CDのジャケ買い同様に、本も装丁に魅かれて買ってしまうことが
あります。普段は文庫本派なので、単行本を買う時は装丁に一目
惚れした場合がほとんどかも~。
田辺聖子さんのこの本は30年前の復刊で、ハンカチをモチーフに
した和の雰囲気の装丁。外側のカバーを外すと、同じ模様の色違
いの表紙になっていて、それも洒落てて素敵です。もちろん装丁家
をチェック・・・大久保伸子さんという方でした。今後も注目です!
現代の30代女性を描いたようなこの三部作が、30年も前の本とは
驚きです。30年前の30代といえば、主人公は母の世代。さらに上
の世代の田辺さんが、「ひとりの時間がこのうえなく幸せ」なんて事
を書いていたなんて~当時としては新感覚だったのでは?
帯の【時代が田辺聖子に追いついた!】に同感です。
ですよねぇ。私はわりとジャーンと捨てられる方ですが、それでも
知らず知らずのうちに物が増えてしまっています。
転勤族じゃなかったらもっと増えていたかも。。。
【お気に入りに囲まれて暮らす】
これって、私の永遠のテーマかも?なんて思ってます。
だからモノが捨てられないのかな・・・。