18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

リルラリルハとメッセージ

2006-11-18 08:54:14 | 音楽
 ラジオを聞いているときに、木村カエラの小特集があったので何気なく聞いていると、”リルラリルハ”が流れてきた。CMでも流れていたので、耳に違和感なく聴いていたが、この”リルラリルハ”。しっかりした滑舌が必要なこの言葉。意味は知らなかったが、このラジオで解説してくれていた。

木村カエラ自身は結構”口の利き方”に問題があるようで、平気でタメ口を使うそうなのだ。なんとなくそんなタイプの子だろうなぁと思っていたし、そういう世代特有の、”フィーリング”から生まれた言葉なのかなぁと思ったら、さもあらん。このリルラリルハは、Real Life, Real Heartなのだそうだ。

そう言われて、改めて曲を聴き直すと、確かにReal life , real heartだわ。

歌詞も、見直すとそれなりのメッセージ性を持っていて、なかなかいい内容だったりする。そうすると、木村カエラに対する見方もちょっと変わる。

ちょっとだけ、木村カエラの事を見直したのでした。

何がきっかけで、どんなふうに自分自身の事を見られているのかは、自分の想像を遙かに超えている場合が多い。でもそういういろんな人に、根も葉もない噂をされたり、偏った見方がされていても、いっつもまっすぐなメッセージを伝えていれば、いつかは理解してくれる人が現れてくれればいいと思っている。

回りの事を少しは気にするのは良いけども、振り回されないようにしなければならない。振り回されないようにするためには、自分自身の中で信じる何かを常にメッセージとして発信していかなければならない。

大それた事でなくてもいい。落ちているゴミはひろう。いつも整理整頓するというところからはじめればいい。どれだけ”悪い言葉”を使っていても、そういう行為を目にすると、”言葉ほど悪い人じゃないかも”とだれもが思う。それがメッセージなのだ。



ニューリリース3枚

2006-11-14 07:14:11 | 音楽
まずは、10月25日リリースのZARDの"ZARD Golden Best"。

セールスも好調で品切れ中のお店も多い様です。ZARDを知らない人もいるらしいのですが、このベストをきっかけに過去15年の楽曲に触れてもらえればと思っています。ウレシイのは武蔵川部屋の雅山関がZARDのファンだということ。11月1日のブログを見てください。雅山関のブログはこちら

 次は11月8日リリースの竹井詩織里のニューシングル"Like a little love"。竹井さんは若手シンガーソングライター。若いだけあって歌声は素直でまっすぐ。彼女のライブに一度だけ行きましたが、歌は上手い!


 この"Like a little love"は彼女の伸びやかな歌声が活かされた秋らしい良い曲です。


 最後に11月22日リリースの宇徳敬子の2年11ヶ月ぶりの新しいアルバム、”よろこびの花が咲く~True Kiss~”。宇徳さん再始動の一枚目と言ったところでしょうか。宇徳さんのライブにも何度か出かけましたが、歌に対してまっすぐな人だなぁといつも感じています。またもちろん”エンターテイメント”という面でもベテランの余裕を見せてくれる楽しいライブです。


 敢えてオリコンセールスの常連さん以外のアーティストを選ぶところが、マニアなのですが、彼女達のホームページやレコード店で聴いて是非購入してください。




子どもらしく、大人らしく

2006-11-13 23:53:49 | 
 自殺する子どもが増えている。いじめにあって孤独に耐えられないから?イジメた奴らへ困らせてやろうという気持?あるいは生きていても仕方がないから?いずれにしてもその当事者の周囲にはその心を聴いて上げる存在が無かったのだろうかと思う。
 
 虐待する親が後を絶たない。あっちでもこっちでも、母親、父親といった響きがもつ包容力などかけらも見られない。年齢ばかり重ねるだけで、精神はまったく成長していない。幼稚な存在のままで子どもの親になってしまった連中。親とは、子どもを育てるとはどういうことなのか?どこかで真剣に考える機会は無かったのだろうか?

 自殺する子ども、虐待する親。

 なんともねじれた社会になってしまったものだと思う。

 豊かさを誤解し、幸せを均一化し、落伍者と成功者を簡単な定義で決めつけてそれに対する疑問を抱くこともなく信じてしまう幼稚な社会。

 自らの価値観を奪われ、いつも誰かが決めた基準以上なのかが気になる未成熟な大人社会。

 あいさつすらろくに出来ない大人。東京の地下鉄や電車で、無言で人を押しのけて降車する紳士風のビジネスマン。これは大人のやることか?

 大人の持つべきマナーやエチケットをいつからか放棄してしまってから、大人は大人ではなくなった。子どもが本来もっている、異質を受け入れる許容性を奪い、異質に対してイジメを平気でする、大人の考えを刷り込まれたゆがんだ精神構造を持つ子ども。

 駄目なモノはダメだと教えられない大人、大人を敬わない子ども。

 子どもが子どもらしくない、大人が大人らしくないそんな世の中になろうとしている。誰かが停めなければならない。まちがっていようがいまいが関係なく、己の価値観を信じて。



学校なんて信用するな

2006-11-12 11:14:23 | 社会・経済
 どんどん出てきますなぁ、いじめ問題や履修科目問題。社会保険庁が腐った組織だと言われているのと同じで、学校も社会保険庁と同じ、”自浄作用”が働かない組織だから、解体再編だと言われても仕方ない。もちろん各自治体の教育委員会だとかも同じ。

 階層型組織は何しろ”腐る”ことが前提で存在していると考えるべきだ。階層型組織、すなわちピラミッド型では、上に行けば行くほど”守る”ことに力が働く力学構造になっているからだ。この力学を分かりやすく言えば、つまり上に行くということ=上に来るまでの実績を積み上げ守ることだからだ。こんな実績を積んだから、それがいまでもしっかりと”残って”だれもがその残ったものの恩恵を受けている。そうするとその人の価値があがる。そういう構造なのだ。いくら実績を上げても、もしその恩恵をだれも受けていない、あるいは一時的には恩恵を受けたがいまではだれも関係していないとなると、”過去の人”となるだけだ。

 だから守りたがる。

 こういう構造は、学校、教育委員会、日本スケート連盟、陸上競技連盟、高校野球連盟など枚挙にいとまがない。

 この構造は一概には悪とは呼べないが、少なくとも”善良”とは言い切れない。

 だから、そういう組織に子どもを預ける以上は、親としてもしっかりと権利を行使し、要求すべきことは要求しないといけない。いままでは、どれほど声高に叫んでみても、地元だけの問題になっていたが、いまの時代は、インターネットでことを明らかにしても、直接報道機関に告発してもいいのだ。

 「うちの学校ではいじめはありません。」という隠蔽体質は、その学校長や教育長が、”汚点”慣れしていない優等生でずっと来ている連中だから余計にその傾向が強くなる。

 子どもでも大人でも、一度”本当のことを言わない”とその後は連鎖的にウソを付き続けなければならなくなる。一度でも”うちの学校にはイジメはありません”と行ってしまった後の訂正はなかなかできない。そういう厳しさ、恥をかいて、ケジメを付けることにどれほどの、教育関係者が慣れているというのだ。普通のビジネスパーソンは、優等生も劣等生もみんな同じように失敗し、恥をかき、謝罪し、挫折し、でも前に進むしかない環境にいる。そんな厳しい環境にいても、階層型組織のなかでは、”官僚体質”になってくるのに、”優等生”の集まりのような学校で、真実や汚点が簡単にでてくるはずがない。

親はどんどん動くべきだ。先生達としっかりとした”冷静な”会話を繰り返さなければならない。学校なんて信用するに値しない、先生と言われながらも彼らは単なる優等生のなれの果て、かれらは何も出来ない連中と考えれば、自らが動くしかない。

親はもっと関与せよと石原東京都知事が行ったそうだ。文脈はわからないが、そのことばだけとれば大賛成である。