看一看電影

アジア映画、ワン・リーホン、チャオ・ウェイ大好き! 近頃はPerfumeとグランパス、ベースにもどっぷり。

二二八記念館

2006-02-02 21:25:36 | 中国情報
記念館の写真もどうぞ。
事件は1947年ですから、今年の2月28日で59周年です。
来年は60周年を迎えます。
写真は記念館を表から。この日も学生のグループが見学していました。
中学生かなあ?

台湾の歴史

2006-02-02 21:20:08 | 政治・経済
 2006年1月3日、台北2日目は九份に電車で行きました。電車で40分少々。初めての幹線電車搭乗で少し緊張。チケットはキチンと買えたものの、日本の感覚で自動改札にキップを入れて失敗。頭を下げて駅員さんに謝ると怒りながらキップを出してくれた。自動改札は定期券用だったようです。出だしから失敗したものの、あとは特段問題なく、瑞芳駅から少しボロッとしたバスに乗り九份に。

 乗っている人も朝9時過ぎと言う時間の早さからかあまり観光客らしい人は見えず地元の働く方が多い。バスはだんだんと山道をくねくねと登り、映画で見た風景だなあと思うとすぐに九份着。バスはラジオをずっとかけていて、DJが早口で中国語を話し、音楽が聞こえるとそれが日本の演歌。周りの人は別に興味も無いようで野菜の入ったビニール袋をがさがさと動かしたり、大声で連れと話したりしている。日本人観光客の私たちは静かに演歌を聴くのであった。

 九份の街は坂と小道が続く狭いところ。来る前に映画を見ているのでロケ地訪問に感激する。お茶を飲んだり、写真を撮ったりして九份の街を歩いてきました。

 翌日二二八記念館を訪れ、その歴史を見たときの衝撃と重ねると九份の訪問がより意義あるものと思えました。記念館では日本語を話す老人が私たちと別の方を案内されるのがもれ聞こえて、その歴史に触れる重さを感じた。虐殺された方は3万人とも言われ、事件の全容は未だ明らかにされていません。それに台湾で戒厳令が解除されたのが1987年ですから、まだ20年経っていない。この記念館を建て歴史を残そうとされる方に頭が下がる想いです。虐殺された方の写真を見ながら台湾の歴史を考えました。

 いま、『非情城市』を観るとまったく違った感想が沸き起こってくるかもしれません。

 写真は撮影されたレストランの表の看板です。

「有頂天」な夜!

2006-02-02 00:10:53 | 日本映画
 2月1日です。毎月1日は映画の日。大人一般も1000円で映画を見ることができます。
 この機会に言っておくと、日本のロードショウの入場料金は高すぎます。大人で1800円。軽く居酒屋で飲める!
 私は昔むかし予備校通いのころ一年間に150本以上の映画を見ましたが、これは天王寺駅周辺に名画館があったからで、そのころは確か2本で500円。1本売れ筋で350円だった気がする。中国・香港・台湾でも映画入場料は日本ほど高くない。ついでに言うとCDの料金も日本は目が向くほど高い。だから、ツタヤとかはやるわけで、今はさらにダウンロードできるようになってきてる。
 何で日本の映画やCDは高いのか誰か解明してくれませんか?
 円や香港ドル、人民元との為替では説明できない金額の差だと思う。ましてや購買力平価でいえばおかし過ぎる気がする。

 と脱線してしまいましたが、「映画の日」ということで話題の『有頂天ホテル』に行ってきました。我が家から直線2.5kmの距離にイオンがあってイオンシネマがある。普段はロードショウには行かないのでめったに行かないけどこんなときは便利。車で5分。20:40からの回を指定できました。1時間も早く行ってウロウロしていると大学時代の友人にばったり。聞くとやっぱり『有頂天ホテル』を見たとのこと。配偶者の友人でもあるので近況などを軽く話して分かれました。偶然です!

 映画は大晦日の新年まで数時間をホテルの中だけを舞台に進行するお話で、これ自体が舞台的なネタ。複線が絡んで絡んで最後にするすると解けていく面白さにつきます。
 役者で私にとって印象的なのは、伊藤四郎、松たかこ、篠原涼子の3人。伊藤四郎の芸人としての面白さ。安心して笑えます。篠原さんはぶっ飛んでます。松さんはまじめな顔しておかしいことができる点は喜劇に向いているという発見がありました。けれどもやっぱり脚本の面白さが群を抜いている映画でした。他にも細かい点で笑えるネタを考えられるだけ放り込んである映画です。見てください。

 写真はイオンシネマ正面の映画ポスターです。