ども。
遅々としてすすまない中国語学習です。その一方で、中国や中国語学習に関する本を見つけると思わず買ってしまいます。
相原茂さんは、私がちょうど中国語を勉強しはじめたときに、NHKテレビの中国語講座を担当されていて、そのソフトな語り口とユーモアにファンとなりました。それから辞書も含め10冊以上相原先生の本を買っては読んでいます。
「感謝と謝罪 はじめて聞く日中“異文化”の話」は、日本人と中国人の考え方、感じ方、表現の違いなど異なる文化をおもしろい実例で紹介してくれます。
非常におもしろいのでぜひ読んでいただきたいのですが、例えば日本では「沈黙は金」ということわざがあるほど、言葉の力を信じていなくて、“察する”“以心伝心”が重んじられますが、中国では“沈黙は無能”、言葉の力を信じていて、雄弁であることが重視され能力があることとされます。
こうした中国人の日本人と異なる思考回路のあり方を知ることが、日中相互のイライラを軽くするために必要だと思いました。
この本のあとがきにある「中国は、これから先も日本の『永遠の隣人』であり続ける。隣人どころか、日中は夫婦みたいなものという比喩もある。夫婦は、ときに『互いに異邦人』ですらある。そういう関係をむしろ楽しみつつ、理解を深めてゆきたい』という相原先生の言葉に賛成です。
遅々としてすすまない中国語学習です。その一方で、中国や中国語学習に関する本を見つけると思わず買ってしまいます。
相原茂さんは、私がちょうど中国語を勉強しはじめたときに、NHKテレビの中国語講座を担当されていて、そのソフトな語り口とユーモアにファンとなりました。それから辞書も含め10冊以上相原先生の本を買っては読んでいます。
「感謝と謝罪 はじめて聞く日中“異文化”の話」は、日本人と中国人の考え方、感じ方、表現の違いなど異なる文化をおもしろい実例で紹介してくれます。
非常におもしろいのでぜひ読んでいただきたいのですが、例えば日本では「沈黙は金」ということわざがあるほど、言葉の力を信じていなくて、“察する”“以心伝心”が重んじられますが、中国では“沈黙は無能”、言葉の力を信じていて、雄弁であることが重視され能力があることとされます。
こうした中国人の日本人と異なる思考回路のあり方を知ることが、日中相互のイライラを軽くするために必要だと思いました。
この本のあとがきにある「中国は、これから先も日本の『永遠の隣人』であり続ける。隣人どころか、日中は夫婦みたいなものという比喩もある。夫婦は、ときに『互いに異邦人』ですらある。そういう関係をむしろ楽しみつつ、理解を深めてゆきたい』という相原先生の言葉に賛成です。