wakuwakuな生活

徒然なるままに、楽しいことをわくわくするようなことを載せていきたいです。

やっと軍配者三部作冨樫倫太郎著が読み終わる。

2014-09-15 16:14:26 | 読書日記
 この3連休、ゆっくり体を休められたので、読み途中だった「謙信の軍配者」(富樫倫太郎著)をやっと読み終わることができた。

 この本は、軍配者ものの三部作で一部は「早雲の軍配者」、二部は「信玄の軍配者」、三部がこの「謙信の軍配者」で、ちょうど戦国時代の始まりの北条早雲の時代から16世紀中頃の川中島の戦いの山本勘助が亡くなる第四回の戦い(1561年)までを、北条の軍配者風魔小太郎、武田晴信(信玄)の軍配者山本勘助、長尾影虎(上杉謙信)の軍配者宇佐美冬之助の活躍を中心に描かれていた。

 若き日の3人が足利学校で出会い、友情を育み、別れ際、「戦場で見えよう」と誓い合い、それぞれが紆余曲折を経て、自分が一生を捧げられる主人と出会い、敵対するが、心の中では強い絆で繋がり合い、力いっぱい戦い、それぞれに助け合い、駆け引きをし合って、最後には死という別れで幕を閉じる。

 これを読み終えて、小田原城が総構えという城の形態を造ったのがわかったし、あまりにも強い景虎(関東管領職や上杉という名をもらって破竹の勢いである)と一戦をまみえるのは部が悪いと悟った氏康の策(小太郎が提案)で、町全体を城壁で囲み、民たちを守る為の総構えであった。
 また、川中島の戦いは、一回目は景虎が勝利、二回目は信晴が勝利で、どちらもあと一歩追い詰めれば大将が死んでいたという戦いであったことも。
 4回目の戦いでも、勘助の策を見破ったのは、冬之助であった。炊飯の煙がいつもより多いと感づいたのだ。これは習慣の違いで、長尾の方は兵にいつも2食分の食料を持たせ、武田方はその場その場で食べさせていた。そんな習慣の違いで見破られてしまった。これも運命である。そんなことも分かった。

 晴信の本拠地(城)である「躑躅が崎館」にもこの夏行ってきた。扇状地の入口を躑躅ケ崎というそうで、まさにそこに建てられていた。今では武田神社になっていたが。
そう言えば、そこの資料館で、晴信の父の追い出された信虎は今川の方で、手厚く囲われていて、晴信(信玄)の死んだ一年後に亡くなっていたっけ。

誠に面白い本らであった。
     


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念願のパンケーキ

2014-09-15 15:37:34 | その他
 8月末、江ノ島水族館へ行く機会があり、その水族館の道路隔てて前にあり、いつも長い行列で、食べたくてもなかなか食べるられなかったパンケーキ屋さんが、用事が済んで「どうかな~」と思いながら行ってみたら、思いのほか行列が短くて、入ることができ、ちょっと早い昼食を食べることができました。

 すごいボリュームなので、いちごのパンケーキと卵料理のエッグべネディクトなるもの2つをふたりで半分ずつ食べました。年配組は平らげたけど、20代の若いペアはこのクリームにへきへきして、残していました。シロップはココナッツ、メープル、グァバの3種類がありました。
   


3年越し位の念願が叶って嬉しかったけど、年寄りにはあのクリームは毒かも。
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東海道唯一の海路 熱田湊から桑名

2014-09-13 21:12:25 | 東海道珍道中
平成26年8月27日・28日 かねてから興味があった東海道唯一の海路を体験できるツアーがあったので、迷わず申し込んだ。

名古屋の熱田湊から三重県の桑名まで、当時は「七里の渡し」といって、28kmの海路を帆掛け舟で約4時間かけて渡ったそうだ。

でも現在は埋め立てが進み、だいぶ海の外側を陸地を見ながら、エンジンのある船で、3時間で渡ってきた。伊勢湾は穏やかな入り江で、あまり波も激しくなく、周りの景色の説明を聞きながら、風に吹かれてきた。

桑名では名物のハマグリの蒸し焼きを食してきた。
              

ガイドさんが言っていたことだが、熱田湊では客の取り合いで喧嘩が耐えなかったと文献に書いてあったという。伊勢参りに行くには、桑名に行くよりもその次の宿場、四日市に行ったほうが楽なので、こういう事になったという。そっちに行く航路もあったというから、そりゃそうだ。

そのツアーには、秋葉山本宮に行くのも付いてあって、日頃から東海道を歩いていると、至る処に「秋葉山詣」とういう看板が目に付いていたので、その本宮に行けることで、楽しみにしていた。
               


江戸時代、お伊勢参りと並び称される位に、秋葉山参りも人気であったそうだ。
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