ドヴォルジャーク作曲「スターバト・マーテル」の２日間の公演が無事終了しました。
指揮はドヴォルジャークと同じチェコ出身のラドミル・エリシュカさん。
海外の演奏家たちが相次いで来日をキャンセルしているなか、“聴衆の皆さまと一緒
に大震災の犠牲者の方々へ捧げたい” と日本への熱い想いを胸にステージに立った
マエストロ。とってもチャーミングなそのお人柄に魅了され、大ファンになりました。
ドヴォルジャークの曲はとにかく旋律が美しい！
１０曲すべて歌い終わり、一瞬の静寂のあとに割れんばかりの拍手に包まれました。
いつも厳しい合唱指導のＯ先生が、カーテンコールの時に泣いていて（鬼の目にも涙？）
ちょっと驚きでしたが、それだけ意味のある素晴らしい演奏だったのだと思います。
常に落ちこぼれ気味で挫けそうになったりもしましたが、諦めずに（というか図々しく？）
歌って本当に良かった～。こんな貴重な経験をさせてもらえたことに、心から感謝です。
打ち上げにも奥様と一緒にニコニコと登場したエリシュカさん。
今月８０歳になられたマエストロのために、みんなでハッピーバースデーを歌ってお祝い
しました。帰り際、ひとりひとりに握手をしてくださり、ぷくぷくとした優しくその温かな手に
包まれジーンときました。巨匠に対して失礼なのですが・・・本当に可愛いお爺ちゃん！！
大好きです
