うららか暮らし~ゆるり薬膳生活~

面白おかしく機嫌よく、食べて笑ってシャララララ~♪
そんな日々のあれこれ。

沈思黙考

2011-03-02 21:25:58 | 日常

 

この二日間に読んだ2冊の本。
まどみちお『百歳日記』
山折哲雄『わたしが死について語るなら』

百歳をすぎた詩人まどさん、その瑞々しくやわらかな感性に心うたれました。
「年をとったからこそ新しい世界が開けるかもしれない」 と思えるポジティブさ!
一方で老いてゆくことの哀しさも吐露されており、それが余計に胸に響きます。

宗教学者の山折さんの本では、その死生観に深く共感しました。
特に「孤独死」についての考えに。この言葉に触れるたび、「孤独じゃない死なんて
あるの?」と違和感があり、「そもそも人はみんな孤独だし、忌み嫌うべき事じゃない
のでは?」と思っていたので。 もしかしたら、今の日本ではマイノリティーな考えなの
かもしれないけれど。

どちらも手元に置いて、折に触れて読み返したい本です。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 桑田さ~ん | トップ | ねこ展 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
くまさん (a-sa)
2011-03-03 09:42:53
まどみちおさんの「くまさん」という詩が好きです。

自分が自分であることが嬉しい。一人でも満ち足りている、そこで初めて大切な人をちゃんと大切に出来る気がします。難しいけど。。そんなふうになりたいなと思います。

どちらの本も読んでみたいな。
返信する
Unknown (mipo)
2011-03-07 18:32:05
>a-saさん
まどさんは素敵な詩を沢山つくっていますね~。
赤ちゃんが誕生したら、詩を読んであげるのもいいかも!

a-saさんは一人でいることも楽しめて、大切な人のこともちゃんと大切にできる、素敵な女性だと思います
返信する

コメントを投稿

日常」カテゴリの最新記事