東側の区画と、西側の区画の間に位置している2つの水槽。
その内、まず右側。10番目の水槽は、サクラダイの水槽だ。
成長にともない性転換する魚の中でも、とくに有名と言えるのが
このサクラダイだろうか。様々な水族館で同様の展示を目にする。
背びれの中央に黒い模様が入った、淡い色のメス。そこから徐々に
体の赤みが増していき、卵巣と精巣の両方をそなえもった中間型へ。
最終的に卵巣がなくなり、体に白い斑模様が入ったオスへと変わる。
水槽の前では、その一連の変化を記したペーパーも配布されているが
1998.5と、四半世紀前もの日付が記載されていた事に歴史を感じる。
そんなサクラダイと混泳しているのは、スズメダイ。説明板の方には
マツバスズメダイが記載されていたが、そちらは見つけられなかった。
他にも、チョウチョウウオの仲間のゲンロクダイや。
派手な縞模様のキンチャクダイといった、鯛と名のつく魚が多数
泳いでいるけれど、とくにサクラダイの近縁というわけではない。
サクラダイと同じハタ科としては、アズマハナダイや
ナガハナダイがいたが、岩場の奥側におり撮影は断念。
あとは、オオスジイシモチに、ルリハタ。チョウチョウウオも居たようだ。
とまあ、サクラダイたちに彩られた鮮やかな水槽なのだが、その向かいの壁には
深海生物の標本が展示されているため、ガラス面への映り込みも激しいのだった。
FILE:5へ戻る 三保目次 深海生物の標本 FILE:7へ進む
その内、まず右側。10番目の水槽は、サクラダイの水槽だ。
成長にともない性転換する魚の中でも、とくに有名と言えるのが
このサクラダイだろうか。様々な水族館で同様の展示を目にする。
背びれの中央に黒い模様が入った、淡い色のメス。そこから徐々に
体の赤みが増していき、卵巣と精巣の両方をそなえもった中間型へ。
最終的に卵巣がなくなり、体に白い斑模様が入ったオスへと変わる。
水槽の前では、その一連の変化を記したペーパーも配布されているが
1998.5と、四半世紀前もの日付が記載されていた事に歴史を感じる。
そんなサクラダイと混泳しているのは、スズメダイ。説明板の方には
マツバスズメダイが記載されていたが、そちらは見つけられなかった。
他にも、チョウチョウウオの仲間のゲンロクダイや。
派手な縞模様のキンチャクダイといった、鯛と名のつく魚が多数
泳いでいるけれど、とくにサクラダイの近縁というわけではない。
サクラダイと同じハタ科としては、アズマハナダイや
ナガハナダイがいたが、岩場の奥側におり撮影は断念。
あとは、オオスジイシモチに、ルリハタ。チョウチョウウオも居たようだ。
とまあ、サクラダイたちに彩られた鮮やかな水槽なのだが、その向かいの壁には
深海生物の標本が展示されているため、ガラス面への映り込みも激しいのだった。
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アカエイや、トビエイが泳いでいる、8つ目の水槽へ。
1つ前の水槽がアジ科を主体としていたのに対し、こちらは
様々な種が混泳した水槽となる。一番大きい魚は、オオニベ。
フグの仲間からは、シマフグが登場。あと同じフグ目としては
ギマという魚も居たが、それはどちらかといえばハギに近いか。
再びアジ科より、カイワリと、アイブリ。
同じアジ科でも、先ほどの水槽にいた種よりも小型になる。
底の砂地には、イネゴチや、隠れているウチワザメの姿も。
そんな多種が入り混じった水槽に続き、東側の区画最後となる9つ目の水槽へ。
こちらは、ツチホゼリなど大型のハタ科の魚を集めた迫力のある水槽だった。
その中でも代表的な、クエ。そして、この水槽の中で唯一
ハタ科ではないホンソメワケベラも、お掃除係として活躍。
マダラハタの説明文は『食べて中毒することが多い。』との一言。
さらにヤイトハタに、この中では比較的に小型となるキジハタ。
前半最後の水槽は、似た顔が集まった統一感のあるものになっていた。
FILE:4へ戻る 三保目次 FILE:6へ進む
1つ前の水槽がアジ科を主体としていたのに対し、こちらは
様々な種が混泳した水槽となる。一番大きい魚は、オオニベ。
フグの仲間からは、シマフグが登場。あと同じフグ目としては
ギマという魚も居たが、それはどちらかといえばハギに近いか。
再びアジ科より、カイワリと、アイブリ。
同じアジ科でも、先ほどの水槽にいた種よりも小型になる。
底の砂地には、イネゴチや、隠れているウチワザメの姿も。
そんな多種が入り混じった水槽に続き、東側の区画最後となる9つ目の水槽へ。
こちらは、ツチホゼリなど大型のハタ科の魚を集めた迫力のある水槽だった。
その中でも代表的な、クエ。そして、この水槽の中で唯一
ハタ科ではないホンソメワケベラも、お掃除係として活躍。
マダラハタの説明文は『食べて中毒することが多い。』との一言。
さらにヤイトハタに、この中では比較的に小型となるキジハタ。
前半最後の水槽は、似た顔が集まった統一感のあるものになっていた。
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駿河湾の生き物エリア、東側の区画の中間地点に位置する6番目の水槽より。
凸型に伸びた通路の頂点部分にあったのは、大群をつくる魚の水槽。
ここではマイワシの群勢によるイワシトルネードを見る事ができた。
そんなイワシたちの次にある7番目の水槽では、アジ科の魚が泳いでいる。
いずれも大きな魚ばかりだが、その中でもひときわ目立つ高級魚カンパチ。
あとアジ科の魚に混ざって、コバンザメの仲間も2種類が泳いでいる。
壁やガラス面にくっついて休んでいるのは、大きく育ったナガコバン。
体に黒いラインが入っている方が一般的に知られているコバンザメだ。
また、アジ科の魚にも小判の称号をもつコバンアジと・・・
マナガツオに似たシルエットの、マルコバンという魚がいる。
細長く伸びたヒレと、メタリックなボディーが特徴的な、イトヒキアジ。
名前は似ているけれど見た目は全然違うイトヒラアジの、計7種が混泳。
これまでのカラフルな水槽から一転し、銀色に輝く2つの水槽なのだった。
FILE:3へ戻る 三保目次 FILE:5へ進む
凸型に伸びた通路の頂点部分にあったのは、大群をつくる魚の水槽。
ここではマイワシの群勢によるイワシトルネードを見る事ができた。
そんなイワシたちの次にある7番目の水槽では、アジ科の魚が泳いでいる。
いずれも大きな魚ばかりだが、その中でもひときわ目立つ高級魚カンパチ。
あとアジ科の魚に混ざって、コバンザメの仲間も2種類が泳いでいる。
壁やガラス面にくっついて休んでいるのは、大きく育ったナガコバン。
体に黒いラインが入っている方が一般的に知られているコバンザメだ。
また、アジ科の魚にも小判の称号をもつコバンアジと・・・
マナガツオに似たシルエットの、マルコバンという魚がいる。
細長く伸びたヒレと、メタリックなボディーが特徴的な、イトヒキアジ。
名前は似ているけれど見た目は全然違うイトヒラアジの、計7種が混泳。
これまでのカラフルな水槽から一転し、銀色に輝く2つの水槽なのだった。
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続いて、4番目と5番目の水槽へ。この駿河湾の生き物エリアは
東西で2つの区画に分かれており、入口がある東側に設置された
水槽の方がより容量が大きく、多魚種が混泳した物となっている。
4つ目の水槽も、3つ目の水槽ほどでは無いにせよ10種類くらいの
魚が泳いでいる。むしろテングハギや、ツマリテングハギといった
大型で見た目がユニークな種が中心なので、見応えのある水槽だ。
いちばん複雑な模様をしているのは、ソウシハギ。
ヒブダイは、メスの黄色い個体が泳いでいた。オス化すると青みが増す。
真っ赤なキツネベラは既にオスへと変わり、背中の黒い斑紋が薄れている。
個体数が多いのは、群れで泳ぐカスミチョウチョウウオと、ハタタテダイ。
それから数は少ないがトゲチョウチョウウオも、この水槽で一緒に暮らす。
あとはギンユゴイに、モヨウフグと。いずれも大きく成長した個体ばかり。
(モヨウフグの画像は、後日再来した際に別の水槽へ移っていたのを撮影)
5つ目の水槽の方にも、アカカマスを始めとした変わった形の魚が多数混在。
その中でも特に目を引くであろうウスバハギは、先程のソウシハギに近い種。
派手な模様はタテジマキンチャクダイや、ヤマブキベラ。イトヒキベラも
泳いでいたけれど、ベラ科の魚は動きが俊敏で撮影するのが大変なので割愛。
逆に、ナンヨウツバメウオのように体高が大きく、おだやかに泳ぐ魚は
撮影しやすい。婚姻色に染まったキンギョハナダイも一緒に写っている。
この水槽の中で最も数が多いのが、キンギョハナダイのメスだろう。
それらに混じって、ソラスズメダイや、ナンヨウハギも泳いでいた。
最後に水槽の隅で休んでいたヨメヒメジを見て、次へ進みます。
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東西で2つの区画に分かれており、入口がある東側に設置された
水槽の方がより容量が大きく、多魚種が混泳した物となっている。
4つ目の水槽も、3つ目の水槽ほどでは無いにせよ10種類くらいの
魚が泳いでいる。むしろテングハギや、ツマリテングハギといった
大型で見た目がユニークな種が中心なので、見応えのある水槽だ。
いちばん複雑な模様をしているのは、ソウシハギ。
ヒブダイは、メスの黄色い個体が泳いでいた。オス化すると青みが増す。
真っ赤なキツネベラは既にオスへと変わり、背中の黒い斑紋が薄れている。
個体数が多いのは、群れで泳ぐカスミチョウチョウウオと、ハタタテダイ。
それから数は少ないがトゲチョウチョウウオも、この水槽で一緒に暮らす。
あとはギンユゴイに、モヨウフグと。いずれも大きく成長した個体ばかり。
(モヨウフグの画像は、後日再来した際に別の水槽へ移っていたのを撮影)
5つ目の水槽の方にも、アカカマスを始めとした変わった形の魚が多数混在。
その中でも特に目を引くであろうウスバハギは、先程のソウシハギに近い種。
派手な模様はタテジマキンチャクダイや、ヤマブキベラ。イトヒキベラも
泳いでいたけれど、ベラ科の魚は動きが俊敏で撮影するのが大変なので割愛。
逆に、ナンヨウツバメウオのように体高が大きく、おだやかに泳ぐ魚は
撮影しやすい。婚姻色に染まったキンギョハナダイも一緒に写っている。
この水槽の中で最も数が多いのが、キンギョハナダイのメスだろう。
それらに混じって、ソラスズメダイや、ナンヨウハギも泳いでいた。
最後に水槽の隅で休んでいたヨメヒメジを見て、次へ進みます。
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引き続き、駿河湾で見られるさんご礁の魚たちの水槽から。
きらきらラグーンの方では、ニセフウライチョウチョウウオを見たけれど
こちらの水槽にはニセではない、フウライチョウチョウウオが泳いでいる。
どちらの水槽にもいるのは、スダレチョウチョウウオ。
そして、ミスジチョウチョウウオに・・・
アミメチョウチョウウオと。この水槽とは規模自体が全然ちがうけれど
サンシャインラグーンを思い出すくらいチョウチョウウオの仲間が多い。
他にも、セグロチョウチョウウオから、チョウハン、アケボノチョウチョウウオ。
アミメと名称似いるアミチョウチョウウオも含め、8種のチョウチョウウオを確認。
またそれ以外にも、ナメラヤッコや、ツートンカラーのソメワケヤッコ。
赤色が美しいのは、ケラマハナダイに、アカオビハナダイ。
ハゼの仲間から、ハタタテハゼ、アカハチハゼ、ヒメユリハゼ、クロユリハゼ、
オグロクロユリハゼと、実に20種類近くの魚たちが混泳した水槽になっていた。
FILE:1へ戻る 三保目次 FILE:3へ進む
きらきらラグーンの方では、ニセフウライチョウチョウウオを見たけれど
こちらの水槽にはニセではない、フウライチョウチョウウオが泳いでいる。
どちらの水槽にもいるのは、スダレチョウチョウウオ。
そして、ミスジチョウチョウウオに・・・
アミメチョウチョウウオと。この水槽とは規模自体が全然ちがうけれど
サンシャインラグーンを思い出すくらいチョウチョウウオの仲間が多い。
他にも、セグロチョウチョウウオから、チョウハン、アケボノチョウチョウウオ。
アミメと名称似いるアミチョウチョウウオも含め、8種のチョウチョウウオを確認。
またそれ以外にも、ナメラヤッコや、ツートンカラーのソメワケヤッコ。
赤色が美しいのは、ケラマハナダイに、アカオビハナダイ。
ハゼの仲間から、ハタタテハゼ、アカハチハゼ、ヒメユリハゼ、クロユリハゼ、
オグロクロユリハゼと、実に20種類近くの魚たちが混泳した水槽になっていた。
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