気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

GPFに向けて小塚君インタビュー

2008-12-04 22:31:35 | 男子選手
昨日のチュッキョフィギュアは小塚君のインタビューでした。大ちゃんについてもちらりと触れられています。白黒映像の大ちゃんの4回転が美しい!そこだけリピリピした私です。あ、小塚君のインタビューでしたね・・・。(汗)

「グランプリファイナル出場おめでとうございます!」という言葉と共に本田恵美アナウンサーから大きな花束を受け取った小塚君、照れたような笑顔がとってもかわいいです。
インタビューが始まっても線が細いからか、本田アナが大柄なのか、小塚君は小柄に見えてしまう。すごい選手に成長しつつあるのに。

スケートアメリカについて
「ジョニー・ウィアー選手やエヴァン・ライサチェク選手が終わったら、自分の名前が上に残っているので、えーって感じで。」
本田アナ「あの人達の上に立っちゃいました。」
「立っちゃいました。どうしましょうか。(笑)」

フランス大会でのプレッシャー
「SPが始まるまで、出て行くまですごく緊張していました。今までにない緊張感じていて、うわー大丈夫かなという感じだったんですけど、曲が鳴る寸前になってふわーっと自分の練習の情景が浮かんできて、これだけ練習したんだから大丈夫と自身を持つことができて。」

ジャンプの安定の理由
「今シーズンから錘を加えて、自分の力以外の負荷を掛けたトレーニングを始めて。20kgから30kgぐらい。錘の重さが加わった分の筋肉がジャンプの時にラクに跳べるように支えてくれてるのかなと思います。」

大輔君の4回転映像
「怪我してしまったことについては、本当に世界選手権の枠を取る上ですごく大切な人だったので、すごく悲しいことですけど、高橋君に安心してリハビリして怪我を治してもらえるように、がんばって枠を取れるように練習しなければいけないなって思います。」

GPFの目標順位
「順位~~~そう~~~どうなるかわからない~~~目標ですか?目標は~~~そうですね~~~うーん~~~(頭をかきながら)とにかくがんばってドベにならないように、じゃあ、がんばります!」

色紙の言葉
「調子に乗らない!!」

小塚君の脱力系キャラのよさがたっぷり味わえた、それでいてアスリートらしい成長も感じられたいいインタでした。小塚君って癒し系ですよね?私は彼を見ていると、なんだかほんわりと心がなごみます。うんと年の離れた弟を応援するかのような気持ちで応援しています。
やはり本番で実力を発揮する一番の方法は、自信の裏付けとなる練習でしょうか。20kgから30kgの負荷を付けたトレーニング、彼にずいぶん筋肉を付けたのでしょうね。服を着ていると細身にしか見えませんが。
「高橋君に安心してリハビリして怪我を治してもらえるように」、この言葉は嬉しいですね。小塚君、ありがとう!GPF、全日本、世界選手権とがんばってね!ずっと応援しているよ!
そしてGPFの目標順位、彼が言いよどんでいる間、私はテレビの前で「表彰台、表彰台、最低表彰台!」とぶつぶつ唱えていました。(笑)それなのに「ドベにならないように」ですもん、脱力してしまいました。(汗)しかもこんなに控えめなのに、色紙の言葉は佐藤コーチに言われた「調子に乗らない!!」ですものね。
謙虚でいながらやるときはやってくれる頼もしい彼です。ちょっと私、彼に期待して熱く応援しすぎている気がするけれど(枠取りのためじゃないよ!本当に小塚君にがんばってほしいの)、これから益々応援に力を入れますね!全日本も優勝してほしいな~。

フィギュアこぼればなしにも番組に入りきらなかった小塚君のインタビューの一部が載っています。
赤がラッキーカラー(ファンは赤いものをプレゼントしたり、赤い花を投げ込んだりするといいですね。私も全日本で彼に赤い花を投げ込みたいと思います。)だったり、年の近いよきライバル、パトリック・チャンと仲がよかったりと楽しい情報ばかりです。

そして鈴木明子ちゃんの話も。1月にリアルタイムで放送された摂食障害の少女との交流、私も見てブログに書きました。ここです。あのときの少女、明子ちゃんから力をもらって、障害を克服することができたんですね。よかった~!(嬉涙)

NHK杯レポ 3日目後半

2008-12-04 22:26:24 | フィギュアスケート大会
男子FSからEXまでの間、どーもくんたちが楽しませてくれました。3日間ともどーもくんは大人気、ぐるぐる回ったり(ステップ名がわからない 汗)、転んで起き上がれなくなって起こしてもらったり(冗談で起き上がれないフリをしているのかと思ったら、本当に1人では起き上がれないらしかった 汗)、あの体型でスパイラル見せてくれたり。一体どんなお茶目な人が中に入っていたのでしょうね?

まずは自国開催枠で出してもらった無良君、でもGPS初出場、シニアデビューの年で5位は立派な成績です。すでに大物感漂っているとまで言われ、今後どこまで伸びるか楽しみな17歳の「Pump it!」。フリーの後でお疲れだろうから、アクセル3本は入れてこないかな、でも彼なら・・・、と期待していたら入れてきましたね!成功したのは1本だけだったけれどこの男気、高校生だけど惚れちゃいそう。(笑)

ケヴィン(名前で書くとヴァンデルペレン君とごちゃごちゃになりそう)、上手に観客を楽しませてくれましたね。フリーの後なのに、難易度の高いものは入れてないとはいえ、ジャンプも次々と成功させて。笑顔がかわいいです。昨年から個性的な容貌と4回転で気にはなっていましたが、今回かなり気に入りました。

アシュリーもコケティッシュに踊ってくれました。欧米の選手は10代でも観客を魅せるツボを心得ています。帽子をフェンスに置いたり、カメラに向かって色っぽく目線を送ったり。私が男性なら色っぽくて、スケートも生き生きとして素敵な彼女にとっくに悩殺されています。(笑)

アメリカの若手カップルのサミュエルソン&ベイツ、シニア1年目で若いのに上手ですよね。女性のサミュエルソンが魅力的で、男性のベイツが長身で力強いです。モニターもチラ見していたら、アップになった低い位置でのリフトがすごい迫力でした。アメリカのアイスダンス界、若手の台頭で混戦ですよね。

スキーヤー登場、と思ったらポンセロでした!ポンちゃん、なんてお茶目なの、と益々ファンに。ここまで楽しませてくれるEXもそうないですね。icenetworkでEXの写真を見ると、スキー板からスケートのエッジが突き出ているのがわかりますね。2階席から見たら、本当に氷の上でスキーを漕いでいるようでした。
同じフランスですもの、キャンデロロの後継者は彼でいけますね。プレオベールも真っ青のエンターテイナー振りではありませんか。でもジュベールも3枚目路線のショーナンバーをやったらしいし、フランス人ってのは小粋で人を楽しませるのが上手なんですね。
アナウンスに促され、お片づけもきちんと上手にできたポンちゃんです。(笑)

ジョニーの「アヴェマリア」、美しかった~。DOIに続いて観たプログラムだけど、見る位置が違うと印象も違います。崇高な雰囲気が漂っていました。

明子ちゃんの「リベルタンゴ」、北側を向いて始まったので、南側のこちらには背中が。でも衣装の丸く開いたこの背中がまた美しいのよ。緊張感溢れる大人のタンゴ、私も視線を受けてみたかったです。

ファイエラ&スカリの逆リフト、いいですねぇ。私、逆リフト大好きです。体格にそれほど差のないカップルの特権ですね。スカリが他の男性アイスダンサーにないいい味出してます。

「アラウンド・ザ・ワールド」やってよという願いも虚しく、織田君はまたまた「トスカ」でした。このプログラム、何度見てもつまらないと思うんだけど。観客を楽しませるようにできていない。EXなんだからもう少しサービスしてくれてもと思います。織田君のファンはこのプログラム好きなのかな・・・?
アンコールで少しでも「アラウンド・・・」をと思ったのですが、「仮面舞踏会」のストレートラインステップでしたね。転倒してトトトと小走り。笑わせてくれました。

パン&トン、EXでも高いツイストリフトやスロージャンプで魅せてくれました。何度見ても歓声を上げてしまいます。アンコールがまさか「ポニョ」とは。大人の雰囲気のこの2人とはあまりにミスマッチで大ウケでした。意外な一面のあるペアなのですね。ポニョは中国でも人気なのでしょうか?

大トリはやはり真央ちゃんです!パンツバージョンの「sing sing sing」が見たいと思いましたが(わがままばかり言っています)、タラソワさんへの感謝を表してかやはり「Por Una Cabeza」でした。このプログラムも好きですが、見たことないほうを見たくなるというそれだけ。
アンコールは奇しくも織田君と同じ「仮面舞踏会」のストレートラインステップ!これがすごい迫力と美しさ、まさに女王の貫禄でした。

楽しかった3日間の観戦もおしまいです。一番見たかった人は見られなかったけれど、会場に行けばフィギュアスケートは楽しく何度も感動を与えてくれるし、行ってよかったと思いました。これだけの数の外国人選手やペアやアイスダンスを観たのは初めてでしたし。
それにこんな時にしか会えない、ファン仲間の友人達にも再会できました。
なるべく会場の雰囲気をお伝えしたいと思いつつ、ずいぶん端折った拙いレポになってしまいました。読んでくださった皆様、ありがとうございました!