ピアノ教室のなにげない日常日記

ピアノの先生でおばさんな「若芽」の、なにげない日記

ピティナ地区予選、終わりました

2013-07-02 23:08:47 | ピティナコンペティション
 すっかり月一更新が定着してしまっているなあ。でも、次から次へといろいろあって、本当に忙しいのよ。

 まあ、そんなことはよろしい。本題に行こう。
 ピティナの地区予選が終わった。ピティナのコンペに参加するのも5年目である。
 5年参加しても(5年参加したからか?)、ピティナというのは、どうしても雰囲気重視で大げさな表現をする子のほうが成績がいいというイメージが拭えなかったのだが、今回はちょっと違っていた。講評では審査員の先生方が軒並み、ハノンやツェルニー、それに片手練習をもっとするべき、などという基礎重視のことをおっしゃった。それにバロックとロマン派では演奏スタイルが全然違う、などなど。普段わかめが生徒さんに注意していることばかりである。
 去年だったかその前だったか、ピティナに関するエントリで、コンクールなんだからもっとテクニックを重視してもらいたいと書いたが、まさに今回はテクニック重視の審査結果だったと思う。特にC級とD級は、わかめの採点とほとんど同じ結果であった。

 審査員とこれほどまでに好みが同じだったのなら、さぞや良い結果が、と思われるかもしれないが、そんなに現実は甘くないのだ。
 C級の生徒さんのみが優秀賞で予選通過、A1級とD級の生徒さんは、努力賞いう結果に終わった(努力賞というのはピティナの正式な賞ではないようなので、全国的にあるのかはわからないが、上手なほうから、優秀賞、奨励賞、努力賞である)。
 今回は3人とも、去年より一つ上の級を受けたので、それなりに大変だったというのもある。
 D級の生徒さんは中学生になり部活が大変だったので、間際になってからの基礎練習が足りなかっただろう。
 小学2年生までのA1級では、いくらテクニック重視と言えども、まだまだ指が未熟なのだから、上の級とは少し基準が違うような気がした。どっちにしても、うちのA1級の生徒さんは、レッスンの時のようには弾けなかったので、この結果はいたしかたないと思う。
 ただし、個々の採点表の講評には、納得できかねる部分も少しあった。まあ、審査員も短時間で講評を書かなきゃならないのだから、大変だよね。
 そういう事も含めて、毎回書いていることだが、コンペの結果に一喜一憂する必要はない。コンペはゴールではない。ただの通過点なのだから。
 また、淡々と基礎を積み上げるのみである。