18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

学校なんて信用するな

2006-11-12 11:14:23 | 社会・経済
 どんどん出てきますなぁ、いじめ問題や履修科目問題。社会保険庁が腐った組織だと言われているのと同じで、学校も社会保険庁と同じ、”自浄作用”が働かない組織だから、解体再編だと言われても仕方ない。もちろん各自治体の教育委員会だとかも同じ。

 階層型組織は何しろ”腐る”ことが前提で存在していると考えるべきだ。階層型組織、すなわちピラミッド型では、上に行けば行くほど”守る”ことに力が働く力学構造になっているからだ。この力学を分かりやすく言えば、つまり上に行くということ=上に来るまでの実績を積み上げ守ることだからだ。こんな実績を積んだから、それがいまでもしっかりと”残って”だれもがその残ったものの恩恵を受けている。そうするとその人の価値があがる。そういう構造なのだ。いくら実績を上げても、もしその恩恵をだれも受けていない、あるいは一時的には恩恵を受けたがいまではだれも関係していないとなると、”過去の人”となるだけだ。

 だから守りたがる。

 こういう構造は、学校、教育委員会、日本スケート連盟、陸上競技連盟、高校野球連盟など枚挙にいとまがない。

 この構造は一概には悪とは呼べないが、少なくとも”善良”とは言い切れない。

 だから、そういう組織に子どもを預ける以上は、親としてもしっかりと権利を行使し、要求すべきことは要求しないといけない。いままでは、どれほど声高に叫んでみても、地元だけの問題になっていたが、いまの時代は、インターネットでことを明らかにしても、直接報道機関に告発してもいいのだ。

 「うちの学校ではいじめはありません。」という隠蔽体質は、その学校長や教育長が、”汚点”慣れしていない優等生でずっと来ている連中だから余計にその傾向が強くなる。

 子どもでも大人でも、一度”本当のことを言わない”とその後は連鎖的にウソを付き続けなければならなくなる。一度でも”うちの学校にはイジメはありません”と行ってしまった後の訂正はなかなかできない。そういう厳しさ、恥をかいて、ケジメを付けることにどれほどの、教育関係者が慣れているというのだ。普通のビジネスパーソンは、優等生も劣等生もみんな同じように失敗し、恥をかき、謝罪し、挫折し、でも前に進むしかない環境にいる。そんな厳しい環境にいても、階層型組織のなかでは、”官僚体質”になってくるのに、”優等生”の集まりのような学校で、真実や汚点が簡単にでてくるはずがない。

親はどんどん動くべきだ。先生達としっかりとした”冷静な”会話を繰り返さなければならない。学校なんて信用するに値しない、先生と言われながらも彼らは単なる優等生のなれの果て、かれらは何も出来ない連中と考えれば、自らが動くしかない。

親はもっと関与せよと石原東京都知事が行ったそうだ。文脈はわからないが、そのことばだけとれば大賛成である。
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿