ピアノ教室のなにげない日常日記

ピアノの先生でおばさんな「若芽」の、なにげない日記

合唱、初めての指揮

2010-07-28 10:58:27 | 合唱
 4月から始まった合唱の練習は、今までわかめ一人で発声練習から音取り、伴奏までやっていたのだが、今週からいよいよ伴奏ピアニストに来てもらうこととなった。つまり、わかめはピアノを弾かなくてよい、ということで、では何をするかと言えば、指揮をするのである。
 「落葉松」はスローテンポなので、実は指揮はやりにくいのだが、もちろん、そんなことは言っていられない。とにかく伴奏してもらって、指揮に初挑戦するわかめ。
 初めはどう振っていいものやらよくわからず、腕を振り回していただけだったが、やっているうちに様子はだんだんわかってくるもんだね。要するに、音楽を表現するということにおいては、ピアノだろうが歌だろうが指揮だろうが、同じなんだな。初めて体験する感覚だったが、気持ちいいもんだね(笑)。
 ただね、どういう音楽を作りあげたいのか、どう表現してほしいのかということを、歌っているみんなに伝えるということは、自分でピアノを弾くというよりはレッスンする感覚に近い気がする。最終的には指揮でそれを伝えなければならないわけだから、その辺りが今後の課題である。

 それにしても、ピアニストがいて伴奏したり音取りしたりしてくれるのが、こんなにありがたいことだとは思ってなかったな。自分でピアノを弾いている時にはさっぱりわからなかったみんなの歌い方や全体のバランスなどが、非常によくわかる。細かいことも指摘できるし、全体の流れも把握できるので、すごく新鮮だ。
 まだまだ指揮は初心者マークだが、とにかくがんばります。


今月の楽語

2010-07-21 10:57:57 | お知らせ
 ブログを始めてから、ホームページのほうはほったらかしである。どれだけほったらかしだったかと言えば、「今月の楽語」が去年のままだというほど。というわけで、「今月の楽語」を更新しときました。
 これ、始めた時には「今の楽語」だったのに、既に「今の楽語」ですらないじゃないか。「今の楽語」とならないことをわかめも望んでいるところである。
 ついでに、生徒募集に反応が全くないのは、わかめのふざけたプロフィールのせいかと思って(そんなわけはない)、10年ぶりにプロフィールも普通な感じに書きなおしてみた。夏休みシーズンに旅行で安曇野にいらっしゃる方、レッスンはいかがでしょう。お気軽にお問い合わせください。詳しくは、ホームページ ピアノ教室のなにげない日常 内の 教室案内 をご覧ください。
 なんか、珍しく、宣伝なんかしてしまったよ。へへへ。


ダン・ダイ・ソンのCD

2010-07-20 14:28:57 | 楽譜・CD
 普段、CDはあまり聞かないのだが、勉強のために聴くことはもちろんある。ショパンのソナタ第3番のCDはアルゲリッチのを持っているのだが、あまりに情熱的で自由奔放すぎて、まったく勉強にならない。演奏としてはすごく好きなのだが。
 というわけで、このたび、ダン・タイ・ソンのCDを買ってみた。全体としては、正統派で端正なショパンという印象。アルゲリッチを聴いているせいか、もう少し情熱的でもいいんじゃないかと思う楽章は、確かにある。
 しかし、ソナタ第3番の第1楽章は、文句なく素晴らしい。楽譜に忠実なので、音の処理の仕方が非常によくわかる。テンポも程良い。音のバランスもスローな部分の歌い方も、わかめの好みにピッタリ。どうでもいいことだが、わかめが音を間違えて練習していたことも発覚(笑)。
 で、以前からゴチャゴチャと書いていた演奏時間だが、ダン・タイ・ソンは繰り返しありで13分。1カッコまでが4分なので、繰り返しなしだと9分ということになる。わかめの目標タイムは9分30秒くらいというところかな。
 イメージも膨らんできたし、がんばって練習しなくては……。と思っているのだが、レッスンで、ショパンのエチュードを2曲、教えることになったので、先生としては弾けるようにしておかねばならず、先週からそっちを練習中。というわけで、ソナタまで辿りつかない日々である。


12分20秒

2010-07-13 23:21:10 | ピアノの練習
 相変わらず、ショパンのソナタ第3番第1楽章を、地味に練習している。しかし、ちゃんと「ソナタ」らしく弾けるようになるんかね。心配である。
 繰り返しなしの演奏時間は、ひと月くらい前には16分ちょっと掛かっていたが、先週は13分15秒。今日は12分20秒というところ。もうちょっと短縮したいところだが、これ以上は暗譜しないと無理かもな。
 それでも、なんとなく全体像が見えてきた。


梅雨時の防湿器

2010-07-06 14:22:35 | 防湿器
 湿気のせいでピアノの状態が悪いのでピアノに防湿器をつけた、という話は今年の初めに書いた。で、梅雨である。
 防湿器には、湿気センサーが付いていて、湿度が高く(たぶん50%以上とかに)なるとスイッチが入り、防湿器が温まって周囲の空気を乾燥させるという構造になっている(らしい)。
 梅雨のさなかの今は、信州といえども湿度はメチャメチャ高く、常に防湿器のスイッチは入りっぱなし。ということは、この暑さの中、常に暖房が入っているようなものである。教室は、2台のピアノに防湿器を入れてあるので、暑さも2倍。確かに温めて乾かすという話は聞いていたんだが、こんなに熱くなるとは思わなかった。
 まあ、しかし、冷房を入れれば部屋全体が乾燥するので、湿度が下がり防湿器は切れる。
 ただね、去年までは冷房を使わなかった雨で少し涼しい日でも、今年は、ピアノから熱が発散されているので、冷房しないわけにはいかないのである。
 ちなみに、冬は温度が低く湿度も低いため、センサーは使わずに防湿器を直接コンセントに繋ぐ。そういう状態なので、冬のピアノは常にほんのり暖かい。

 いろいろ書いたが、わかめは防湿器には満足しているよ。多少暑かろうと、ピアノは乾燥を保てるので、湿気で音がボヨーンとはならないからね。
 しかし、自宅のもう1台に防湿器を入れるのは、ちょっと迷うな。この狭い空間で、ピアノから常に熱が発せられるのは、やっぱ暑苦しいだろう。わかめは我慢できると思うけど、家族はヤだろうな。
 自宅のピアノは、雨の日には湿気のせいで音が全然鳴らず、練習はなかなか辛いものがあるのだが、梅雨ももうすぐ明けるだろうから、夏の状況をみてから検討しよう。ピアノのためには入れたほうがいいのはわかってるけどね。