wakuwakuな生活

徒然なるままに、楽しいことをわくわくするようなことを載せていきたいです。

異動で職場での挨拶

2023-04-01 16:51:28 | 挨拶文
令和5年3月31日、長年勤めた職場を修了した。その時のお別れの挨拶。

「私は子どもたちとよくクイズを出し合っていたので、ここでも出したいと思います。
さて、私はこの職場に何年勤めたでしょう?
そうです。12年間です。ちょうど東日本大震災の年で、3月10日に面接に来たので、よく覚えています。
月日は早いもので、その間退職もし、再任用として、働かせていただきました。感慨に堪えません。

一番の思い出は、読売新聞の子ども俳句という欄が月1回掲載されるのですが、それに、今まで7人の子を載せているということです。最初の俳句は3年前の「赤とんぼ 夕日が出ると 帰るとき」、最近では2月15日掲載の「かれえだは はっぱがとれて ゆびみたい」です。まあこういう俳句が載るんだなあと、少し戸惑ったことも事実ですが、でも、どちらもそのまま素直に詠んだ俳句なので、子供の感性ってすごいなとも思いました。こういうことで子どもに少しでも自信をつけさせることっていいのではと思います。

また、退職後もこうやって働いているのは、こんな言葉を聞いたからです。
「がばいばあちゃん」を書いた島田洋七さんがその本の中で、
語弊があるかもしれませんが、「人生は死ぬまでの暇つぶし。暇をつぶすには仕事がいい。暇がつぶれてお金が貰える」と。
なるほどなあと思いました。だから私も心も体も元気なうちは働いていたいなあと思いました。

新しい職場になり、1からのスタートになります。
足を引っ張らないように頑張っていきたいと思います。
今までお世話になりありがとうございました」

最後の方は少し言葉に詰まってしまった。
長年人前で話していてもやはり上がってしまうもので、最後はほっとして涙腺が緩んでしまったのかもしれない。


コメント (1)
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