コーラスの伴奏

　マリンバコンサートの翌日、地区の行事があって、そこでわかめが指揮をしているコーラスグループが合唱するのだが、伴奏者が忙しいので、伴奏はわかめである。
　マリンバの伴奏だけじゃなくて、こっちの楽譜の切り貼りや練習もあって、先週はマジで忙しかった。
　実は、この行事では、毎年コーラスを頼まれる。参加者もほぼ同じなので、毎年同じ曲を歌うというわけにはいかない。それはわかっているのだが、なぜか毎年、前回歌った曲を忘れている。
　というわけで、今年こそ忘れないように、ここに書いておこうと思う。

　あすという日が・夜明けのスキャット・はにゅうの宿・浜辺の歌・旅愁・星の世界・ふるさと

　全７曲で、演奏時間は、１７、８分である。

暗譜の経過報告

　ショパンのソナタ３番の終楽章の、暗譜の進捗状況を報告しておこう。
　最初の５ページは一応覚えた、という状態。覚えたはずがあれれ？なことになるのは、いつものことなので、深く考えないことにしている。
　現在は真ん中の５ページ分と格闘中だが、右手で３つの音符を弾く間に左手が４つの音符を弾かなければならない６ページ目から７ページ目（特に後半）は、またしても覚えられる気がしない。しかし、同じことを思っていた２ページ目も覚えられたのだから、なんとかなるかもしれないと思うことにする。
　できれば８月中に、嘘でも最後まで暗譜したいと思っていたのだが、あと３日ではまったく不可能ですな。まだちゃんと弾けないところとか、あるしな(笑)。

マスキングテープ

　マリンバのＴさんは、ソリストにしては珍しく、伴奏譜のことにまで気を遣ってくれる方なのだが、それでも曲によっては、自分なりの工夫は必要になる。今回は「くまんばち」などを縮小して貼り合わせたのだが、その時に、Ｔさんに「楽譜を貼り合わせるのにいいよ」と教えてもらったマスキングテープなるものを使ってみた。
　わかめは普段、コピーした楽譜の空白部分を重ねてドット糊で貼り合わせているのだが、時々、楽譜が片側に寄ってしまい、貼り合わせるだけの空白ができないことがある。その空白のない楽譜同士を貼り合わせる時には、仕方がないので、細く切った別の紙で貼り合わせていた。しかし、このマスキングテープなら、わざわざ紙を切らなくてもいいし、糊で貼らなくてもいい。柄もいろいろあってかわいいのである。
　工作も、少し楽しくなりそうである。

マリンバの伴奏合わせ ２回目

　初めての伴奏合わせはお互いに手探りなので、問題があっても笑ってごまかせるが、２回目となると、そんなことも言っていられない。
　というわけで、お盆明けからの一週間、メトロノームに合わせての練習で、テンポアップを目指した。
　おかげで、音はまだ多少正確さを欠くものの、指定のテンポで弾けるようになり、マリンバの速度にも、ほぼついていけるようになった。
　速い曲を合わせる時には（メトロノームと合わせる場合でも）、弾きはじめる瞬間から、そのテンポにノッていることが絶対に必要である。初めの一拍で遅れてしまうと、そのあとどんなに正確に弾いても、すべての拍が僅かに後ろにずれてしまうからだ。最初の一拍に乗り遅れないためには、弾きはじめる前にその速さ（テンポ）を感じていなければならない。

　今回は、マリンバのTさんがどう表現したいのかがわかってきて、わかめも少し自由に弾くことができたので、すごく楽しい伴奏合わせになった。曲のイメージも前回よりはっきりつかめたので、練習がずっとやりやすくなる。「剣の舞」と「ティコティコ」がイマイチだったので、練習、がんばります。
　今後の予定は、合わせをあと２回、リハ、本番、である。

ショパンの暗譜

　伴奏にうろたえていたが、考えてみたら、１０月末のコンサートでは、ショパンのソナタ３番の終楽章を弾かなければならないじゃないか。
　本番の２ヶ月前には暗譜していたいものだが、そうなると期限は８月末である。というわけで、まだまともに弾けないというのに暗譜を始めることにした。３日ほど頑張った結果、１ページ目はなんとか覚えたものの、２ページ目は覚えられる気がしない。
　エキエル版では終楽章は15ページで、ほぼ５ページずつの３つの部分に分けることができる。５ページずつを５日間で暗譜できれば、９月５日には全部覚えられるはずなのだが、ちょうど同じ頃にマリンバコンサートの本番があるし、実はその翌日には、コーラスの伴奏もしなければならないというハードスケジュールなので、ショパンにそれほど時間をかけることはできないしなあ。
　そうでなくても、いろいろと雑用もあって忙しいのであった。
　まあ、とにかく頑張ってみます。