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パソコン相撲 入門

川の上流を、見るのが好き

2017-08-04 15:31:08 | パソコン相撲
私は旅に出ててもそうだが、近所の多摩川を見ても、
川の上流を見るのが好きである。

何故だかと、思いをめぐらしてみると。
故郷の新潟では、よく魚釣りをしていた。
毛バリの流し釣りで、ポイントを変えながらやっていた。
上流の浅瀬のほうが釣れるので、もっと上流へとの思いがあった。
あの当時からも、上流の越後山脈の山容は見ごたえがあり、
そのまた先へとの、憧れもあった。
やはり、私の原風景として永遠のものである。

ほかの理由を考えてみると。
私の指向として、下流を未来とすると、過去ともいえる上流に、
メランコリックな思いを抱いてるのではないか。
つまり、未来よりも過去に興味があるともいえる。
歴史好きなのはともかく、自分の生い立ちにこだわりがある。

それでは、これからの未来をどう思ってるのか。
惰性に任せて、流れるままにしてるのか。
それはそれで、自然でいいともいえる。

こんな筈ではなかった、との思いがいつもある。
いたであろう所にいなくて、違う空を見ているとの思い。
鏡に映る自分が、別人のようだと。

あの頃に戻りたい、過去のある地点から生き直したい。
せんないことだが、心をかきむしる。
本当ではない自分と、向きある日々。
昔に戻りたい。

だからなのか、川の上流に憧れを持っている。
上京してからも、川のある町に住んでいる。
何か落ち着くし、懐かしい故郷を思う。

今日も私は、上流を見て微笑んでいる。

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