友人たち何人かで毎年やっているコンサートが、今年も終わりました。
今回は初めてのホールだったので、メンバーが同じなのに、いつもと雰囲気が違っていたような気がする。まあ、単に会場に慣れていないってことなわけだが。
でも、スタッフの方々が非常によくして下さったし、メンバーの評判も良かったので、来年もここでやるかも。
では、恒例の演奏会報告を。
わかめは9時半に会場入りして、自分のリハーサルをやったり、ピアノの位置を決めたり、照明をスタッフの方やほかのメンバーと相談したり、開演前のアナウンスの練習をしたりと、いつもに増して落ち着かない時間を過ごし、コンサート開始時点で既に疲れ切っていた。
わかめの演奏するソロと連弾は、どちらも後半だったので、開演前のアナウンスをしてからドレスに着替えたのだが、前半40分、後半40分の会なので、考えているより早く、自分の番がやってくるのであった。
ショパンのソナタ第3番の終楽章は、ただでさえエネルギーが必要だというのに、なんとなくぼんやりしている自分が心配になる。しかし、気分が盛り上がり過ぎても暴走してしまい、それはそれで問題である。音楽に充分に入り込みつつも、冷静さを保っているのが理想なのだが、それは非常に難しい。特にステージではね。
さて、いよいよわかめの番が来た。お辞儀をして、2回も椅子の高さを直してから座る。
取りあえず、初めの8小節の和音が上手くいけばいいんだが、と思いながら弾きはじめた。そこを問題なくクリアし、なぜかわからないがいつも引っかかる次の8小節も無事クリア。割りと冷静に弾き続けていたら、3ページめの真ん中(62小節)で左手がわからなくなる。なんでこんなところでわからなくなるかなあ。
なんとか、右だけを正しく弾いて次のフレーズに入ることができたのも束の間、次の長い下降のフレーズに入る心の準備がなかったため、半分下降したところで続けられなくなり、もう一度、上から弾きおなしとなる。
そのあとは再び少し冷静さを取り戻し、4ページから5ページの右手の長い16分音符のパッセージを崩壊せずに弾いた。ところが、92小節の左手、オクターブに変わるところを短音で上がってしまい、思わず止まる。すぐに弾きなおすも、だんだん気持ちが身体から分離していくような感じに。どうして、ステージ上では、いつも幽体離脱みたいになるんだろうか、まったく、困ったもんだ。
とにかくそんな状態でも、指は一生懸命動いている。
2度目の主題が始まって11小節目(110小節)で、再び左手を間違えるわかめ。ここは何度も間違えているところだったので、すぐに主題の初めに戻り、今度は慎重にそこをクリア。そして、そのあとは止まらずに最後まで。
前半ではさまよったものの、後半は結構盛り上がったんじゃないかな。いや、自分ではよくわからんのだが、袖で聴いていたほかのメンバーかそう言ってくれたから。
実は268小節目で、右と左が8分音符一つ分ずれてしまったのに強引に弾き続けるという、気弱な(笑)わかめにしては珍しい離れ技をしてしまったのだが、そのあとの右手の下降も最後の6個の和音も問題なく弾けたので、良しという事で。
お辞儀をして袖に帰ってきたら、急に身体がガクガクしたので、やっぱり緊張してたのかもしれない。
そのあと、ソプラノの演奏を挟んで、連弾を2曲弾かねばならなかった。ソロを弾いてすぐだったので切り替えが上手くいかず、思わぬミスもあったが、わかめとしては、あれが精一杯だったかな。
今回のコンサートは、生徒さんが何人も聴きに来てくれた。その上、お花やお菓子をいただいてしまって、申し訳ない気持ちです。ものすごく嬉しいのだけれど、聴きに来て下さるだけで、嬉しいのですよ。
来年もがんばろう。
今回は初めてのホールだったので、メンバーが同じなのに、いつもと雰囲気が違っていたような気がする。まあ、単に会場に慣れていないってことなわけだが。
でも、スタッフの方々が非常によくして下さったし、メンバーの評判も良かったので、来年もここでやるかも。
では、恒例の演奏会報告を。
わかめは9時半に会場入りして、自分のリハーサルをやったり、ピアノの位置を決めたり、照明をスタッフの方やほかのメンバーと相談したり、開演前のアナウンスの練習をしたりと、いつもに増して落ち着かない時間を過ごし、コンサート開始時点で既に疲れ切っていた。
わかめの演奏するソロと連弾は、どちらも後半だったので、開演前のアナウンスをしてからドレスに着替えたのだが、前半40分、後半40分の会なので、考えているより早く、自分の番がやってくるのであった。
ショパンのソナタ第3番の終楽章は、ただでさえエネルギーが必要だというのに、なんとなくぼんやりしている自分が心配になる。しかし、気分が盛り上がり過ぎても暴走してしまい、それはそれで問題である。音楽に充分に入り込みつつも、冷静さを保っているのが理想なのだが、それは非常に難しい。特にステージではね。
さて、いよいよわかめの番が来た。お辞儀をして、2回も椅子の高さを直してから座る。
取りあえず、初めの8小節の和音が上手くいけばいいんだが、と思いながら弾きはじめた。そこを問題なくクリアし、なぜかわからないがいつも引っかかる次の8小節も無事クリア。割りと冷静に弾き続けていたら、3ページめの真ん中(62小節)で左手がわからなくなる。なんでこんなところでわからなくなるかなあ。
なんとか、右だけを正しく弾いて次のフレーズに入ることができたのも束の間、次の長い下降のフレーズに入る心の準備がなかったため、半分下降したところで続けられなくなり、もう一度、上から弾きおなしとなる。
そのあとは再び少し冷静さを取り戻し、4ページから5ページの右手の長い16分音符のパッセージを崩壊せずに弾いた。ところが、92小節の左手、オクターブに変わるところを短音で上がってしまい、思わず止まる。すぐに弾きなおすも、だんだん気持ちが身体から分離していくような感じに。どうして、ステージ上では、いつも幽体離脱みたいになるんだろうか、まったく、困ったもんだ。
とにかくそんな状態でも、指は一生懸命動いている。
2度目の主題が始まって11小節目(110小節)で、再び左手を間違えるわかめ。ここは何度も間違えているところだったので、すぐに主題の初めに戻り、今度は慎重にそこをクリア。そして、そのあとは止まらずに最後まで。
前半ではさまよったものの、後半は結構盛り上がったんじゃないかな。いや、自分ではよくわからんのだが、袖で聴いていたほかのメンバーかそう言ってくれたから。
実は268小節目で、右と左が8分音符一つ分ずれてしまったのに強引に弾き続けるという、気弱な(笑)わかめにしては珍しい離れ技をしてしまったのだが、そのあとの右手の下降も最後の6個の和音も問題なく弾けたので、良しという事で。
お辞儀をして袖に帰ってきたら、急に身体がガクガクしたので、やっぱり緊張してたのかもしれない。
そのあと、ソプラノの演奏を挟んで、連弾を2曲弾かねばならなかった。ソロを弾いてすぐだったので切り替えが上手くいかず、思わぬミスもあったが、わかめとしては、あれが精一杯だったかな。
今回のコンサートは、生徒さんが何人も聴きに来てくれた。その上、お花やお菓子をいただいてしまって、申し訳ない気持ちです。ものすごく嬉しいのだけれど、聴きに来て下さるだけで、嬉しいのですよ。
来年もがんばろう。