、ものごとをよりよく解釈し、
よかったことを記憶にとどめることだったのですね。

私たちの暮らしの中には、たくさんのよかったが詰まっています。
おととし私は塩味を全く感じられなくなりました。
その10日間を経て再び塩味がわかるようになったとき、「あー幸せ」と喜びました。
今では当たり前で忘れていましたが、食事のたびに感謝しなければと思います。

「育児には成長の喜びがあるけれど、介護にはありません。
それがつらくて、ガーデニングを始めました。
植物は毎日成長して、蕾をつけて花を咲かせます。
それが楽しくて介護もがんばれます」と、よかったを積極的に見出す工夫をしている人もいます。

あなたもよかった探しをしてみませんか。


2/10(水)「出産前から始める、キャリアと育児の両立戦略セミナー」開催レポート

2016年02月22日 | セミナー・説明会

2/10(水)、NECネッツエスアイ株式会社様と共同で、「出産前から始める、キャリアと育児の両立戦略セミナー」を開催しました。

企業の枠組みを越え、36社から約80名の産休・育休予定者、育休者の方、
育休から復帰された方にご参加いただき、大変熱気のある会となりました。

男性も数名参加され、女性のキャリアと育児の両立の悩みに真摯に耳を
傾けてくださいました。


本セミナーも、ワークライフバランスフェスタ東京2016に引き続き、
グループ企業ネットラーニングホールディングスの荻原 杏那さんが参加し、レポートしてくれましたので、
そのレポートをご紹介します。


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皆さまこんにちは!

NECネッツエスアイ株式会社様と株式会社wiwiw(ウィウィ)が共同で、『出産前から始める、キャリアと育児の両立戦略セミナー』セミナーを開催しました。

本セミナーは、産休・育休中に中長期的なキャリアについて考え、自律的なキャリア形成をするための支援を目的として開催されるものです。

まず、最初に株式会社wiwiw社長執行役員 山極清子さんのプレゼンから始まりました。タイトルは、「キャリアアップと育児の両立を図る秘訣とは」。
以下7つのポイントで、育児をしながらもキャリアを追求されるよう、みなさんの背中を力強く後押ししていました。

1. みなさんの活躍が期待されている!

2. でも、女性のキャリアアップを阻む壁がある

3. 壁を乗り越え活躍している女性たち

4. 活躍している女性が職場で実践していること

5. 活躍している子育て女性が家庭で実践していること
 
6. あらためて、キャリアとは?

7. 今日から始める自分のキャリアザイン

   


次に、wiwiwコンサルタントの佐藤歩美さんから、「育児休業体験談~キャリアと育児の両立~」についてお話があり、
ワーキングマザー共通の悩みをもとに、休業中から対策をとることへのおすすめがありました。

また、5つの両立キーワードとして、以下が5点が実体験とともに紹介され、
子どもがぐずって自転車に乗ってくれず途方にくれたお話など、大きくうなずいている方が
多くいらっしゃいました。

1. 育休はキャリアと育児の準備期間

2. コミュニケーション

3. ずらす

4. 病気に備える

5.  生産性を高める


次に、エーザイ株式会社、株式会社 電通、NECネッツエスアイ株式会社から3社が以下の内容についてパネルディスカッションがありました。
株式会社 電通からは男性のパネリストが参加されていました。

Q1.休業前にやっておいたこと、やっておけばよかったこと

Q2.上司に報告する際に気を付けるべきこと

Q3.休業中に取り組んだこと

Q4.復帰後に困ったこと

休業前に時短勤務の事例を自分に当てはめてシミュレーションをするべきだった、自分の限界を知っておくと時間制約のあるときに力を発揮しやすい、
男性で育休を取得した電通のパネリストの方は、相談するターゲットを決めて、個別に相談した、といった話をされていました。

 
最後に、グループディスカッションが以下の2つテーマで行われました。
ファシリテーターは、wiwiwコンサルタント寺西 知也さん。

仕事と育児を両立する上で

(1)不安に思っていること

(2)セミナーでの気づきをもとに、その不安を解消するために、自分で始めたいことは何か。


育児をしながらでもキャリアは継続できるか、時間はどうやって作ればいいか、パートナーの協力を得るにはどうしたらいいか・・・
など多くの悩みがみなさん共通だったようで、各グループとても盛り上がり、中には、全員立ってディスカッションしているグループも。
ディスカッションの後は、内容をまとめて、各グループから発表がありました。


セミナーのあとには、人事のみなさんの交流会がありました。
各企業の女性活躍推進の取り組み状況を聞いたり、意見交換をして、ネットワーク形成の機会ともなっていたようです。

 

 


【介護アドバイザーコラム】道路交通法が認知症対策を強化

2016年02月16日 | 介護アドバイザー コラム

こんにちは。wiwiw介護アドバイザーの角田です。

私の父は1月で89歳になりました。「これが最後だ」と言いながら、運転免許証を更新しました。
それに先立って、自動車教習所で “講習予備検査(認知機能検査)” を受け、
100点満点で93点だったと自慢そうでした。
高齢者講習では運転技能に関する検査が行われ、40歳代という数字が出ている項目もあったので、
娘としては心配ですがまあ大丈夫かなあと思うことにしました。

この検査は、免許証の有効期限(誕生日)に75歳以上になる人が、更新手続きをする前に受験することが義務付けられているものです。
有効期限の6か月前から、指定された自動車教習所等に予約をして検査を受けます。
そして、その結果を踏まえて、記憶力・判断力に合わせた高齢者講習を受けることになっています。

父の場合、日頃からパソコンを使っているので、講習予備検査についても検索して内容を把握していました。埼玉県警察はホームページに検査の詳細を掲載しています。
参考として検査員向けの進行要領まで載っているので、父は「すっかり同じ言葉で質問された」
と申しておりました。
絵を見てから数字に関する作業をさせられ、その後どんな絵があったかを聞かれたそうです。
4つの絵が印刷された紙が4枚で一組になっていて、それがAからDまで4パターンあることを
事前に見ていたので、「自分はDを渡されたよ」なんて言っていました。
時計を描くのも知っていたので、93点は学習の結果だったのです。

それでも、一連の行動ができるのは脳が若い証拠と、父を大いに褒めて楽しいひと時を過ごしました。
父は、「いつものスーパーや医者には車で行くが、道が分らないところや初めてのところには
車で行かない」と決めているとのことでした。

講習予備検査のマニュアルには、「記憶力・判断力が低くなっていても免許証の更新はできます」とありました。手数料を払えば何回でも受けることが可能です。
医学的な診断ではないので、検査結果によって免許証を取り上げることはしていないのです。

ただし、更新期間満了日の1年前の日から更新申請日の前日までと更新の後に、信号無視や一時停止不履行などの交通違反を行った場合は公安委員会から連絡があって、
臨時適性検査(専門医の診断)を受けるか、主治医の診断書を提出することになります。
そこで認知症と診断された場合には、運転免許の取消、停止の対象になるとのことです。

つまり、交通違反が摘発されなければ、免許証はそのままのようです。

これでは、認知症の人による交通事故を減らせないということで、昨年の6月に道路交通法が改正されました。75歳以上の場合、3年に一度の免許更新時に講習予備検査を受け、「認知症の疑いあり」と判断された人全員に医師の診断義務が発生し、認知症と診断された人は免許停止または取消になります。
2017年までに施行されるとのことです。

また、運転免許証を身分証明書として使っていた方は、免許証が無くなることへの不安が大きいと思います。そのような場合は、「運転経歴証明書」を発行してもらうとよいでしょう。
運転免許証を有効期限内に返納して、交付申請をします。
金融機関の口座開設などに必要な身分証明書として、無期限で用いることができるそうです。
マイナンバーカードを作ればそれも必要ないかもしれませんね。


ワークライフバランスフェスタ東京2016に出展しました!

2016年02月15日 | セミナー・説明会
先日、「ワークライフバランスフェスタ東京2016」にwiwiwも出典しました。たくさんのお客様に足を運んでいただき、誠にありがとうございました。

wiwiwが出展した様子をグループ企業ネットラーニングホールディングスの荻原 杏那さんがレポートしてくれました!

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皆さまこんにちは。荻原 杏那(おぎはら あんな)です。

今日は東京ドーム プリズムホールにて開催された「ワークライフバランスフェスタ東京2016」に行ってきました。
このイベントは、東京都が働き方の見直しの社会的機運の醸成を図るために開催されているそうです。

イベント詳細:http://www.wlb-festa.metro.tokyo.jp/


wiwiwからは、wiwiwチーフコンサルタントの深田真弓さんが、
「女性活躍推進の秘訣!仕事と育児・介護の両立がもたらすもの」と題した内容で発表しました。



講演のポイントは以下の3つです。

 ①女性の活躍が期待されている時代

 ②女性の活躍を阻むもの

 ③女性活躍の推進の秘訣


日本は、女性管理職の雇用率がとても低いという現状の中、働き方、生活のスタイルを変えていくべきだということ、多様な人材が能力を発揮し、企業のパフォーマンスにつなげるための人事管理が必要ということを話されていました。

また、2015年8月に「女性活躍推進法」が成立されたこと、女性が活躍をしている企業は財務業績が高いというデータが出ていているということの説明があり、今後高齢化がどんどん進み、2025年には30%が75歳以上の高齢者になるだというと言われている中で、女性活躍は企業にとってすぐに検討さぜるを得ないと感じさせられるセミナーでした。


また、働く女性が背負う1日あたりの平均家事・育児関連時間は夫の3倍以上というデータの紹介と企業の各課題に対するwiwiwの具体的なソリューションの紹介がありました。

たとえば・・・

・夫が長時間で、家事育児をシェアできない

 →男女ともに「キャリアと育児の両立支援プログラム
  (オンラインで、育児休業中をキャリア形成期間として活用するプログラム)

・上司の意識が変わらない 

 →「実践!ダイバーシティ・マネジメント講座
  (今後、育児だけでなく介護などで時間制約のある部下が増える中、
   いかに組織構築をするか、を学ぶeラーニング)

などなど。


その後、先進企業50社の女性活躍取組内容を共有し、女性活躍推進の秘訣の中に、女性にもっとチャレンジングな場を与えることも秘訣の一つだということも紹介されていました。


私自身、今回wiwiwのセミナーに行ったのは初めてなのですが、wiwiwが企業の各課題に対して具体的にどういったサービスを展開しているのかを知り、とても興味深かったです。


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アンナさん、レポートありがとうございました!


職場復帰セミナーを開催しました!

2016年02月12日 | セミナー・説明会

こんにちは、wiwiwの濱砂です。

 

暖冬と思いきや、いきなり大雪が降り

張り詰める寒さに背中がどうしても丸まってしまいがちな冬を実感している今日この頃です。

 

wiwiwでは先日育児休業職場復帰セミナーを開催しました

(写真はwiwiw社長の山極)

 

毎年開催して(好評をいただいて)いる本セミナー。

今回のテーマは、 夫婦でチーム体制を作り、キャリアと子育ての両立を! でした。

 

これから育児休業から職場復帰される皆様を対象として、

”育休を活用して夫との家事・育児のチーム化を生活習慣にするコツ”

”夫婦が共にキャリア形成できる秘訣”

をお伝えする目的で、セミナーを開催しました。

 

 

 

第一部

wiwiwの顧問で、NPO法人ハートフルコミュニケーションの理事でもあります

福田積子による講演「笑顔で子育てするために!子どもに伝えるコーチング」

 

”子どもの幸せな自立”に必要な

  • コーチング(「愛すること」「責任」「人の役に立つ喜び」)
  • 夫婦共に育児・家事・仕事への取り組み

についての講演を行いました。

 

 

 

 

第二部

育休後コンサルタントの山口理栄さんによる

「キャリアと子育ての両立についての心構え」についての講演でした。

ご自身の経験やコンサルティングの実績から、

復職後のキャリアパスの描き方、両立するために気をつけること、パートナーとの役割分担など、

参加者がうなずいたり、目の色を変えて聞き入ったりと納得の内容でした。

 

 

 

 

第三部

参加者同士の交流会兼グループワークで

仕事と育児を両立するうえでの

  • 不安に思っていること、
  • 不安を解消するために自分で始めたいこと

についてワークを行いました。

 

ワークが始まると日頃考えていることや不安に思っていることなど、

育休中で職場復帰を控える同じ立場の方同士、話に花が咲きに咲いていました。

 

 

50名弱の参加があり、

参加者の声としては、

「職場復帰を前にして子供を預けて外出するいい機会になった」

「職場復帰に向けて勇気が出た」など

不満足評価の無いセミナーとなりました!

 

次回の開催をお楽しみに!


ワークライフバランスフェスタ東京2016へ出展します!

2016年02月08日 | セミナー・説明会

こんにちは!

㈱wiwiw 深田です。

明日は「ワークライフバランスフェスタ東京2016」へブースを出展します!

http://www.wlb-festa.metro.tokyo.jp/

 

先週の時点では雪の予報も出ていましたが、

大丈夫そうで一安心です。

 

毎年、「東京ワークライフバランス認定企業」が出展され、旬な取り組み事例を

うかがえる絶好の機会です。

 

wiwiwではブースの出展とあわせて、ミニセミナーをご提供します。

時間は11:30~12:15まで。

テーマは「女性活躍推進の秘訣」です。

 

みなさま、ぜひお越しください!

みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。

 

 


女性と企業の経営戦略シンポジウムに参加して参りました!

2016年01月05日 | 各社の事例

明けましておめでとうございます
wiwiwの中尾でございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします

昨年の12月21日に日本経済新聞社主催、 内閣府・厚生労働省共催、
「女性活躍と企業の経営戦略シンポジウム~女性活躍推進法 本格施行に向けて~」
に参加して参りましたので、一部ですが内容をご紹介いたします。

<基調講演>
■厚生労働省大臣官房審議官(雇用均等・児童家庭、少子化対策担当)吉本 明子氏より
テーマ:「女性活躍推進法について」
来年から施行される女性活躍推進法の背景となる日本の女性の労働の現状と課題についてと、
労働者301人以上の大企業に義務付けられる行動計画の策定についてお話いただきました。
また、女性の活躍は生産性アップと求人の面でも企業に利益をもたらすものであり、
企業の経営戦略として不可欠であることをお話されていました。

近日中にアップ予定ですとお話されていたものがアップされておりましたので共有させていただきます。
取組内容を策定するにあたり活用いただけるツールです。

一般事業主行動計画策定入力支援ツール

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000107832.xlsx

一般事業主行動計画策定支援マニュアル

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000107180.pdf

 また、女性活躍推進法認定マークが以下の通り決定されていましたのでこちらも共有いたします。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000107533.html
(段階が上がるごとに色が変わります)

その他、下記4社の取り組み事例について、ポイントをご紹介いたします。

 <事例紹介・パネルディスカッション>
■千葉銀行 取締役専務執行役員 大久保 壽一氏より

・一人あたり5時間/月の残業削減に成功
(カエル見える化プロジェクト、家庭の目標と帰る時間の公表実施)
・イクメン・イクママセミナーの実施
・イクボスセミナー開催
・ちばぎんイクメンハンドブック作成
 2015年度の男性育休取得率57.9%、今年度は100%にしたいとのこと
 仕事も育児も素敵なパパ宣言は100%の提出率!!

 ・取り組み推進にあたり苦労したこととその成果について 
 172拠点全てに説明に行き、取組み女性優遇ではないことを伝え続けている点が苦労している点。 
 成果としては、いかに部下を早く返し成果を上げるかということについて、上司が本気で考えるようになった。
 これにより上司が部下の仕事内容をしっかり把握するようになり、マネジメント力のある上司が明確に、
 他の上司がそれを目指すようになった。

 ■SCSK  執行役員 人事グループ 副グループ長  河辺 恵理氏より

 ・人=財産と考え、4年間活動してきた結果、もう前の働き方には戻れないと社員がいうほど働き方が変わった。
たどり着いたことは「WLBが一番大事である」ということ
・スマートワークチャレンジ20
 月の平均残業を20時間が達成できたら、その残業時間代をボーナスで還元 
 有給休暇取得年20日必須→97.8%の取得率に

・取り組み推進にあたり苦労したこととその成果について
 有給100%取得のため、部に一人しかいない状態があり問題になった 
 →部長・本部長が集まり本気で考え、ワークシェアリングができるように仕組みを変え、協力体制ができるようになった。

 ■サントリーホールディングス 執行役員 人材開発本部長 折井 雅子氏より
・テレワーク、フレックスタイムを誰もが利用可能に

 ■三州製菓 代表取締役社長 斉之平 伸一氏より
・一人3役制度の導入により担当が不在時も対応                   
 WBS(ワールドビジネスサテライト)の番組内にて本日1月5日に取り組み内容が放映されるそうです。

 

このように素晴らしい取り組みをされている各社様ですが、いろいろと苦労する局面を乗り越えての
今を迎えられていることを改めて感じました。
共通しているのは、トップダウンの重要さと、管理職に本気で取り組まなければならない施策にすること、
また一過性で終わらせるのではなく、PDCAサイクルを回していくことです。
女性活躍推進や管理職の意識改革等、お悩みの企業担当者様、お気軽にwiwiwにご相談くださいね

 


【介護アドバイザーコラム】高齢者の運転について

2015年12月28日 | 介護アドバイザー コラム

こんにちは。wiwiw介護アドバイザーの角田です。

休日の高速道路を走っていると、視界に入る車は皆ピッカピカで、傷もありません。
「日本の車はどうしてこんなにきれいなのだろう」と感心します。

一方、街中やスーパーや病院では、こすり傷やべこっと凹んだ跡がある車を見かけることが
多くなりました。運転している人を見ると、高齢者が多いです。

車を運転するには一連の操作を順序よく行い、交通規則に従って発進停止、加速減速、右左折、
車線変更等を適切に判断する必要があります。
道順を記憶し、地図を読み、カーナビを使いこなす能力も求められます。
「信号を右折しようと思ったのだが、咄嗟に身体が動かなくて直進してしまった」というように、
運動能力も大切な要素です。
これらを考えると、車の運転は、高度で総合的な能力を必要とする行動なのです。

高齢になれば誰でも若いときより運転能力が衰えて危険な運転が増えますが、認知症になると
その危険性は計り知れません。
車は走る凶器と言われるように、本人が怪我をするだけではなく、他の人の命まで奪う可能性が
あります。死亡事故が起こったときに「認知症だからしかたない」と許せる遺族がいるでしょうか。

「認知症が疑われる運転行動(熊本大学医学部の池田学教授作成)」をNHKの番組が紹介していました。
①センターラインからはみ出す
②車庫入れに失敗する
③車の傷が急に増える
④運転中に行先を忘れる
⑤話しかけると運転に集中できない
⑥車間距離が短くなる
これらの行動が気になったら、運転を止めてもらうことを真剣に考えなければなりません。

認知症の人が運転を止めたケースを聞くと、
「運転中にとても怖い思いをしたから。道に迷って何時間もさまよったときから不安が大きくなったから。
車がボコボコになってもう駄目だと悟ったから」というように、家族の忠告よりも本人の自覚が止める
きっかけになっているようです。
認知症の進行に合わせて、いずれは運転できなくなる日が来るでしょうが、その前に人身事故を起こしたら取り返しがつきません。

「止めてほしい」とどう伝えるかですが、本人の不安や寂しさや悔しさに寄り添い、プライドに配慮しながら、危険性をわかりやすく話すことと、「あなたのことが心配でたまらない」という思いを言葉にして納得して
もらうといいと思います。
家族の話に耳を貸さない人には、医師や第三者からの説得が有効で、警察署や交番でも事情を話せば
対応してくれるそうです。
運転免許試験場・センターに設置された運転適性相談窓口に相談するのもよいでしょう。

また、運転を強制的に止めてもらうために、鍵を替えたり、タイヤをパンクさせたり、ガソリンタンクを
空っぽにしておく人もいます。
車が動かないような工夫をして、「車が動かない」と言われる度に「おかしいね。修理を頼んでおくね」とか、「修理に来てくれることになっているから」と言い続けた例もありました。

認知症の人が運転しなくても済むような態勢作りも欠かせません。
家族が代わりに運転できれば何よりですが、それが叶わない家も多いでしょう。
タクシー会社に自宅の電話番号と住所を登録し、登録した電話から連絡すれば家まで迎えに来てくれるサービスがあります。
また、マイクロバスで患者を送迎している病院もあります。
ボランティアや移送サービスを利用できるか社協やケアマネジャーに相談するのもよいでしょう。
生協やスーパーの宅配や配食サービスなど、便利なサービスについて情報を集めてみるといいでしょう。

認知症の人の命を守るためにも、何度も何度もお話しして運転を諦めてもらえるといいですね。

次回は、免許証の返納と運転免許更新時の認知機能検査(通称:講習予備検査)についてお伝えします。