ピアノ教室のなにげない日常日記

ピアノの先生でおばさんな「若芽」の、なにげない日記

アンサンブルの注意点

2012-09-13 15:43:18 | 伴奏
 前回のエントリの続きだが、皆さんは、指揮者のいないアンサンブルで、音が停滞してしまうという経験はないだろうか。
 連弾であれ、合唱であれ、伴奏であれ、誰かと一緒に演奏する時、相手に合わせようと思うのは自然なことだし、自分勝手に弾くのではアンサンブルの意味はない。だが、他の人に合わせようと、他の人の音を聴いてから自分が演奏すると、当然だが、どんどん遅れてしまうことになる。お互いに相手の様子を探りはじめると、音楽は停滞するのである。
 相手の音を聴かなくていい、と言っているんじゃないよ。ただね、なんだか音楽が重いなあ、と感じる時は、相手に合わせ過ぎていることが多いのだ。

 伴奏の場合は、伴奏者がソリストについていく、というイメージだと思うが、そうなるとソリストは、テンポをキープしたり音楽を前に進めるのに、非常にエネルギーを使うことになる。やってみればわかるが、かなり疲れるものである。
 だから、伴奏者が、ソリストの表現したい音楽の流れに乗り、それをキープすることができれば、ソリストはずっと演奏しやすくなるはずである。
 もちろん、ソリストより前に飛び出したり先走ったりするのはマズイわけだから、やりすぎには注意しなければならない。どの程度までだったら大丈夫なのかの判断が、実は難しいのだけれど(笑)。
 アンサンブルなのだから、一人で悩む必要はないよ。ソリストや他のメンバーと一緒に考えてくださいな。



マスキングテープ

2012-08-27 11:01:30 | 伴奏
 マリンバのTさんは、ソリストにしては珍しく、伴奏譜のことにまで気を遣ってくれる方なのだが、それでも曲によっては、自分なりの工夫は必要になる。今回は「くまんばち」などを縮小して貼り合わせたのだが、その時に、Tさんに「楽譜を貼り合わせるのにいいよ」と教えてもらったマスキングテープなるものを使ってみた。
 わかめは普段、コピーした楽譜の空白部分を重ねてドット糊で貼り合わせているのだが、時々、楽譜が片側に寄ってしまい、貼り合わせるだけの空白ができないことがある。その空白のない楽譜同士を貼り合わせる時には、仕方がないので、細く切った別の紙で貼り合わせていた。しかし、このマスキングテープなら、わざわざ紙を切らなくてもいいし、糊で貼らなくてもいい。柄もいろいろあってかわいいのである。
 工作も、少し楽しくなりそうである。


マリンバの伴奏合わせ 2回目

2012-08-25 13:51:40 | 伴奏
 初めての伴奏合わせはお互いに手探りなので、問題があっても笑ってごまかせるが、2回目となると、そんなことも言っていられない。
 というわけで、お盆明けからの一週間、メトロノームに合わせての練習で、テンポアップを目指した。
 おかげで、音はまだ多少正確さを欠くものの、指定のテンポで弾けるようになり、マリンバの速度にも、ほぼついていけるようになった。
 速い曲を合わせる時には(メトロノームと合わせる場合でも)、弾きはじめる瞬間から、そのテンポにノッていることが絶対に必要である。初めの一拍で遅れてしまうと、そのあとどんなに正確に弾いても、すべての拍が僅かに後ろにずれてしまうからだ。最初の一拍に乗り遅れないためには、弾きはじめる前にその速さ(テンポ)を感じていなければならない。

 今回は、マリンバのTさんがどう表現したいのかがわかってきて、わかめも少し自由に弾くことができたので、すごく楽しい伴奏合わせになった。曲のイメージも前回よりはっきりつかめたので、練習がずっとやりやすくなる。「剣の舞」と「ティコティコ」がイマイチだったので、練習、がんばります。
 今後の予定は、合わせをあと2回、リハ、本番、である。



マリンバの伴奏合わせ

2012-08-14 23:14:58 | 伴奏
 いろいろと忙しかった上にピティナの報告もあったので、マリンバの伴奏のことまでは書いていられなかったのだが、前々回のエントリ(7/31)をアップしたあと、すぐに新曲の楽譜が届いた。で、先週末、1回目の伴奏合わせに行ってきた。
 今回は、「道化師のギャロップ」「ウィリアム・テル序曲」「くまんばちの飛行」「剣の舞」などの、テンポの速い曲ばかりのシビアなラインナップで、少々うろたえている。
 新曲の合わせはただでさえわけがわからなくなるのに、加えてテンポが速いとなれば、もうパニックである。「今日は少し遅めにやりましょう」とマリンバのTさんが言ったので少し安心したのだが、実際は、そのテンポでも充分すぎるほど速いのであった。
 しかし、あやしいながら、一回目の伴奏合わせは無事終わる。次回は23日である。
 ここ数日雑用に追われてまともに練習できなかったので、明日こそ、がんばるゾ!


マリンバコンサートのプログラム

2012-07-31 10:02:46 | 伴奏
 9月のマリンバコンサートのプログラムが決まったので、手持ちの楽譜で練習を始めている。
 全部で11曲。ここ数年で何回か演っている曲が5曲、過去に2回は伴奏した曲が1曲、かなり以前一度だけやったことがあってそれ以来何年も弾いていない曲が2曲、楽譜を持っていない、つまり今まで一度も弾いたことがない曲が3曲という具合だ。
 新曲はもちろん厄介なのだが、楽譜待ちの状態なので、まだ練習はできない。
 それより今の問題は、昔々一度だけ弾いたことのある「剣の舞」である。ご存じの通り、大変素晴らしい曲なのだが、編曲物のピアノ譜が弾きにくい常で、この伴奏譜も非常に弾きにくいんだよね。一応、楽譜通りに練習しているけど、マリンバのスピードについていけなければ、跳躍する左手の三和音を二つに減らさないダメかもな。
 伴奏の場合、楽譜通りに弾くことより、音楽の流れを乱さないことのほうが大切である。そのためには、時には音数を減らすという選択をしなくてはならないこともある。当然だが、曲のイメージが変わるほど音をカットしてはいけない。
 楽譜通りに弾けるに越したことはないので、もう少し足掻いてみるかな。