ピアノ教室のなにげない日常日記

ピアノの先生でおばさんな「若芽」の、なにげない日記

10月のコンサート(2017)

2017-11-06 21:58:56 | コンサート
 この2ヶ月は本当に忙しかった。というわけで、久しぶりのブログである。

 10月のコンサートのショパンの「バラード第4番」は、結局、暗譜は無理でした。本番1ヶ月前に、暗譜状況を考えて、今回は暗譜は諦めて楽譜を見てでもできるだけまともな演奏をしよう、と決めた。だって、バラ4だよ。楽譜を見れば弾けるってもんじゃないんだよ。楽譜を見たって弾けないのに、暗譜なんて言っている場合か、てことよ。

 暗譜するとしないでは、全然練習方法が違うよね。これ、わかめだけ?
 練習しているうちに自然に覚えてしまっている、というのが理想かもしれないが、わかめにはそんな芸当はできず、暗譜のための練習に終始することになって、音楽とまともに向き合うことができない。
 でも、暗譜しないと決めたので、最後の1ヶ月は、暗譜から解放されてきちんと曲と向き合う練習ができた。楽譜をよく見るというのは練習の基本である。練習しながらいろいろな発見もあり、苦労もあったが楽しかった。それに、弾けないところはなくなった(笑)。
 本番の1週間前には、演奏時間は11分30秒になり、テンポ的にも問題なく。
 いつの日か暗譜で弾きたいよね。あらゆる面で難しい曲だが、本当に素晴らしい曲だから。

 あ、コンサート本番はね、なんだか非常に落ち着いていて自分でも不思議だった。大きなミスもなく、今のわかめとしては精一杯の「バラード4番」を表現できたと思う。

バラード第4番

2017-05-05 14:50:58 | コンサート

 発表会までは、2台ピアノや生徒さんとの連弾の練習に追われていて、他の練習はできなかったので、発表会が終わってから、10月のコンサートで弾く曲を物色していた。
 ショパンの「スケルツォ第1番」とか「幻想ポロネーズ」とか弾き始めたものの、なんかピンとこない。そんな中、急に「バラード第4番」を思いつく。

 今まで何度か弾いてみようと思ったことはあるのだが、いつも譜読み初期で挫折していた。でも今回は、なぜか最後まで譜読みだけはできそうな気がする。もちろん、バラ4は半年では無謀だと自分でも思っている。しかし、勢いで、「ナショナルエディションエキエル版」のバラード集を注文してしまったし、1年半後のコンサートになら間に合うかもしれないので、手持ちの楽譜で、少しずつ譜読みは始めてます。さて、どうなるやら。


「ラ・カンパネラ」と、いろいろ

2017-03-03 11:34:01 | コンサート
 気が付いたら、2ヶ月もブログを更新していなかった。すっかり春めいて来ましたね。

 2月の「ラ・カンパネラ」は奇跡的に大成功!(笑)  さすがに同じ曲も3回目のステージともなると、わかめでも上手くいくのかも。
 いや、しかし、練習中には、知らないうちに戻っていて同じところを弾いていたり、本番当日のリハでさえ、似ている部分で違う方のパッセージを弾いてしまったりしていたので、やっぱり上手くいったのは奇跡かも。それでも、弾きこんでいくうちに、間違えても収拾が付けられそうだ、とは思った。こういう感覚はわかめには珍しく、ここまで弾き込めば、ステージでもうろたえないのだな、と少し自信になりました。

 さて、世の中は確定申告の真っただ中。わかめも今日の午後、申告に行ってきます。
 ピティナの課題曲発表もあって、参加予定の方々は大変な時期でしょうが、がんばってください。わかめは、ピティナは卒業のつもりだったのだが、もしかしたら参加するかもしれない。生徒さん次第ですが。


2016 10月のコンサート

2016-11-04 15:44:55 | コンサート
 急に寒くなってきましたね。いろいろと忙しくてすっかりご無沙汰してしまいました。取り敢えず、演奏報告を。

 10月のコンサートは、予定通り、バッハのパルティータ第2番全6曲を弾いた。
 バッハは、弾けば弾くほど難しさがわかってくる。でも、練習しているうちに、次第にテーマや各声部がはっきり聴こえるようになるし、それぞれの声部でのデュナーミクのピークのずれなども表現できるようになるので、どんどん楽しくなる。弾きながら自分の音に癒される気分になる。久しぶりのバッハだったが、また何か弾きたいなあ。

 本番は、暗譜じゃなかったので落ち着いたものだったが、間違えたことのないところで変な音を弾くといういつもの法則は変わりなく(笑)。でも、なんとかごまかしつつ先へ進むのだった。嘘でも止まらずに進めるようになったのも、成長なのではと考えている。

 ただ、6曲目のカプリッチョがちょっとヤバかった。調子よく弾いていたのだが、前日からなぜか急に不調になっていた最後のところで、間違えてしまった。何が起こったのかわからないが(たぶん指遣いの問題)、ごまかしてあと2小節弾いて終わる、というのは明らかに尻つぼみな感じでマズイ。最後は堂々と終わりたかったわけよ。運よく楽譜は目の前にあるので、さっと2段前に戻り、今度は間違えずに最後まで弾き切りました。

 最後の曲だけでもノーミスで弾ければ良かったんだが、15分間弾き続けた最後の部分、というのは、なかなか難しいものだね。もう少し修行を積みます。

 ピアノのコンサートが終わって、次はすぐにコーラスの発表会である。2回のうちの1回目はもう終わりました。割りとうまくいったと思ってます。あと一回、がんばります。


2016秋のコンサート

2016-08-10 14:39:57 | コンサート
 毎年10月ごろに、友人たちと無料のコンサートを開いている。
 今年の初めの予定では、わかめはそのコンサートで、ブラームスのラプソディー第2番とバッハのパルティータ第2番をやるつもりだったのだが、そのあと、ショパンのエチュードを3曲(Op.10の4と9と12)をやりたくなってしばらく練習した。
 しかし、今年もチェンバロ講習会に参加して、バッハのパルティータ第2番からサラバンドを弾いているうちに、再びパルティータ第2番を全部弾きたくなるわかめ。実はサラバンド以外全く練習していなかったので、現在、サラバンド以外は譜読み状態なのだが、バッハは初めから楽譜を見て弾く予定だったので、今からがんばって、なんとか10月末のコンサートに間に合わせようという計画である。
 そういう状況でショパンのエチュードも弾くというのは、わかめには不可能で、せめてブラームスならと練習を始めてみたものの、こっちは暗譜しないわけにはいかないし、このままでは二兎追うものは一兎をも得ず、になりそうだと気付き、パルティータに専念することに。
 新たに歌の伴奏を3曲やることにもなったしね。

 そんなわけで、譜読みの真っ最中である。間に合うことを祈っててください。