大宮公園小動物園、最後は猛獣舎にいる
ブチハイエナと、
ニホンツキノワグマだ。
フライングケージのもう1つの出入口がある猛獣舎前。ここが大宮公園小動物園の一番奥のエリアとなる。
夢見ヶ崎動物公園には居なかった猛獣が、より小規模なこの動物園で見れるとはある意味感動的だろう。
2つある檻のうち、まず手前がブチハイエナの檻となる。トラやライオンに比べると、どうしても地味な存在の
ハイエナ。ゆえに飼育している動物園も少なく、ここはその数少ないハイエナが見れる動物園の1つなのだ。
ブチハイエナは、オスの
ホシと、メスの
キラの2頭がいて交互に展示されている。この時はオスのホシがいた。
土日祝日の13時30分から行われる
ブチハイエナのガリガリタイムでは骨肉に喰らいつく姿を見る事ができる。
ちなみに飼育員さんの話によると、このホシは静岡県にある
日本平動物園からやってきたとの事。めっちゃ地元じゃん!
このホシとキラの子供が、まえに
日本平動物園で見たツキとセレンなんだそうだ。なんとも言えない不思議な結びつきだ。
そして最後の
ツキノワグマの檻でも、
クマキチ、
ヨリーという2頭のオスが交代で展示される。こいつは若いヨリーの方だ。
ニホンツキノワグマは熊の中でも比較的小柄で体長1.5m程度。なのでなかなか愛嬌があるが、やはり爪や牙は鋭い。
ハイエナのイベントの後、13時45分より今度はこっちで
ツキノワグマのペロペロタイムというイベントが開催される。
こちらは壁に塗られたハチミツをペロペロ舐めたり、様々な場所に隠された餌を嗅覚を頼りに探しだす姿を見れるが
特に正面のガラスを舐める際には超至近距離で熊を観察でき大迫力。(ただしその後の硝子はベチョベチョになる)
木から壁の上へと登り、狭いスペースに立って横歩きで移動する姿がまた可愛らしい。
初の埼玉県訪問にて時間つぶしに立ち寄った大宮公園小動物園だが、ずいぶんとエンジョイする事となった。
大きな動物園では他の猛獣の影に隠れがちであまり注目されないハイエナを、これだけフィーチャーしたのも
小規模な動物園ならではだろう。けっきょく動物園に時間を使いすぎて氷川神社は巡れずに終わってしまった。
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