この二日間に読んだ2冊の本。
まどみちお『百歳日記』
山折哲雄『わたしが死について語るなら』
百歳をすぎた詩人まどさん、その瑞々しくやわらかな感性に心うたれました。
「年をとったからこそ新しい世界が開けるかもしれない」 と思えるポジティブさ!
一方で老いてゆくことの哀しさも吐露されており、それが余計に胸に響きます。
宗教学者の山折さんの本では、その死生観に深く共感しました。
特に「孤独死」についての考えに。この言葉に触れるたび、「孤独じゃない死なんて
あるの?」と違和感があり、「そもそも人はみんな孤独だし、忌み嫌うべき事じゃない
のでは?」と思っていたので。 もしかしたら、今の日本ではマイノリティーな考えなの
かもしれないけれど。
どちらも手元に置いて、折に触れて読み返したい本です。
自分が自分であることが嬉しい。一人でも満ち足りている、そこで初めて大切な人をちゃんと大切に出来る気がします。難しいけど。。そんなふうになりたいなと思います。
どちらの本も読んでみたいな。
まどさんは素敵な詩を沢山つくっていますね~。
赤ちゃんが誕生したら、詩を読んであげるのもいいかも!
a-saさんは一人でいることも楽しめて、大切な人のこともちゃんと大切にできる、素敵な女性だと思います