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風雨のなか、お祝い旅行 つづき

2009-03-17 09:54:42 | パソコン相撲
海辺のとあるホテルで、女親方がカナシバリにあった。

我々は雨でびしょぬれになって宿に着いた。
玄関でのお上の出迎え、フロント係りは床に跪いての応対、大きなお椀での抹茶サービス、
ロビーではお琴の生演奏ときた。
田舎者である小生はすっかりと舞い上がってしまった。
上の空でチェックインした。(格式ある所が大の苦手なのである)

女中さんに部屋に通されたのは小部屋だった。ここだけ、なんか旅館のようだった。
その女中さんは、私のことを旦那さんと言った、そのあとでお兄さんに変わった。
明りは薄暗く、調度品はチンケ、後で敷きに来たふとんはせんべい布団一枚だった。
親方の言うとおり、格式は無かったのである。ロビーだけだったのである。

それはそうとして、美味しいご飯を食べ、温泉につかり床に就いた。
私はすぐに、ぐーすかぐーすか眠りに付き朝まで良く寝たのであったが、
朝になって親方に恐ろしいことを聞かされた。
「きのう、寝てから直ぐカナシバリにあって、助けを求めて声を出したのよ」

えっ、そうなの? 私は慄然とした。
詳しく聞くと、前にも何回かあってこれも生理現象らしいとのこと。
まあ、そう言えなくも無いと思ったのだが、やはり気味悪いものである。
さらに聞くと幽霊は見なかったとのこと、でも気味悪い。
私も過去数回ある、思い出せばぞっとする。
もしや、この部屋で、かつて……いや、まさかね。

次の日、水族館に行きました。
特筆すべきは、くじらの部位の展示コーナーでのことです。
当然な事ながら、すべてが大きい、そうすべてが……ビック。
私は女親方の紅潮を見逃しませんでした。
微笑ましかった。これもひとコマでした。

おしまい。

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