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「日本の青空」

2008-04-26 21:41:50 | 日本映画
 ども。

 今日はお休み。掃除のヒトとなり、図書館のヒトとなり、中国語と英語学習のヒトとなりましたが、夕方からは春の宵に自転車を転がして「日本の青空」鑑賞のヒトとなりました。

 日本国憲法の草案をつくり、GHQ案の下書きともされた鈴木安蔵を描いた映画です。民主的な映画は言いたいことが先に来て、映画としてうまくいってない例も結構あるのですが、この映画はドラマが良くできていて面白く見ることができました。
 GHQに抵抗する日本人も重厚に描いてあり、単純になっていないところがいいです。GHQと日本人官僚で日本国憲法政府案を作り上げていくドラマは見ごたえがありました。宍戸開さんも非常にいい味をだしてます。

 また、映画最終盤の憲法制定国会の場面で、当時の吉田茂総理大臣が日本国憲法9条の戦争放棄条項を擁護して答弁するところは、今の自民党の改憲姿勢との対比で辛辣ですね。エスプリです。

 日本国憲法の成り立ちについて、詳しく描かれ、ドラマとしても面白いこの映画が多くの人に観てもらえればますます「護憲派」が増えるのではないでしょうか。
 私はそのことを願っています。

 【追伸】
 エンドロールでこの「日本の青空」製作に協力した団体・個人が流されますが、ある県のトップに知り合いの名前がボーンと出てきたのでビックリしました。


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