
日曜日、神戸ジャズフェスティバルへ。
世界的ジャズピアニスト小曽根真さんの父上で、神戸ジャズのビッグパパ
と呼ばれた小曽根実さん(今年2月逝去)の追悼コンサートとなりました。
小曽根真さんとサックス奏者の弟の啓さん、実さんと長年活動を共にして
いたミュージシャンの方々が出演。小曽根兄弟の競演を初めて見ました!
ビッグパパ実さんの曲を演奏した後で、小曽根真さんが「葬儀の時には
まだ全然実感がなくて、素敵な人生でよかったね、くらいしか思ってい
なかったけれど、今こうして彼の曲を弾いてると、無性に会いたいなぁ
と思います」とコメントしていたのが印象的でした。
追悼ではあるけれど、湿っぽさはなくカラリと明るく楽しいステージ。
それはきっと、音楽が大好きで、音楽で人を楽しませるのが何より好き
だったという実さんの遺志でもあったのだろうなぁ。
「親父さんは今日はスピリットで参加です。きっとこの辺にいるね!」
小曽根兄弟の演奏に、言葉の端々に、父上への深い愛情と尊敬が感じら
れて胸にしみました。
ジャズギターを習いたいという男性が見学に来て熱心に私の下手なギターを聴かされていました。
気の毒でした。ジャズをやりたいという人がいるんだなぁと感心してしまいました。
札幌でクラシックギターを習っていたとき、ジャズを教える先生もいて「ジャズギターってカッコイイ!」と思っていました。そういえば、もうずいぶんギターには触っていないわぁ…。