一枚の絵を見た
腐った裏町で、それを見た
凍る絵を、見た
ただ見た、何も知らずに
魂のない絵、そこにある
血の狂気、そのにある
怨みの目、そこにある
呪いの牙、そこにある
殺意の萌芽の擬態
眠るかにみせ、時を待つ
ああ、遅過ぎた
アドルフの絵だとは知らず
私は、嬉嬉した
腐った裏町で、それを見た
凍る絵を、見た
ただ見た、何も知らずに
魂のない絵、そこにある
血の狂気、そのにある
怨みの目、そこにある
呪いの牙、そこにある
殺意の萌芽の擬態
眠るかにみせ、時を待つ
ああ、遅過ぎた
アドルフの絵だとは知らず
私は、嬉嬉した