wakuwakuな生活

徒然なるままに、楽しいことをわくわくするようなことを載せていきたいです。

伊勢湾クルーズと吉野・吉水神社の旅

2016-03-29 16:55:04 | 旅行記
平成28年3月27・28日(日・月)と、吉野の桜と吉水神社をもう一回行きたいなと思っていたら、丁度良いツアーがあったので、申し込み、行ってきた。

3年前に、4月上旬に吉野に行った時、満開ではなく、残念だったが、今回も時期が早いので、期待はしてなかったが、果たしてその通り、全く咲いてなかった。
でも、どんな具合か、伊勢神宮の1本、吉野の駐車場の所の1本は、満開の花をつけていたので、良しとしよう。
  

私が確認したかった、後醍醐天皇が執務を行った南朝の吉野朝宮跡や義経を匿ったり秀吉が盛大な花見を開いたという吉水神社は、改めてしっかり見に行くことができたので、満足した。

では、順を追って書いていこう。
新横浜から新幹線で豊橋に行く。天気はイマイチ、富士山は雲の中
  

豊橋からはバスで、渥美半島を南下して、伊良湖港へ。途中ガイドさんが、キムタクが家族でサーフィンによく来るという赤羽海岸の浜を紹介していったけ。また、暖かい気候を利用して、菊の生産が一年中取れるので、天皇のご崩御の時には、ここの菊を使ったという。伊良湖港では島崎藤村の「椰子の実」がここに流れてきたようで、資料館があった。
伊勢湾クルーズで鳥羽港へ。途中、神島なる神聖な?島があった。
           

伊勢神宮へ。まずは外宮。
ここでは、勾玉の形をした、お守りを子ども分3つ買った。これは、子どもが子宮から外界に出る形であり、良いお導きをしてくださるお守りだということで、是非とも、これからの息子たちの3人の行く末を守ってくださるようにお願いをして買ってきた。果たして、どうなるものやら。でも、行き着くところは、運命やそれぞれ自身の行いや考えで人生は決まることもある。
この間、ラジオを聴いていたら、島田洋七が、「人生は暇つぶし、暇つぶしには働くのが一番である。金ももらえるし。」と言っていた。
なるほど。だから子どもたちにも、働いて暇つぶしをしてもらいたい。この位に考えていたほうが人生楽である。結構なお金をもらっているのだし。
     

次に内宮。
     

英虞湾を見ながら、伊勢志摩サミットが開かれる賢島へ。でも、近くまでは行ったが、バスからなので、あまりしっかりは見られなかった。橋で繋がってて、4月辺りからは入ることができなくなると言っていた。名古屋駅でも警察官が警備をしていたし、それに向けて、準備をしている感があった。立派なホテルで、1泊20万円もするらしい。
  

一日目が終了し、伊勢志摩ロイヤルホテルに宿泊。このホテル、エレベーターがネックで、途中で乗る場合、なかなか下に降りられない。そこで、ガイドさんから、一回上に上ってから降りてきたほうが早いと伝授され、その通りにしたら、やっぱり早い。

2日目は、吉野山散策。なんと3時間もある。但し、今回のように、桜がまだ咲いていないときは時間に余裕があるが、実際満開の時は、すごい混みようで、駐車場に入るのに、一番最大3時間も乗っていたと言っていた。まあでも、こんなにスッキリ入れて、ゆったり散策できて、良かったといえばよかった。
               

国宝の蔵王堂
   

吉野朝宮跡
  

歩いていると、韋駄天山
  

いよいよ吉水神社
秀頼が、茶釜を寄贈しているのには驚いた。父親と同じように、盛大なお茶会を開いたのだろうか。義経の鎧は、思った通りに小さい感じ。弁慶の瞑想の間の狭いこと。金屏風は本当に使っていたものか。後醍醐天皇は本当に座っていたのか。疑問が湧いてくるが、信じよう。
                

中千本にある如意輪寺に行こうとしたが、集合時間に間に合いそうもないので、途中、日本一の景勝地とうたっている小高い丘があったので、そこを登って引き返す。果たして、もし桜が満開であったなら、さぞかし素晴らしい眺めであろうという感じであった。
        

バスに帰る途中、勝手神社の看板。
    

後醍醐天皇由来の神社も。吉野の名産「」は、滋養食品として、昔から重宝されているそうな。
     

ゆっくりとした2日間。ホテルの温泉はいい湯だった。
こういう時間が過ごせ、ほんと幸せである。
みんなに感謝して、英気を養い、来週から、さあ働こう。
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コンパクトにまとまっている 小机城

2016-03-26 17:32:04 | 神奈川・相模原近隣の歴史・旧跡
平成28年3月21日(月)春分の日の振り替え休日に、お天気に誘われて、日頃から行ってみたいなと思っていた小机城に行ってきました。

東京方面から小机城に、逃げてきた豊島氏たちを、かの太田道灌は、「いろはにほへと ちりじりになる」と、小机城を攻める際に、集まった兵士たちに、この言葉を投げかけて、鼓舞したという。

この小机城、とは言っても、舘谷(たてや)があるわけではなく、小高い丘に、空堀や本丸・二の丸・井戸跡などがあったであろう形跡が残っているだけである。

元々は、もっと広い敷地が広がっていただろうと思われるが、横浜線や環状線らがこの小高い丘を分断している。

住宅街を抜けて、丘に通じる階段を上ると、竹林が茂っている城跡に入る。コンパクトにまとまっているので、初心者には、分かりやすい城かもしれない。
                 

関東各地、至る処に、関東管領上杉氏の家宰である、長尾氏や太田道灌らの戦い跡がそこかしこのにあるんだなと改めて、思った。
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上溝の街道を歩く

2016-03-13 16:34:40 | 神奈川・相模原近隣の歴史・旧跡
平成26年3月12日(土) 3月も中旬に入るが、まだまだ肌寒い天候の中、以前大変興味深く聞くことができた上溝の「歴史講座」の中で、
      

平安時代から戦国時代の頃の上溝を通っていた街道を紹介された。

千ちゃんの「記録が新しいうちに歩いてみようよ」の言葉に、私もこんな身近に、歴史の教科書に出てくるような人の逸話が残っていることに驚いていたので、二つ返事で、了承。

今回のウオーキングとなった。

はたまた驚いたのは、街道の道筋を辿っていくと、うちの近所の丸崎児童館の路地を入ったところに、和田坂や藤橋という、街道の地名がでてきたことである。
     

「和田坂(わださか)」の碑があり、その脇に、大きな榎のような古株があり、その近くには、2、3本の榎木がすくっとたっていた。多分この古株が、親株で、それが分かれたのかと想像を巡らし、写真に撮ってきた。

その由来とは、鎌倉時代の頼朝の家臣である「和田義盛」が横山党と姻戚関係にあったことから、たびたびこの地を訪れたという。あるとき、ここで弁当を食べ、使った箸をさしたのが根付いて、「和田榎」という大榎がこの「和田坂」にはかってあったという。また、和田坂の近くには、「藤橋」が架かってあり、それは、和田義盛が、藤を盛ってその上に土をかけて、川を渡ったからこの名が付いたと伝承されているという。

それに、古道に沿って今もある旧家の井上家に「泉親衡(いずみちかひら)」に始まる家系図が残されていて、この泉親衡は、北条義時を倒す計画を進めるが、発覚して、逐電した人物と言われています。この計画には和田義盛の子や甥も加わっていて、もしかしたら、和田氏ゆかりの地である上溝に逃れてきたのかもしれないという。
今回私たちが歩いた道は、この義盛や親衡が馬で駆け抜けた道なのである。
   

結局、御家人同士の争いが続き、義盛は、義時の挑発にのり、挙兵しますが、横山党の到着が遅くなったこともあり、善戦するが、打ち取られてしまい、以後、北条氏が実権を握ることになっていく。

大きな歴史の流れの中のちょっとした欠片でも、この地が関係していることがあるんだなと思った。

では、歩いた道順に、記載しておく。

まずは、原当麻の駅から、「天応院」の方へ、この辺は、油井領(元々は大石領であったが、川越合戦で上杉が北条に負けて、北条氏照の支配下になる)で、氏照の娘の化粧田となる。

当麻山無量光寺を目指す。
     


当麻山を抜けて、子神坂(ねのかみさか)を探す。夢の丘小学校の方へ。
     

この坂は、趣があって昔の感じを彷彿させるものがあった。夢の丘小の河津桜は有名だそうだ。

番田駅近くの大ケヤキ。立派な佐藤邸の庭にあった。昔のこの辺の武士の名前は、「佐藤」であった。どうりで佐藤さんが多かった。
  

旧家井上家の前を通って、「今橋」を抜けて、亀が池八幡宮へ。
   


亀が池八幡宮から丸崎の方へ行き、先ほど書いた「和田坂」「藤橋」へ行き、上溝の「宝光寺」へ向かう。宝光寺は、「向西庵(こうさいあん)」と称していて、戦国時代この地を治めていた、大石定久の娘が仏に仕えていたところである。大石氏は上杉氏に従う、武蔵野国守護代で滝山(油井)城主でしたが、1546年の川越合戦で北条氏に敗れて、氏康の二男氏照を養子とし、その所領を譲ったとされる。
    
 

市営グランドにいき、照手姫が祭ってある「榎神社」へ。そこから橋本方面に抜ける街道があったということだ。
       

こんな近くにも、歴史的なことが埋もれているんだなと感慨に浸ってしまった今日のウォーキングであった。
2万歩近く歩く。
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