wakuwakuな生活

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現代にも置き換えられる?分厚い本「新世界から」(上・下) 貴志祐介

2014-06-14 15:01:04 | 読書日記
遠い未来には、人間は呪力を使えるらしい。
    


でも、自分たちの暮らしを守るために、「悪鬼」や「業魔」を持っている子又はなりうる子どもたちを早めに教育したり、もしくは排除したりして、この世界を保ってきた。
   


この物語は、主人公「渡辺早季」35歳が、10歳から25歳位までの、この世界を守るために、考えに考え抜きながら戦った数々の体験を、後世の人たちに資料として残しておくために書いた物語である。

テレビで、栗山千明さんが紹介し、「あまりにも面白いので、速く読むのがもったいない。読み終わりたくない。」と、絶賛されていたので、私もそういう感覚が分かるので、どんな本かな~と思い読んでみた。

ちなみに、私がどんな本にこんな感覚を覚えたかというと、
ここ1.2年でいうと
百田尚樹さんの「影法師」
冨樫綸太郎さんの「早雲の軍配師」
高橋直樹さんの「曽我兄弟の密命」(天皇の刺客) 等々である。

どれも終わるのがもったいなくなって、ゆっくり読んだり、しばらく置いておいたりした。

この「新世界から」の本も、やはり栗山さんが推薦していただけあって、読み応えがあり、面白かった。

また、「悪鬼」を現代社会の「原発」や「狂気の持ち主の言動」とすると、現代の問題点を示唆しているようでもあった。

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2 コメント

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Unknown (みなちゃん)
2014-07-03 22:03:04
貴志祐介さんという作家、初めて知りました。
機会があったら読んでみたいと思いました。(^o^)
もったいないという感覚 (にこにこ)
2014-07-06 13:38:55
読み終わるのがもったいないという感覚うらやましい。最近、集中力散漫な私は、夢中で読みたい本に出会えません。でも、わくわくさんに紹介してもらった「早雲の軍配使」はおもしろかったですよ。童門冬二著「平将門」もおすすめ。歴史ものについつい偏ってしまいますが・・・。

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