映画「椿の庭」を観ました。
静かで哀しく、ため息が出るほど美しい映画。
古い日本家屋、庭の木々、池に泳ぐ金魚、紫陽花、椿、雨の雫…etc.
どこを切り取ってもとにかく映像が美しい。
効果的に使われる音楽も好ましく、静かに流れるピアノやチェロの音色、セリフが少ないのもいい。
語られないことの中にこそ、大切なものが詰まっている気がして。
そして何といっても、主演の富司純子さんが素晴らしい!
凛とした佇まいと美しい所作、気品ある声と話し方、着物の着こなし、すべてが洗練されていました。地味な色合いの着物姿もchicでお似合いでしたが、淡いクリーム色の着物を着た時の輝くような美しさは格別で、本当に素敵でした。
脚本・撮影・監督は写真家の上田義彦さん。
以前から上田さんの写真は好きでしたが、この映画は更に!
深く胸に響く映画に出合えたことが嬉しいです。
近年観た映画の中で一番好きかも。
着物を一人で着る姿が凛として美しいなぁと以前から思っていました。
観てみたいなぁ。
チェックしてみよう♪
心が豊かになりそうな映像を見て、バタついてる日々をリセットしたあなぁ^_^
富司純子さん、上品で素敵でしたよ~。
年を重ねてもあんなに美しくいられるんだなぁ、と思うと希望がわいてきます(笑)
写真家らしい美しい映像で、セリフが少なくてすごく静かな映画なので、忙しい日常をリセットするのにいいと思います~!