爽やかな読後感。 弱小陸上部が箱根駅伝に挑戦するストーリー。
好きな若手作家、三浦しをんさんの「風が強く吹いている」を一気読み。
彼女の小説は作品によってガラリと雰囲気が変わるので、いつも新鮮で
すが、読みながら「力があるなぁ!」と感心してしまうのは毎度のこと。
今回もグングン物語に惹きつけられ、やはり「力があるなぁ!」と。
運動能力ゼロの人間(・・・それは私)にとって、マラソンとか駅伝はただ
辛いだけにしか思えない競技。 箱根駅伝も両親は毎年テレビに釘付けに
なっていますが、私は全く興味ナシでほとんど見たことがありませんでした。
なのに、この小説を読んだ今では「箱根駅伝を生で見たい!」と思い、更に
驚くべきことに「風を感じて走ってみたい!」とさえ思えてきます(笑)
あぁ、アスリートに憧れるぅ~。