ピアノ教室のなにげない日常日記

ピアノの先生でおばさんな「若芽」の、なにげない日記

ピティナその後

2011-07-15 22:40:03 | ピティナコンペティション
 ピティナの予選を通過できた生徒さんは、本選に向かって頑張っているので問題ないが、通過できなかった生徒さんは、もしかしたらやる気がなくなっちゃうんじゃないかと、ちょっとだけ心配だった。
 でも、そんなことは全くの杞憂で、ピティナ後初めてのレッスンにやって来た生徒さんは、来年に向けてがんばると言う。わかめも、エチュードとかバッハなどの基礎力を磨くチャンスだと考えていので、本当に良かったよ。

 毎年言っていることだが、ピティナやその他のコンクールに参加している皆さん、コンクールの結果ごときに右往左往してはいけないよ。自分の実力を磨くことが、何より大切だということを忘れないようにな。



左手の痺れは

2011-07-08 20:19:50 | 肘部管症候群
 7月5日(火)の昼、急に痺れはじめた左手は、前回の4月の時と同じ症状だと気付いて、夏だというのに仕方なく肩甲骨にホッカイロを貼り付けてみたら、少しはよくなってきた。
 夏とは言え、というか夏だからなのかもしれないが、汗をかいて冷えたのかもしれない。
 念のため、その日の夜、温泉に行ってマッサージもしてもらったので、翌日には、まだ小指にテープを巻いたような感じはあるものの力が入るようになる。
 それで、指の状態の確認の意味も込めてショパンのソナタを弾いてみた。それが悪かったのか、あるいはまた昨夜冷えたのか、今日は朝から左腕がおもだるい。やな感じ。

 普段、仕事(レッスン)の前には温泉には行かないんだが、事情が事情だから再び温泉へ。ところが、お風呂から出る頃に、じわーん、と嫌な感じに左手が再び痺れはじめるではないか。温泉で温まったはずが、なぜに? 肘も痛くなるし、やっぱり肘部管症候群なのかも、と恐怖におののく。
 で、すっかり顔なじみになってしまったマッサージの先生のところへダッシュした。

 左腕を重点的に揉んでもらう。痺れはじめて時間が経っていないからか、すぐにマッサージの効果が現れた。
 それで気付いたのだが、腋の下のリンパの流れが滞っているらしい。それから、腋の下の下というか肩甲骨の外側というか、要するに自分で自分の身体を抱くようにした時に右手の指先が当たる左脇の骨の辺りを揉んでいた先生が、あ、ここだ、とか言うのである。それから、やっぱり肘の周りは凝っているらしい。
 30分近く揉んでいただいたおかげで、今は劇的によくなっている。もう、テープを巻いたような感じさえしない。
 今度、痺れはじめたら、肩甲骨を温めるだけじゃなく、この辺りを揉んでみることにしよう。

 あ、それから、一応わかめは肘部管症候群だと診断されているけれど、前にも書いたように非常に疑問である。だから、肘部管症候群の方が、同じ場所をマッサージしても回復するとは限らないのでご注意ください。
 ただし、尺骨神経麻痺の方の中には、わかめと原因が同じ方がいるかも、です。




ピティナ地区予選の結果

2011-07-06 23:30:13 | ピティナコンペティション
 実はね、昨日の昼から、また左手が痺れはじめたもので、ピティナの結果報告どころじゃなかったのである。
 手のほうはまだ痺れているものの、少しは症状が落ち着いてきたので、わかめの生徒さんの地区予選の結果とコンペの印象などを述べておこう。

 参加したのは去年と同じ生徒さん二人だが、それぞれ去年までの級より一つ上の級での挑戦だった。特にC級は今まで聴く機会もなかったので、どんなもんかいなと心配であった。生徒さんはきちんと弾いていたものの、1曲目のバロックはなんだがノレてない感じ。いつももっと勢いがあるような気がするが、と思っていたら、案の定「努力賞」という結果に。
 B級の生徒さんはノリノリで弾けたしミスもなかったので、「優秀賞」で予選通過しました。

 ピティナの審査って、前から感じていたことだが、基礎的なテクニックより、それぞれの演奏者が自分の音楽をどう表現するか、その音楽の世界にどれだけ浸りきれるか、というあたりを重視しているんだと思う。今回は特にそれを強く感じた。
 確かに音楽なんだから、表現は大事だ。勢いも必要だろう。だけどコンクールなんだから、曲の勢いや雰囲気だけでなく、タッチの正確さや音色なども少しは考慮してほしいなあと、ちょっとだけ思った。(もちろん、あれでも考慮しているのかもしれんが。)
 まあ、前から言っているように、コンクールというのは良くも悪くも審査員次第だから、割りきらないとやっていけないわけだが。

 いろいろ書いたが、わかめは今回の結果にはほぼ納得している。B級もC級もそれぞれの生徒さんにとっては初めての挑戦だったし、C級を受けた生徒さんはいつもの調子が出なかったので、努力賞という結果も仕方ないかと思う。級が上がると、新しい課題も出てくるね。来年に向けて、がんばってもらいたいものだ。