Don't Let Me Down

日々の雑感、引用。
言葉とイメージと音から喚起されるもの。

ちょっとびっくり

2012-06-16 17:22:48 | 日記

いま見た國分功一郎ツイート(今日の);

國分功一郎 ‏@lethal_notion
僕のツイートをまとめてくださっている方がいたので紹介。この前の再稼働発表の時のことを忘れないために。みんな何でもすぐ忘れてしまいます。そして今は概ねテレビがその原因です。テレビが現時刻の雰囲気を作り出し、過去を葬り去る。http://blog.goo.ne.jp/wamgun/e/7ebf9a225a8002f3dc16dc8dfd03aeb2
(引用)


ここでリンクされてんのは、ぼくのブログ(2012/4/14“この発言に共感します”)ですね(笑)

國分功一郎さんのことは、彼のブログで知り、『暇と退屈の倫理学』も実は読みかけたが、このところ定期的に訪れる“哲学不信症”におちいっており、それと、ぼくはハイデガーというひとがどうしても苦手で(もちろん解説書レベルの話ですが)、中断してしまっています。

ぼくはツイッターをやってないので、國分さんに直接応答できませんが、これもなにかの縁になるなら、ちょっと希望です。







放置国家への反撃

2012-06-16 12:44:22 | 日記

下記(引用)ブログをアップした後、天木直人ブログを見た、これも全文引用;


<野田暴政民主党政権と国民の本当の闘いはこれから始まる>

それにしても野田民主党政権は悪辣だ。
権力を最大限に利用して多くの国民の意思を無視して暴政につきすすむ。
それにしても自民党、公明党は卑劣だ。
権力ほしさにそれに加担する。

民主・自民・公明の大連立が事実上決まったようなものだ。いや既にかなり前から決まっていたのだ。
ここ数日のドタバタ劇を眺めながら私は痛感していた。
消費税増税も原発再稼動もすでにとうの昔に決まっていたのだ。
自民党や公明党との難航した協議も、民主党内の不協和音も、すべて見せかけであり、ポーズなのだ。
これだけ国民の反発がある大きな決定を、すんなり決めては格好がつかない。だから政局の混乱を装い、苦渋の決断の末決断したという振りをして決断の野田を国民に見せようとしたのだ。

その一方で、壮大な情報操作を行なう。
全国で湧き起こる反対の声を見事にメディアから封殺した。
オーム逮捕劇をこの日に合わせてメディアをジャックしたのも見え見えだ。
スキャンダル報道をぶつけて小沢派の戦意を削ぎ、大阪維新の会の松井知事のスキャンダルをちらつかせて国政参加を思いとどまらせようとする。
原発稼動と消費税増税を交互にメディアに登場させて争点を拡散させる。
メディアがそれらすべてに加担する。

そして究極の背信は解散・総選挙の先延ばしである。
国民の唯一の抵抗は選挙しかない。

消費税増税を強行した野田、前原、菅グループなど許すものか。
大飯原発再稼動を強行した野田、藤村、枝野、細野の四人組は落選させる。
後ろで糸を引いている仙谷など噴飯物だ。

そう思っても選挙が先送りされればどうにもならない。
その間にどんどんと状況は変わって行く。すべてが既成事実化されていく。
国民の怒りは気勢をそがれる。

しかしそうは問屋はおろさない。
なぜか。
彼らのやろうとしている事が間違っているからだ。正義がないからだ。
野田民主党政権や自民党、公明党はみずからが談合して強行した政策に首を絞められることになるだろう。
国民の反撃はむしろこれから始まる・・・





法治国家ニッポン!(放置国家ニッポン)

2012-06-16 12:09:20 | 日記

“中央新聞”がとぼけた(ふざけた)社説を掲げているなかにあって、地方紙・信濃毎日新聞が、明晰な社説を掲げているのを読んだ、以下に全文引用;


<原発再稼働 これが法治国家なのか>
信濃毎日新聞06月15日(金)社説


 関西電力大飯原発の再稼働が秒読みに入った。このままだと安全性をめぐる抜本対策は先送りしたままの暫定的な運転となる。

 野田佳彦首相は「国民の生活を守るため」と強調するが、福島第1原発事故をどこまで深く受け止めているのだろうか。

 野田政権に欠けているのは、ものごとの手順だ。事故の総括を行い、それを踏まえて論議を深め、新たな安全基準をつくる。こうした過程を欠いた再稼働では国民の信頼は得られない。

<福島の被害を原点に>

 昨年の原発事故は、チェルノブイリと同じ最悪の「レベル7」だった。人類史に記録されるべき大事故は、日本社会を根底から揺さぶりつづけている。

 野田政権が新しいエネルギー政策を打ち立てるに当たっては、事故がもたらした衝撃にまず目を向けなければならない。

 第一は、福島県が受けた傷の深さである。

 原発に近い自治体など11市町村が避難指示区域とされ、基本的に人が住めない状況にある。区域内の人口は8万6千人に上る。

 天災であれば直ちに復興に取り組むことができるが、原発事故は除染を徹底しなければならない。元通りの暮らしに戻るまで何年かかるか分からない地域もある。広範囲に及ぶ故郷喪失の影響は計り知れず、産業だけでなく人々の心にも暗い影を落としている。

 被災自治体の首長らが大飯原発の再稼働に疑問を呈するのは当然だろう。野田政権は、県民が被った傷の深さに思いをはせ、将来のエネルギー政策を検討しなければならないはずだ。

<根拠を欠いた手続き>

 首相は8日、大飯原発再稼働を決断した理由を国民に語りかけた。被災者の気持ちは「よく、よく理解できる」としながらも、「国政を預かる者として人々の暮らしを守るという責務を放棄するわけにはいかない」と述べている。

 人々の暮らしを台無しにしたのは、政府と東京電力である。それなのに「暮らしを守る責務」を強調するのはふに落ちない。

 福島の被害はひとまず置き、大飯原発を動かして関西圏の暮らしを守る―。首相は、こう言っているに等しい。これが「責務」なのか、首をかしげざるを得ない。

 事故の第二の衝撃は、政府の原子力行政と危機管理能力に対する信頼が根もとから崩れさったことである。

 首相が原発を再稼働させるというのであれば、信頼の土台を再構築しなければならない。

 なぜ事故が起きたのか、政府はなぜ住民を十分に守ることができなかったのか、丁寧に検証する。それを踏まえ、再発防止に向けた抜本対策を講じ、新たなエネルギー政策を国民参加のもとでつくっていくことである。

 現実はどうか。事故の検証は、民間、東電、国会、政府による事故調査委員会が、それぞれ取り組んできた。民間と東電の事故調は報告をまとめているが、残りはこれからである。

 一方で政府は、(1)大飯原発再稼働(2)原子力の安全規制をめぐる新たな仕組みづくり(3)中長期のエネルギー政策の策定―の作業に取り組んでいる。

 このうち最も急いだのが、(1)大飯原発再稼働である。ストレステストの1次評価や政府が急きょ示した安全基準をクリアし、関西圏の理解や立地自治体の合意も得た―と政府は説明するだろう。

 だが、地震のときに必要な免震重要棟やフィルター付きベント装置の設置などは済んでいない。政府は関西電力に工程表を提出させ、その審査でよしとしている。

 そもそも、(2)の新たな安全規制の仕組みづくりは、民主、自民、公明の3党が基本合意した段階である。再稼働までの政府の手続きが、事故を踏まえた新たな法的根拠を欠いていることは明らかだ。

<国民的議論とは何か>

 首相は「政府の安全判断の基準は暫定的なものであり、新たな体制が発足した時点で安全規制を見直していく」と述べている。首相自身が、とりあえずの見切り発車であることを認めたといえる。

 大事故が起きたというのに、政府の判断で原発を動かすというのは信じ難い。これで法治国家といえるのだろうか。

 (3)の中長期のエネルギー政策の決め方にも注意が要る。

 首相は「国民的な議論を行いながら、8月をめどに国民が安心できるエネルギーの構成、ベストミックスというものを打ち出していきたい」と述べている。

 首相の言う「国民的議論」は欠かせないプロセスだが、どんな形で国民の声を聞くつもりなのだろうか。(2)の安全規制のように、3党協議で進めるようなことになれば、国民的議論どころか国会軽視と言わざるを得ない。

 「脱原発」とか「脱原発依存」といった言葉が先行している。中身を煮つめるには、国民参加の場が必要だ。首相には有権者に信を問う覚悟で臨んでもらいたい。







野田首相は恥を知れ

2012-06-16 08:40:01 | 日記

以下全文引用;


ドイツ緑の党が野田に対して抗議文を送りました。
添付した資料をご覧ください。

杉山廣行(「緑」の京都・準備会)


Letter of Protest
抗議声明文

To: Mr. Yoshihiko Noda, Prime Minister of Japan
日本国首相、野田佳彦殿、

Shame on you, Mr. Noda – listen to your people and act responsibly – Don’t restart Ohi reactors – Come up with a responsible energy policy based on conservation and renewable energy”
‘野田首相は恥を知れ ―国民の声に耳を傾け、責任ある行動を取れ― 大飯原発を再稼働するな ―資源保護と再生エネルギーを基本とした政策を責任をもって構築せよ―

Dear Prime Minister,
野田首相、

We protest your decision to restart two nuclear power reactors in the town of Ohi in Fukui Prefecture. We ask you to reconsider and instead impose a moratorium on nuclear power in Japan. We ask you to come up with a responsible energy policy for a Japan without nuclear power and based on energy conservation and renewable energies.
我々は、貴職の福井県大飯町原発二基再稼働決定に抗議する。再起動について再考を求め、代わりに日本国内原子力発電の一時停止発動を要求する。資源保護と再生エネルギーを基本とした、原発のないエネルギー政策構築を要請する。

Here are our reasons:
事由は以下の通りである。

① Your decision is undemocratic. The Japanese public is not supporting you. Many members and parliamentarians of your own party are not standing with you.
貴決定は民主主義から逸脱している。日本国民は貴殿を支持していない。貴民主党内部でも多くの国会議員が反対の立場を表明している。

② The full truth about the meltdown of the three reactors in Fukushima has not been established, yet.
福島原発三基のメルトダウンについて、未だ事故原因の真相が明らかにされていない。

③ The prevailing, temporary safety standards that have been applied by the stress tests and that you referred to when you declared the Ohi reactors to be safe, are insufficient. At present, essential safety measures that are required by the stress tests have not yet been implemented in Ohi. It is not verified whether the reactors can be shut down safely if a serious earthquake were to occur.
大飯原発のストレス・テストに適用され、かつ同原発安全宣言の際に言及された現行の暫定安全基準は極めて不十分である。現在に至るまで、ストレス・テストに本質的に不可欠の安全対策が実施されていない。もし深刻な地震が起きた場合、原発を安全に停止できるか否かが検証されていない。

④ Any new regime of safety standards must be formulated and overseen by a truly independent Nuclear Safety Agency. This agency has not yet been established, and parliamentary procedures have just been started.
新たな安全基準制度は、独立した第三者原子力安全機構によって制定され、かつ遵守されなければならない。

⑤ The sharp increase in seismic activities in Japan since the earthquake and tsunami catastrophe of March 11 is alarming. The fact that there are active fault lines in the vicinity of the Ohi reactors, and perhaps even under the site is a major reason of concern.
三月十一日の東日本大震災以降の日本列島の地震活動の激増は、警告を発している。もしかすると原発敷地の直下に存在するかもしれない活断層が大飯原発周辺に複数存在するという事実が、再稼働に対する大きな危惧となっている。

You may reject this letter as an outside interference into the internal affairs of Japan. However, we know since Chernobyl and Fukushima that the fallout of nuclear accidents does not know national borders, but severely impacts the global environment and bears unknown risks to the health of all mankind. We believe it is our moral obligations to voice our concerns to you.
貴職は本状を内政干渉として拒否されるかもしれないが、チェルノブイリ及び福島原発事故以来、原発事故がもたらす死の灰に国境はないこと、地球環境に深刻な悪影響を与えること、さらに人間に不測の健康被害を及ぼす危険等々を我々は承知している。

We also know that our concerns are shared by many people in your country and that a majority of your people does not agree with you. We have high respect for the people of Japan, for their sense of community and service in times of great harm. We believe in their creativity and strong will to overcome these difficult times, and to rebuild a Japan without nuclear power.
我々はまた多くの貴国民が同様の危惧を抱き、国民の過半数が貴職に反対表明していることを承知している。我々は、大災害時の地域社会において共同体連携意識を発揮する日本国民に対して高く敬意を払うものである。我々は、日本国民がこの困難な状況を克服し、原発のない国家を再建されるための創造力と強い意志を発揮されることを信じる。

We, therefore, ask you to kindly reconsider the restart of the Ohi reactors and to declare a moratorium on nuclear power. We ask you to come up with a responsible energy policy for a Japan without nuclear power based on energy conservation and renewable energies.
我々はここに、大飯原発再稼働を再考願い、原子力発電の一時停止宣言を要求する。
我々は、貴殿に対して、資源保護及び再生エネルギーを基本とした責任あるエネルギー政策を確立されんことを要請する次第である。

Yours sincerely,

Date:

Signature: