Don't Let Me Down

日々の雑感、引用。
言葉とイメージと音から喚起されるもの。

悪党どもの巣窟(笑)

2012-06-25 16:25:39 | 日記

NHKテレビで国会中継を見ていて、あまりの退屈さに眠くなったとき、以下のブログを読みました;

丸山健二 【一刀両断62】 2012-06-25 13:11:56

 もっとしっかりとした、もっと本気で働く、もっとまともな、もっとその才に長けた、もっと誠実な人物が、どうして代議士や知事や首相にならないのでしょうか。なぜ、この程度の、お粗末極まりないどころか、国家や社会を疲弊へと誘いこむような、あまりにもひどい輩しか国民の代表にならないのでしょうか。突出した優秀な人材がいないからでしょうか。仮に存在したとしても、選挙を人気投票くらいにしか受け止めておらず、あるいは、自分たちの目先の欲を満足させてくれるだけの、悪辣な人物を平気で推す、そんな愚民に対して愛想をふりまき、作り笑顔と握手と土下座と大嘘の涙と見え見えのハッタリのみを歓迎するような軽薄な選挙民などまともに相手できないと思っているのでしょうか。
あるいはまた、胡散臭さと、なりふり構わぬえげつない手口と、どろどろした駆け引きが伝統的なものとして固定化してしまっている世界に、高い理念と実行力のみを引っ提げては入って行くことが不可能であると見抜いているでしょうか。

 それとも、テレビの馬鹿番組に出ることによって名前と顔を売った、ただそれだけのお調子者が、国民の大半を占める愚民の機嫌をうかがいながら、かれら好みのパフォーマンスを演じることだけで絶大な支持を得ているという現状を目の当たりにして、この世界には自分の出る幕がないと改めて悟ったからなのでしょうか。ために、政界は悪党どもの巣窟と化し、ために、国民はいつまでも食い物にされつづけ、ために、国家は安心安全の道を辿れないのでしょうか。

 つまり、問題の本質は国民のレベルのあまりの低さに在るのです。国民の意識が改まらないかぎりはこの国はいつまでもこのままです。

(引用)