パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

文学亡者 (自作詩)

2021-01-05 10:35:40 | パソコン相撲
ガラス戸の外
桜はつぼみ
移ろい
新芽 萌ゆ

ガラス戸の内
何か居る
燻った人が居る
やはり 居る

違和
遮断
隔離

夢想
幻想
止まぬ と
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帰り道 (自作詩)

2021-01-05 10:21:48 | パソコン相撲
いつか二人で帰った道を
今は一人で通る
響きは単調
遣る瀬無さは 肩を覆う

わかってる事の少なさを
いつも口にし 口籠り
そのたび頷いては
二人で笑った

あどけなさ そのものだったから
言うに言えない事が多く
見ていて辛かった

あれからの事
すべては追憶
風の吹くままに
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必然と救い (自作詩)

2021-01-05 10:12:57 | パソコン相撲
たとえば、一つの漁火があるとする
君は、近づくだろうか
それによって、蛾のように果てるとする
それは、愚行を言えるだろうか

ある習性に、理性が占拠され
降伏することにより
わからぬことが、わかり出す
そんなことは、ないだろうか

だから、そうなんだ
飽和の仕方は決まっている
だから救われるんだ

彼の戦死達のように
戦っているうちに
何が正義か、わからなくなるんだ
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パンドラの箱 (自作詩)

2021-01-05 10:01:27 | パソコン相撲
私が箱を開けると
原子達が飛び出した
慌てて閉めたら
例の如く「希望」だけが残った

これはパンドラの箱かと聞いたら
まあ そんなもんだと答えた
何でそれだけ残ったかと聞くと
それまで奪ったら 悪魔になると言う
さっきの原子達は何かと聞くと
必然だと言う
仮象の母体だと言う
つまり細胞だと言う 人間 の
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ファウストの懺悔 (自作詩)

2021-01-05 09:34:28 | パソコン相撲
すまなかった
ゆるしてくれ
仕方なかったんだ あれは
そうしなければ
どうしようもなかったんだ
俺は絶望したんだ すべてに
何もかも否定し切って
我をも消そうとしたんだ
 
だって そうじゃないか
邪悪な誓いを立て 悪魔と契れば
殺すしかなかったのさ お前をも

だけど 悲しや
お前は既に死んでいた
赤子もろとも死んでいた

心は体より腐り
霊魂すら喰い尽くされていた
ただ懺悔 私のマルガレーテよ
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新年の抱負

2021-01-05 08:58:13 | パソコン相撲
①旅行を、しずしずと可能な限りやる。(海外は無理か)

②今、執筆している時代小説、「江戸情話 てる吉の女観音道」を完結させ、
 出版社に投稿する。

③二作目の、私小説の執筆に入る。

④20代の時に書き溜めた詩を、ブログで公開する。



コロナ禍で、旅行人生は氷河期。
去年は、それでも帰省と称して、故郷旅行に目が向き、まとめて行けて良かった。
外出がままならないので、小説を書いて投稿という目的が出来た。
若いときに書いた詩を、ブログ上で活字に出来て、内心嬉しい。
去年は異例でした。今年はどうでしょうか、でも、そう、大丈夫。
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