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ピアノ教室のなにげない日常日記

ピアノの先生でおばさんな「若芽」の、なにげない日記

連弾、2曲

2012-09-18 21:28:58 | コンサート
 一週間前までは、練習する曲が伴奏を含めて18曲もあったのが、急にショパン1曲だけになってしまって調子が狂っている……、というわけではないのだが、10月のコンサート用に、連弾の曲を練習することになった。
 今回のコンサートの出演者は7名である。しかし、プログラムを組んでみたら、1部も2部もそれぞれ30分くらいで終わってしまいそうなことが判明。いくらなんでもちょっと短すぎでは、ということになって、N先生とわかめで、連弾を2曲弾くことにしたのである。
 曲目は、チャイコフスキーの「四季」より「秋の歌」と、ドヴォルザークの「スラヴ舞曲Op.72 No.2」(スラヴ舞曲ではいちばん有名な曲)。わかめはセコンドを弾きます。


マリンバコンサートの報告

2012-09-08 23:02:49 | コンサート
 本番その1のマリンバコンサートが、無事終わった。
 マリンバの伴奏はいつも音の数が多いので苦労するのだが、今回は特にテンポの速い曲が多かったので本当に大変だった。でも、いつもより合わせの回数が多かったおかげで、割りと安定した演奏になったと思う。
 伴奏の時は滅多にあがらないわかめだが、今回は体育館とか公民館じゃなくてホールだということで、舞台袖ではやや緊張していた。それでも、マリンバのTさんのあとからステージに出てピアノの前に座った時には、普通の精神状態だった。
 しかし、1曲目は「道化師のギャロップ」で、テンポが滅茶苦茶速い。弾きはじめてまもなく、その速いテンポに心臓がつられたのか、なんだかドキドキしてきたような気が……。
 え? もしかしてあがってる? ヤバイかも。などと考えつつも、大きなミスもなく無事弾き終わる。
 実は、ソロを弾く時には、弾きはじめは落ち着いているものの、途中からどんどんあがってきて、ほとんど幽体離脱みたいな気分のままで弾き終わることがよくあるので(過去の演奏報告を参照)、もしかして、今日は伴奏でもそうなっちゃうんだろうかと少し心配になったが、次のモンティの「チャルダッシュ」(もともとはバイオリンの曲)の初めのスローな部分を弾きはじめたら、すぐにいい気分になってきた。速いところも問題なくクリアして、弾き終わる頃にはすっかり落ち着きを取り戻す。
 3曲目は今回初めて弾く曲で合わせに苦労していたのだが、本番がいちばん上手くいった気がする。それでますます、いい気分になる。
 「くまんばちの飛行」も今回初めてである。練習の時はかなり無茶苦茶なことになっていたのでちょっと不安だったが、本番はバッチリ合ってホッとした。
 そんな感じで調子よく進んでいたのだが、最後の「剣の舞」の中間部で、やったことのないミスをしてしまう。なんとか音は繋いだので大事にはならなかったが、あの曲はひるまずにガンガンいかないとダメだね。最後の右も左も6度で下降するところは成功したので、まあ良しということで。

 今回は、全部で10曲(無伴奏の1曲を含む)のコンサートだった。前日にリハーサルをしたのだが、本番は、リハよりピアノも弾きやすかったし、響きも良かったように思う。
 初めにあがっていると思ったのがウソのように、楽しく演奏できました。ソロは「楽しく演奏」という境地にはまだまだ至らないが、とにかく、次に向けて、ショパンの暗譜をがんばります。



マリンバの伴奏

2012-07-18 22:32:13 | コンサート
 9月の初旬に、久し振りに、マリンバの伴奏をすることになった。マリンバ奏者のTさんが、コンサートを頼まれたようである。
 詳細はよくわからないのだが、曲目は、決まったら連絡してくれることになっている。
 伴奏譜が届いたら忙しくなるので、それまでにショパンを頑張っておかないとね。と言いながら、このところ雑用に追われ、なかなか練習できないんだよね。とほほ。



演奏会報告

2011-12-22 13:01:10 | コンサート
 遅くなりましたが、11月末に友人たちと行なった演奏会のご報告を。
 今回のコンサートは、チラシもプログラムもわかめが作ったので、もともと裏方気分だったのだが、さすがに当日は、演奏に専念できると思っていた。ところが、演奏会冒頭のアナウンスをすることになってしまった。
 別の先生が自分でアナウンスするつもりだったらしいのだが、その先生はなんと出演順が1番。いくらなんでも、初めのアナウンスをしてからすぐにステージヘ出るのは無理だろっ、と思って、第1部はわかめが代わってあげることにしたのである。
 なんたって、わかめは今回、出演順が最後(つまりトリ)だからね。それまではヒマなのよ。

 本番当日の流れはこんな感じ。
 午前10時に会場に着いて、まずは40分間ほどホールでリハ、というか最後の練習。それから、アナウンスの練習をしたり、お昼を食べたり、プログラムを折って並べたり、歌と伴奏のバランスを聴いてあげたり、マイクやライトの使い方を確認したり。結構忙しくて、あっという間に開演時間の2時になってしまった。
 わかめの開演のアナウンスで第1部が始まる。約40分後、第1部の演奏が終わったので、わかめは休憩のお知らせをしてから控室へ。出番が最後だと言っても4番めなので、慌ててドレスに着替える。化粧を直している余裕もなく、顔で弾くんじゃないからいいや、と思って舞台の袖に向かった。
 なんか、全然演奏する気分じゃないのだが、妙に落ち着かなくなってくる。そんな中でも、どんどん自分の出番は近づいてきて―――。
 いよいよステージへ。

 いつもお客さんはそんなに多くはないんだが、今回はなぜか、皆さん後ろのほうに張り付くように座っていらして、前のほうはガラガラ。一番前の席にずらっと並ばれているよりはもちろん好ましいのだが。
 そんなことを考えながらお辞儀。椅子の高さを直して、弾きはじめる。曲は何度も書いているが、ショパンのソナタ第3番第1楽章である。
 いちばん緊張したのは、初めのタカタカターン。ターンを外したらやだなあ、とずっと思っていたが、問題なくクリア。1ページめは思いのほか落ち着いて上手くいく。ところが、だんだんあがって来た。
 いつもそうなんだよね。初めからあがっていることもあるが、初めは落ち着いていても弾いているうちにだんだんドキドキしてくるのである。
 2ページめ。4度の下降は素晴らしく、とは言えないまでもまあ無難にこなしたものの、その後の左の半音階を外す。しかし細かいことは無視してそのまま先へ。
 3ページは、途中で音が掴めなくなるが、そこも強引に何かの音を弾き続けているうちに立ち直り、第2主題へはいる前の下降のフレーズへ入ったまではよかったのだが、勢いが付きすぎてしまったのか、下降し過ぎに。こんなことは初めてで、うろたえて4ページ目の第2主題にスムーズに移行できなかったよ。
 この辺りで、腕が震えているのを認識する。かなりマズイ状態である。
 でも、第2主題の美しいメロディはなんとかそこそこにクリアし、そのあと2ページほどは、怪しい音を弾いたり音を2.3個すっ飛ばしたりしながらも、音楽は流れていった。
 弾いている時はいつものテンポだと思っていたのだが、あとで考えると少し速かったのかもしれない。指が鍵盤上で泳いでしまって上手く音を掴めないのだもの。
 ここまでは、ミスしながらも止まらず弾きなおさずにきたのだが、1番カッコの少し前の、流れるようなメロディの途中(82小節あたり)でいきなり次の音がわからなくなる。適当にゴチャゴチャ弾いたものの、全然次へと続けられない。で、結局80小節まで戻って弾きなおして、ようやく次へ。
 あーあ。やっぱりやってしまった。
 などと考えていたからか、あるいは集中力が切れたのか、次の1ページ半は記憶にないうちに弾いてしまっていた。
 9ページめに入った辺り(108小節~)で我に返るが、ガンガン弾くところでは音を外しまくり。しかしここで止まったら立ち直れないと思って根性で突き進む。
 そのおかげか、だんだん落ち着いてきて、そのあとは、ミスもあったものの自分の音楽も表現できたような気がする。

 今回のショパンのソナタは、今まで練習してきた数々の曲の中でも、質、量ともにいちばん深くさらった気がする。あ、まあ、受験曲は別格だったかもしれんが、あんまり昔のことなんで、よく覚えてないんだな(笑)。
 そんなに練習したのにこんな悲惨な演奏かよっ、と思われたかもしれないが、わかめとしては今回は手ごたえを感じた。ピアノの練習の仕方も進化したと思うし、まだまだやれる気がする。
 やっぱり、継続は力なり、だね。
 来年は、このソナタの4楽章に挑戦してみようかなあ。



マリンバコンサート、終わりました。

2011-12-03 22:56:41 | コンサート
 今日のマリンバコンサートは、小さな教会が会場だった。新しいかわいい教会です。
 ピアノはヤマハの木目のアップライト。状態は、こういう場所に置いてあるピアノにしては良いほうだと言える。ピアニッシモを出すのはちょっと大変だったが。
 このコンサートに向けて伴奏の練習を始めたのは、ほぼ一ヶ月前だが、ご存じのように自分のコンサートがあったので、その直前はさすがに練習できず、最後の追い込みは演奏会が終わったあとの一週間。
 伴奏する曲は全部で9曲で、そのうちの3曲が初めて弾く曲である。新しい曲は、ソリストのイメージを掴むのが結構大変なんだよね。

 コンサートの本番は、会場が小さかったからか、わかめはお客さんに殆ど背中を向けた状態だったからか、マリンバの伴奏に慣れてきたからか、それとも一週間前にソロのコンサートを経験していたからか、あるいはそのすべての複合的な理由からか、全然、まったく、あがらなかった。
 でも、本番の怖いところは、全然あがらなくてもミスはする、てところだな。
 とにかく伴奏は、ソロ以上に止まるわけにはいかないから、ごまかしつつ弾き続けたが、なんで、こんなところで? というのは、ソロの時と同じなのである。

 伴奏の難しさについて書きたいと思ったが、長くなるので、次回。
 さて、明日からは、今度の日曜日のクリスマス会に弾く「幻想即興曲」を練習しなければ。