18年にもなりますか

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命ひとつ

2006-08-02 00:34:45 | 
 19歳の女子大生が、飲酒運転の車に轢かれて死亡。運転していた被告と、飲酒を停めなかったその友人が罪に問われるというニュースが流れていた。交通事故死という定義だけでも年間2万人前後の人が死んでいる。でも、これはあきらかに「殺人」なのだと言うことを改めて認識した方がいい。

 亡くなった女子大生の両親にしてみれば、娘が生まれて19年間、叱ったり、泣いたり、笑ったり、褒めたりしながら、育ててきたはずだ。子供がいるからこそ家庭が家庭らしくなりたち、家族が家族としての絆をしっかりと結びつけてゆくのだ。

 そしてこれから将来どんな仕事に就こうかという希望に満ちあふれた未来を描いていたかもしれない。

 ところが、「飲酒運転」の「交通事故」が彼女の将来を奪い、彼女の両親からは、家族も家庭も、そして将来をも奪った。

 飲酒運転による交通事故。

 モノが満ちあふれるこの時代にあって、もはやなんの新しい響きもない。感覚がマヒしているのかもしれない。この「飲酒運転による交通事故」。やはり懲役はもっと重くすべきだ。「すみません、ごめんなさい」で済む問題ではないのだから。

 想像してほしい、19年育ててきた娘が、飲酒運転の車に轢かれて死亡する。

 両親の思い。死亡した本人の無念。人の死は多くのモノを奪う。人の死は取り返しようがないものも奪う。多くのモノを奪い、取り返しようのないものも奪う。それに対する償いは、徹底的に重くすべきだ。

 繰り返し書くが、「スミマセン、ごめんなさい」では決して済まないのだ。


 

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