昨年の
東海大学海洋科学博物館の営業終了に続いて、今度は
あわしまマリンパークが、2024年2月12日をもって閉園すると
急遽発表されたため、ひさしぶりに、また
淡島に行ってきた。
※後に閉園日が2月25日まで延長。同年7月に新体制で営業再開。
ちなみに自分が最初に淡島へと訪れたのは、ちょうど10年前となる2014年。
その後、カメラを新調した2018年末。アザラシの仔が誕生した2022年春にも
それぞれ訪れているので、その際に撮影した画像も今回の更新に含めている。
2008年までは、海上ロープウェイを利用して島との行き来が行われていた淡島。
前に訪れた時には、まだロープウェイのワイヤーやゴンドラが残されていたが
それらも2017年に撤去されたそうで、今では駅舎だけがその面影を残していた。
2014年には1,600円だった入園料も、最終的に2,000円まで値上げされている。
だが、ホームページにある割引券を使えば1,800円になるため、他の動物園や
水族館の料金改定に比べ、だいぶ安い印象。駐車料金は500円で据え置きだが
以前のように平日は無料にならず、一律で徴収されるように変更されていた。
※2024年7月の再オープンにて、入園料金は3,000円へと改定された。
2013年に新設された
チケット売り場の建物には、連絡船を待つ間に利用できる
待合室が設けられているが、こちらには閉園を前にして初めて入る事となった。
2016年に、
ラブライブ!サンシャイン!!のアニメが放送されてからは
その舞台の一部となっている淡島の装いも、大きく変わって賑やかに。
淡島がアニメの聖地になろうとは、10年前には思いもしなかった事だ。
15分おきに運行する連絡船にもラッピングが施され、痛車ならぬ痛船に。
2艘ある内、
あわしま13号の方は最大搭載人員37名。(後部デッキ定員9名)
こちらの船内の壁には、黒澤ダイヤ役の小宮有紗さんのサインがある。
もう一方の、
あわしま16号。こちらは最大搭載人員87名と
より大きく、後部デッキに加え2階に10名分の立席も備わる。
わずか3分間の航路ではあるが、ちょっとした航海気分を味わえるのは
他の水族館にはない、あわしまマリンパーク独自の魅力といえるだろう。
また、これらの他にも、
淡島周遊クルージングで使われる
シャイニー丸という小型クルーザーなども停泊していたり...
淡島橋の近くにて、
第ニ宇和海が操業している事もあった。
漁船なだけあって周囲を飛び交う海鳥の数が尋常ではない。
陸側の船のりばから海を見下ろすと、
スズメダイと思わしき黒い魚影が。
(10年前に見た時には、コバルト色に輝くソラスズメダイが泳いでいたが)
淡島の方では、
イワシと思わしき魚群も発見。これは漁も捗りそうだ。
2014年のあわしまマリンパーク 淡島一覧 淡島へ渡る