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パソコン相撲 入門

静岡の寸又峡温泉に行って来た

2008-05-29 23:57:29 | パソコン相撲
東海道の難所だった大井川沿いを、レトロなSLが走っている。
金谷駅から南アルプスのふもとまで、渓谷を縫うように線路は続いていた。
台湾の阿里山鉄道と友好関係を結んでいて、共に森林鉄道となっている。
淡い風、川のせせらぎ、風情ある景色、ゆったりしたながれ。
頭の中はアルファ波が流れていたのだが……。

家山駅で降りた時の話である。
戦後すぐに立てられたかの様な駅舎に、まずは驚いた。
今度は窓口の駅員を見て、心底驚いた。
なんとまあ、机に足をぶん投げ、ふんぞり返っているではないか。
そのじいさん駅員は、まったく意に返した様子がない。
こちとら、見てはいけないのを見た思いだった。
(そこは切符を売る所ですよ~~、足をぶん投げてはいけませんよ~~)
私の声無き声は届かない。しゅん。

宿でのこと。
そこでは夕飯に猪鍋か鹿鍋を出すと聞いていた。
内心、鹿鍋が出てきたらどうしようかと思っていた。
夕飯時、お上が鍋をしずしずと運んできた。
おそるおそる蓋を開けたところ、豚肉らしかったのでほっとした。
私は馬肉も鹿肉もダメである。
それでも念の為、一応聞いてみた。
私    (これは豚肉ですか?)
お上  (いいえ、猪肉ですよ)
私    (ここら辺で取れたのですか?)
お上  (近くではなくて、世話をしてくれる人がいるのです)
私    (ああ、そうですか。猪肉を食べるのは初めてです)
お上  (召し上がって下さい)
私    (ああ、おいしいですね)
お上  (ふふふふふっ)

私は生れて初めて猪鍋を食べたわけだが、コクのある味だった。
そもそも豚も猪も似たようなものである。
ただ量が少なくて味わうほどでもなかったのが、残念であった。
かなり高いらしい。

そのあと温泉巡りをしてきた。
また行きたい、ほのぼのとしたいい所でした。
おしまい。

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