ジャッキーの本領『プロジェクトBB』

　ども。
　４月最初の映画がこれ。『プロジェクトBB』
　息子もジャッキーファンで「行きたい」というのでいっしょに行ってきました。
　前評判も高いので期待高！
　そして見終わって「なっとく!!」の一本でした。

　赤ちゃんが爆弾級で可愛らしくて、アップが楽しい。
　マイケル・ホイの情けない姿もユンピョウのアクションも、香港映画ファンにはたまりません。ルイス・クーはこのごろ香港映画ではお馴染み。お笑いも、アクションもこなす色男。そういえば昨日スカパーで偶然『忘れえぬ想い』をやってまして、ルイスは私にとって２日連続のお目見えです。
　ダニエル・ウーがおかまっぽくチョイと出演しているのもおもしろい。この場面のカーアクションシーンは見所です。ＴＷＩＮＳ大好きな私には、シャーリーン・チョイのけなげな姿はサイコーでした。
　それにしてもジャッキー映画は、香港の俳優さんを贅沢に使ってます。

　また、今回大陸からカオ・ユェンユェンが出演しているので、メロディーとジャッキーのやり取りは北京語です。広東語一色の香港映画も時代の変化ですね。大陸も生大きなマーケットですし、これからも変化していくと思います。

　そしてジャッキー。
　サイコーです。
　やっぱり香港映画でのジャッキーは生き生きしています。
　いま、香港映画も年間60本しか製作されていないそうで、危機感がつのっていますが、今回のこの映画を見て、ジャッキー、ユンピョウ、マイケル・ホイ、ルイス・クーなど香港映画人の協力と、才能ある脚本があれば、家族そろって安心できるコメディー、手に汗にぎるアクションとほろっとさせるヒューマニズムなど香港映画の特徴を生かした映画はまだまだ多くの人に愛され広がると確信しました。

　それを証明するようにイオンシネマの入りも良かったです。
　若いカップル、子どもと一緒のファミリー、お年を召したカップルと老若男女のお客さん。こうした世代を超えてファンがいるというのもこの映画の特徴でしょう。

　多くの人にぜひ見て楽しんでいただきたいおススメの映画です。
　「あー、おもしろかった!!」