ピアノ教室のなにげない日常日記

ピアノの先生でおばさんな「若芽」の、なにげない日記

指がなまってる

2011-04-22 23:11:27 | ピアノの練習
 発表会で「くるみ割り人形」から4曲を生徒さんと連弾するので、セコンドの練習をしているんだが、イマイチ音にキレがないような気がする。特にスタッカートとかが。
 ピアノは自転車に乗るのと同じで一度弾けるようになれば一生弾き方を忘れることはないのだが(*)、やはり練習不足は如実に表れるものですな。
 というわけで、指がなまった時のハノンである。本日は取りあえず、音階とアルペジョを全調弾いてみた。それだけで、全然指のキレが違うねえ。しばらく続けよう。

 * 自転車に乗れるようになったら、たとえ10年乗らなくても乗ろうと思ったらすぐに乗れるだろう? なぜ乗れるのかというと、小脳が「自転車の乗り方」を記憶したからだ。こういった運動機能の記憶はすべて小脳に蓄積される。
 ピアノを弾く(素早く指を動かすとか思い通りのタッチで弾く)ということも「運動」なので、ピアノが弾けるようになったら「自転車の乗り方」と同じく小脳に記憶される。つまり、10年弾かなくても、少し練習すればピアノの弾き方を思い出せるのである。
 微妙なタッチの違いなども、小脳に運動記憶が定着するまで練習しておけば、いつでもそのテクニックを引き出しから引っ張り出して使えるという、素晴らしいメカニズムなのである。



ピティナ課題曲の選曲

2011-04-19 23:34:38 | ピティナコンペティション
 ピティナのコンペは、バロック、古典、ロマン、近現代の4つのスタイル(様式)にそれぞれ3、4曲の課題曲があって、地区予選には近現代スタイルとその他のスタイルから1曲ずつ計2曲を、地区本選には予選で弾かなかったスタイルから1曲ずつ計2曲を弾くことになっている。というわけで、一応地区本選のことも考えると、各スタイルから1曲ずつ選択しなければならない。
 3月中に決まればいいなと思っていたのだが、なかなか決まらず、結局、楽譜を5冊も購入してしまった。しかし、おかげで、B級は13曲中10曲、C級は13曲中11曲の楽譜を手に入れたので、心おきなく選曲できたと言えよう。で、ようやく予選で弾く曲を決定。

 ピティナにももちろん大震災の影響はあるだろうし、参加できなくなってしまった子どもたちも少なくないとは思うけれど、こういう全国的な子どもに関するイベントは、可能な限り普段通りに行うべきだと思う。大人の一年と子どもの一年は、全然違うからね。


左手が痺れて

2011-04-06 23:39:54 | 肘部管症候群
 先週の土曜日のお昼頃、レッスン(仕事)している最中に、なんと左手が痺れはじめた。辛うじてピアノは弾けるものの、じーんとしていて感覚が変である。まだ運動麻痺には至っていないようだが、かなりヤバイ感じだ。
 確か、何年か前にも4月の初めごろに左手が痺れたことがあったが、その時は気功の先生のところへ飛んで行って数日で良くなったような記憶が……。しかし、今回は気功の先生は休業中なので、自力でなんとかしなくてはならない。

 家族その1が、急に寒いからだろう、と言うので(確かにこのところ朝は氷点下である)、この冬はほとんどお世話にならずにすんでいたホッカイロを引っ張り出し、肩甲骨のあたりに貼り付ける。磁石も湿布薬も貼りまくる。それから、気功の先生に教わった「活元体操」なるものを真面目に行い、翌日曜日には、大震災以来行っていなかった温泉に行き、ついでにマッサージもしてもらった。努力の甲斐あって、現在は小指側の皮膚表面に多少の違和感がある程度にまで回復。ピアノも弾けるしパソコンのキーボードも問題なく打てる。

 実は、自分が本当に肘部管症候群なのかと疑問に思うのは、左手も突然右手と同じような症状(尺骨神経麻痺)になってしまうだけでなく、その症状が背中を温めると改善される、というあたりに引っかかりを感じるからなのである。だって、肘とは全然関係ないだろう? でも、整形外科の先生にはそんなことは言えないが。
 まあ、なんにしても、発表会も近いので、悪化しないように注意します。


恒例のホールの予約

2011-04-01 21:55:40 | 近況
 来年の発表会のために、ホールの予約に行ってきた。
 わかめたちの第1希望日は、来年は、市の行事とかでホールが使用できない日になっていたので、第2希望として考えていた2日のうちで、他の希望者がいない日を選び、無事にゲット。
 それにしても、今年の発表会もまだ済んでないのに、来年の発表会のホール取りっていうのも、なんだかなあ。と、毎年思う。