久しぶりに須津川の上流へと行ってみたところ、秘境は昔の美しさを取り戻していた。
岩場を伝って川へと下りるが、ここで
水中用の靴を忘れて来た事に気付く。
仕方ないので今回は裸足で行動するが、石を踏むたびに足の裏が痛い痛い。
入水。水は冷たいはずだが、ここまで汗だくになって上って来たため非常に気持ち良い。
しかし改めてこの変化には驚く。
2年前に来た時は川全体に土砂が積もっていて絶望したものだが
それらが無くなり過去の姿に戻っている。増水時の水圧で流されたのだろうが、自然の力は凄いね。
前回は深い場所でも腰の辺りまでしか水が無かったが、今回深い所は2m以上の水深があり
足が付かない。これなら岩の上から飛び込んでも大丈夫そうだ。You can fly 裸になろうよぉ~♪
携帯電話を防水の物に変えたため、水中写真なんかも撮影してみる。
今までは見る事の出来なかった水の中の景色。こんな感じになっていたのか。
大自然のジャグジー。撮影のためとはいえ、なんだかんだで1時間半は川に浸かっていた。
こうして美しい姿を取り戻した2010年の須津川秘境を後にする。2年前に訪れた際に
もうこの場所はダメかと思ったが、大自然の再生力は侮れなかった。急勾配な林道を
歩いて上るのは大変だけれど、ここはそれをしてまでも来る価値が有る場所だろう。
なにより、ファミリーでごった返す夏の大棚の滝周辺と違い、人が居ないのが良い。
今度は更に須津川の源流へと進んで、割石峠から呼子岳の方まで行ってみようかな?
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