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詐欺の手口いろいろ

2004-12-08 02:52:21 | 
 「おれおれ詐欺」があいつぎ被害が絶えない。しかしこの手の詐欺の手口は今に始まったわけではない。警察や裁判所、病院、弁護士など、普段接点の無い職業の人からの電話はまず疑うこと。「ご主人が・・・」とか「お子さんが・・・」とか、さまざまなシナリオで挑んでくるから本当に要注意である。そんな時は、まず落ち着くことが大事。

 「奥さん落ち着いて聞いて下さい」なんて言う電話がいきなりかかってくると、落ち着くよりも「何があったんだろう」とまず脈拍数は挙がっている筈である。そんな時は緊張して、唇が渇いていて、指先が緊張で冷たくなっている筈だ。電話口には、必ず、「指先、冷たいか?」と書いた紙を貼っておこう。それが読めればまず、落ち着くきっかけを掴めるのだ。そしてきちんと相手の素性を確認しよう。警察なら、どこの警察署の何課か、署長の名前や、警察署の所在地、弁護士ならなんという弁護士事務所の何という人か、またどの弁護士会に所属しているのかその地区の弁護士会の会長はだれかを聞く位でいい。病院なら院長の名前、病院の所在地も必要だろう。ただ単純に聞き出すのでも構わないが、こちらからかまをかけてもいいのだ。どうせそんな電話は大概は嘘だから、「うちの主人は、そこのxxxx課に勤務していて、xxxx課の課長のxxxxさんと同期なのですが・・・。」という位やればいい。

 あと、まずどんな場合でも、いきなりお金を振り込めというのはあり得ない。例え事故の加害者になったとしても、お金を工面するというのは常識的にいって、事故発生直後であるはずがない。そういうときは、お金を持参しますと言うべきだし、例えば、知り合いの弁護士と一緒に行きますと言って、どこへ行けばいいかを聞くというのでも構わない筈だ。

 相手がいわゆる組関係の方と名乗っているのであったらなおさら一人で行くべきではない。知り合いに弁護士がいるいないに関わらず、弁護士と一緒に行くというふうに受け答えをすべきだ。

 本当にどうしても心配な場合は、警察に通報してみるのもいい。遠慮無く警察をもっと利用すればいい。

 詐欺電話にひととおりの対応をしたならば、その問題を起こしたとされる、ご主人や子どもの消息を確認する。詐欺だとわかったならば、指定された振込口座の名義人や、電話の着信履歴に残った番号をすべて警察に届ける。それだけである。

 夫婦の間、親子の間でお互いの消息を確認しあうことが大事である。それぞれの勤務先や学校、友人関係の連絡先などをきちんと渡しておいて、そんな電話があった場合、例え直接消息が確認できなくても、関係者に電話しているうちに落ち着いて物事を考えられるようになるはずである。 

 いわゆる「おれおれ詐欺」以外にも人をだましてお金を振込ませたり、クレジットカードの番号や暗証番号を聞いたりする詐欺はたくさんある。ネット上で実際にあった具体例を書くと、それをもとに同じ事をされても困るので敢えて書かないが、直接個人宅に電話をかけてこないで詐欺をやられるケースもあるので本当に注意が必要である。




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