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実在について

2022-10-15 07:46:43 | パソコン相撲
見た見てない、言った言わないに比べて、あったないは違います。
ここで言う、あったないとは、形としてあり、触ることも出来る事を言います。
人の感情でも、感じる感じない、思う思わない、考える考えないは違います。
また、感じると、思うと、考えるも、段階として別でしょう。

実在と存在も、突き詰めれば違います。明らかに、あると言う実在。
この世は、実在と不実在とで成り立っているかの様です。
私は思うのですが、その実在そのものも、本当はどうなのかと思うのです。
これは、そう感じるや、そう考えるではなく、そう思うのです。

この不確実、これこそが永遠の真理に思えるのですが。
実在と言えども、本当の本当はどうでしょうか、疑いたくもなります。
物の形についてですが、我々が見て、触って、感じたのが、人の捉えた形です。
でもこれは、全生物の中の、極一部の人が感じた捉え方に過ぎません。
ほかの生物は生物ごとに、まったく違った形として接しているのでしょう。
物はどこまでもミクロになり、ミクロの世界から見たら、まるで形は違います。
様々な生物は、違う形の世界に生きていて、その生物からすると、実在です。

人が捉えた実在は、人だけにしか通用しない。
我々が明らかな実在だと言っても、その形は無数の中の、ただの一部です。
そこに物がある、明らかにある、これは明らかな実在だと言っても、そうです。
全生物は、それぞれの実在の世界に生きているのでしょう。
私には「不実在」こそが真理だと、考えるのではなく、そう思えるのです。
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